【はじめよう、グリーンのある暮らし】第2話:置いて楽しむ、ひと工夫

編集スタッフ 岡本

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グリーンライフの始め方、全3話でお届けしています。

2話目は、植木鉢を使ったグリーンインテリアをご紹介。お部屋に置くだけで癒し効果がありますが、よりステキに見せるには?少し工夫するだけで、グリーンたちもイキイキと見えるもの。

意外と簡単で、とっても素敵な “鉢植えグリーン” の楽しみ方をお伝えします。

 


大事な心得は、森の中?


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家にひとつも植木鉢がない我が家。今回の “植木鉢で見せるグリーン” は本当に初めての挑戦です。どれをとっても分からないことだらけ……これは詳しい人に聞くしかない!ということで、店長、教えてください!

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店長佐藤のお家にはたくさんの植物がイキイキと過ごしています。たくさんあるグリーンたちがどれも元気よく育っているのに、どこか統一感があるんです。

きっと何か秘密があるに違いない、と話を聞いてみると本当に目からウロコの大事な心得がありました。

IMG_8962_1▲店長宅のダイニングはグリーンがいっぱい!

その心得とは「実際に森の中にいるときをイメージ」して配置すること。

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部屋にグリーンをひとつ置いたとき、それだけを「じっと見つめること」はあまりないと思います。お部屋全体を見て、その中にグリーンが置いてある。

全体像を見たときに、リアルな自然の中を連想できるかがポイントだそう。

店長佐藤
「実際の森の中って、ひとつの木の周りにまた違った植物があったり、上からツルが伸びてきていたり。お家の中でもそれを意識するとグリーンもイキイキして見えるし、そこで過ごす人もより自然に近い感覚を味わえる気がします。

自然の中にあるリズムを意識して、置いてみましょう!」

 

まずは置き場所を考えて、鉢植えひとつからスタート!

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どんなグリーンを選び、どう飾るかの前に「お部屋のどこにグリーンを置きたい?」と店長。

いつもくつろぐソファの近くか、TV周りか、窓辺のぽっかりあいたスペースなのか……。

よくある「窓辺」の場合、カーテンを開け閉めするときに鉢が邪魔にならないよう、小さなテーブルなど高さがあるところに置くのがオススメだそう。

店長佐藤:
「下へ伸びる形のグリーンの鉢植えを、テーブルに置いて窓辺へ。ポトスのようにボリュームや動きがある鉢植えなら、1つだけでもあまり寂しい感じがしませんね。

毎日の成長はもちろんだけど、差し込んだ日差しを受けて、床に映される葉っぱの影もまた、惹かれるものがあります。まずはひとつ、窓辺に置くところから始めてみてはいかがでしょう」

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部屋のかたすみに自然の緑を

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本当にひとつ置くだけでもお部屋の印象が変わることが分かって、ますます楽しくなってきました!でももう少し “自然の森” に近づけてみたいなあ。

店長佐藤:
「じゃあ今度はいくつかの鉢植えを置いてみましょう!」

本当の森の中には、高い木があったり足元にはこんもりとした別の植物があったりと様々な方向から緑を感じることができます。そのことを意識して……。

出来上がりました!

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テーブルなど高さを出した場所には下に伸びるツル科の植物を。足元に2つ、別の植物を置きました。これだけでは高低差がありすぎるので、植木鉢スタンドを使って中間の高さにもうひとつグリーンを配置。これでなだらかなリズムが生まれましたね!

高さを出すと素敵に見えるのか、ということで植木鉢スタンドの高さをもう少し高いものに変えたらどうだろう?

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店長佐藤:
「こうするとテーブルの高さと同じになってしまって、せっかくのリズムがなくなってしまいそう。等間隔や同じ高さがきれいに見えることもあるけど、今回は自然の中をイメージしているから低いスタンドの方がステキだと思います」

確かに、低いスタンドの方がテーブルとグリーンの間を埋めて自然に感じますね。

 

お掃除のときも邪魔にならない!テーブルを使った飾り方

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ただ床に鉢植えを置くと、お掃除のときにずらさなければならなかったり、こすってフローリングを傷つけてしまいそうで心配に。テーブルの上だけでできるステキな置き方を聞いてみました!

店長佐藤:
「テーブルの上も同じことを意識すれば大丈夫ですよ!

背が高く、上に伸びていくものと、下に伸びていくものを置いたりして高低差を意識してみましょう。鉢すべてが同じ雰囲気だったり、違う色や質感だとイマイチな印象になりがち。今回は奥の2つの色味を合わせて、手前に置いた水色をアクセントにしました。

グリーンだけじゃなく、鉢植えもリズムが大切かな思います」

 

 鉢植えを置くときのポイント

・ “自然の森” を意識して、グリーンを配置する

・ひとつの場合は、テーブルなどで高さを出し、下に伸びる植物を置いて動きを出す

・複数置く場合は、高さを変えて森の中を再現

・テーブルにまとめて置く場合は、たとえば3つの鉢植えのうち1つだけ質感や色を変えるとアクセントになる

前回のお花を迎える編でも意識したこと「高さや質感でのリズム」ですが、今回は “森の中” という新しい発想が大切ということが分かりました!

 

置いて楽しむ!スターターセット

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サイドテーブル>>
シンプルなデザインでどんなインテリアにもマッチする、万能なアイテム。脚は木製なので、グリーンとの相性も良く、温もりを感じられます。

小さめ植木鉢>>
スタンドにすっぽり収まります。ななめのブラックがアクセントになり、スタイリッシュな印象。小ぶりなのでテーブルに置いてもちょうどよいサイズです。

ぽってり植木鉢>>
白と茶のバイカラーと、まあるいフォルムがかわいらしい。底穴がないのでプラスチック製の植木鉢をそのまま入れられます。

植木鉢スタンド>>
植木鉢をほどよい高さに持ち上げてくれる便利なアイテム。すっきりとした作りでも安定感があり、グリーンの配置を一味違ったものに変えてくれます。

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観葉植物はお花と違って揃えるものがたくさんあると思っていましたが、意外にも揃えたものはこれだけ!さらにお好きな植物をゲットすれば本格的なグリーンライフの始まりです。

今回はいよいよ、大きな一歩を踏み出しました!これはハマりそう……早くも未来の緑あふれるマイルームを夢見て、またチャレンジしてみたいことが浮かんできました。

次回は個人的にも憧れている「吊るすグリーン」をお届けします。あのお部屋のグリーン、どうやって飾っているのかな?どんな道具が必要なんだろう?同じように気になっているみなさんの疑問を少しでも解決できると嬉しいです。

引き続き、ぜひお楽しみに。

(つづく)

 


 

もくじ

▽グリーンライフにおすすめのアイテム、たくさんご用意しています。green_link(550×226)_2

 


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