【インテリア特集】第4話:朝起きて、服を着替える。毎日のルーチンをハッピーにする、6畳の衣装部屋。
編集スタッフ 二本柳
写真 米谷享
ヴィンテージ好き、浅田夫妻のインテリア。
インテリア連載vol.07は、浅田拓郎さん、ちひろさん夫妻のご自宅を訪れます。
アパレル会社でMDを務める拓郎さんは、学生時代から大のヴィンテージ好き。暇さえあればインターネットをチェックしているというほど、家具選びには余念がありません。
そんなご主人に感化されたと話す奥さんのちひろさんは、結婚後にヴィンテージ雑貨のウェブショップ『サルトリア ライフ』を運営。笑顔が素敵な、ふんわりとした印象のちひろさんですが、セレクトする雑貨はどこかシャープでかっこいいものばかりです。
第4話では、取材当日もかなりテンションが上がってしまった、美しすぎる衣装部屋をご紹介します。
(※登場するアイテムは、全て私物です。過去に購入したものを紹介しているので、現在手に入らないものもございます。どうぞご理解、ご了承いただけると幸いです)
第4話
衣類の収納スペース
ハンガーラック:「UDATSU IRON WORKS」、ハンガー:「IKEA」、スチールラック:「北島」
業務用のスチールラックが大正解!
浅田さん夫妻はともにファッション系のお仕事出身。ご主人の拓郎さんは、今もアパレル会社のMDとして活躍しています。
そんな浅田家には、洋服がたくさん!だから衣類の収納には、贅沢に6畳の部屋をまるごと使うことにしたそうです。
「もともとあった備え付けのクローゼットに加え、ラック類を活用しながら収納しています。
スチールラックはとあるセレクトショップで見つけたものがとてもかっこ良かったのですが、あまりに高くて。もっと他にないかと探して見つけたのが、『北島』という業務用スチールラックを扱う通販でした。
業務用だからお値段も手頃。余分な装飾が一切なくて、それがまたかっこいいんですよね」(浅田さん)
朝、起きて服を着替える。毎日のルーチンがハッピーに。
浅田さんの衣装部屋は、「工業的なテイスト」がテーマ。
元からついていた床の絨毯は潔くはがし、むき出しのコンクリートにクリア塗装を施しました。
また壁に目をやれば、拓郎さんが14歳で初めてジーンズを買った時にもらったという思い出のポスターがかけられています。
誰に見せるでもないスペースなのに、何故そこまでこだわるのでしょう。
「毎朝起きて、ここで着替えていると、なんかテンションが上がるんです。自己満足のスペースですね(笑)」(浅田さん)
床の絨毯ははがして好みのテイストに。
ちひろさんが昔使っていたバレエシューズを飾りに。
拓郎さんが初めてジーンズを買ったときにもらった、「Levi’s」のポスター。
拓郎さんのお父さんが昔愛用していたという、年季の入ったトランク。
備え付けのクローゼットでは「無印用品」のポリプロピレンが大活躍。
全4回にわたってお届けしてきたインテリア連載vol.07は、これにて完結です。
私にとってヴィンテージ家具は憧れの存在。
いつか我が家にも取り入れたいと思いながら、テイストが合うのかどうかイメージがわかず、手を出せずにいました。
でも浅田さんのご自宅にたくさんのヴィンテージが並んでいるのを見ていると、時を経てきたものの温もりや優しい風合いはやっぱりステキだなあと……小さなものから取り入れてみたいなと思いました!
これからもインテリア連載は続きます。次はどんなご自宅を拝見できるのでしょう?
次回もどうぞお楽しみに。
(おわり)
もくじ
こちらも合わせてご覧ください
浅田拓郎さん、ちひろさん
ともにアパレル会社で働いていた拓郎さん、ちひろさんご夫妻。ちひろさんは2007年にファッションの仕事を辞め、現在はヴィンテージ雑貨を扱うウェブショップ『SARTORIA LIFE(サルトリア ライフ)』を運営。日常をspecialなものにしてくれるような雑貨、アクセサリー、家具などを紹介している。http://sartoria-life.com/(Instagramアカウント:@sartoria_life)
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