【料理家さんの定番レシピ】調味料いらず!作り置きの「塩豚」でつくる大根煮のレシピ
編集スタッフ 津田
たっぷり作り置きできる!
「塩豚」レシピをご紹介
シンプルな材料と簡単な手順で人気の、料理家・フルタヨウコさんに教わる定番レシピの連載です。
テーマは、なす・豚肉・ネギという定番食材をつかった「作り置きレシピ」。下味がついているので、そのまま焼くだけなどシンプルな調理法でも美味しく、ほかの料理へのアレンジが幅広いのも魅力です。
前回に引き続き、「塩豚」のレシピをご紹介。常備菜の定番ですが、フルタさんならではのアレンジを教わりました!
「塩豚」の作り方
豚バラブロック…お好みの量
塩…豚肉の5%
水気をふいた豚肉に塩をすりこみ、クッキングペーパーで2重に包んでから、さらにラップでしっかり包んで冷蔵庫で保存する。半日ほど置いたら料理に使え、日持ちは1週間ほど。
塩豚をつかった「大根煮」のレシピ
材料(2人分)
塩豚…300g
大根…1/4本
しょうが…ひとかけ
和からし…お好みの量
<下準備>
・大根(1/4本)は皮をむき、食べやすい大きさにカットしておく。
・しょうが(ひとかけ)は皮をむき、薄くスライスしておく。
作り方
[1]塩豚(300g)の水気をよくふきとって鍋にいれ、沸騰したお湯をお肉がかぶるくらい入れる。
[2]1を弱火にかけ30分以上、アクを取りながら茹でる。火が通ったら火を止め、粗熱がとれるまでそのままにしておく。
[3]茹で塩豚を取り出して、食べやすい大きさにカットしたら、大根としょうがと茹で汁ともに鍋に戻し、中火にかける。沸騰したら弱火にして大根に火が通るまで20分以上煮こむ。
[4]塩豚と大根を器にもりつけて煮汁を少しかけ、和からし(お好みの量)を添える。
フルタさんの、ひと言アドバイス
フルタさん:
「塩豚はラップに包んだ状態で、冷蔵庫で1週間ほど保存できます。ドリップ(水分)が出てきたら、ラップを外しキッチンペーパーを取り替えて、もう一度しっかりとラップで包み直してください。
手順2までつくると、常備菜の「茹で塩豚」が出来上がります。写真のように茹で汁ごと保存容器に入れておけば、この状態で2〜3日保存することも可能です。
以前に茹で塩豚レシピをご紹介した時は塩が6%でしたが、今回はいろいろアレンジをきかせるので、塩分少なめの5%にしています。
茹で汁も旨味がたっぷりなので、野菜や卵を加えてスープにしたり、ごはんや麺類とあわせたり、余すところなく使ってくださいね。
この大根煮は、塩豚につけた塩気だけで味付けするレシピなので、ほかに調味料はいりません。煮込む時間を長く取れないときは、手順3で茹で塩豚を小さめにカットするといいですよ。夏から秋にかけての時期には大根のかわりに冬瓜でつくり、冷やしたものもおすすめです」
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フルタヨウコ(料理家)
デザイン関係の企画編集、執筆、写真を手がける一方で、ケータリングを開始。オリジナルジャム制作の他に料理やイベント出店なども行う。現在はKURASHI&Trips JAM LABORATORYでのジャムプロデュースを務める。http://home-home.jp
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