【インテリア特集】第4話:「お家をつくる」でたのしく片付け♪子供部屋のインテリア

編集スタッフ 二本柳

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整理整頓で手に入れた!快適な家づくり。

インテリア連載vol.08は、ライフオーガナイザー・鈴木尚子さんのご自宅を訪れています。

出身でもある神奈川県に建てた一軒家で、家族4人暮らしの鈴木さん。

出産を機に家で過ごす時間が増え、それまで苦手意識のあった 「整理整頓」 とあらためて向き合うようになりました。

家族みんなが気持ちよく過ごせるように、まずは “お母さん” である自分がイライラしないように。そのためのすっきり片付いたインテリアには、心地よく暮らすためのヒントが詰まっていました。

最終話となる第4話では、9歳の長女と13歳の長男それぞれの子供部屋についてご紹介いただきます。

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(※登場するアイテムは、全て私物です。過去に購入したものを紹介しているので、現在手に入らないものもございます。どうぞご理解、ご了承いただけると幸いです)

 


第4話
ワクワク&すっきりの子供部屋


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IKEAのランプを中心に、女の子らしい部屋づくり。

まずは長女のお部屋から。

女の子だったら誰もが憧れてしまいそうな、清楚でかわいらしいインテリアは、IKEAのランプが主役。

鈴木さん:
「長女が 『どうしてもつけたい!』 と1番に気に入っていたので、これを中心に全体の世界観がつくられていきました。

娘はパープルが似合うので、部屋のイメージを決めるキーカラーになっていますよ」

interior_naokosuzuki__Q9A0267シーツやカーテンは「ルドファン」でオーダーメイドしたもの。

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壁には、ハワイで買ったというフレームで飾り付けを。

フレームもこうして飾るとなんだか新鮮。写真や絵を引き立てるだけではない、新たなディスプレイの仕方を発見できました。

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「お家をつくる」 の考え方で整理整頓。

鈴木家では子供も率先して整理整頓をする、というお話を聞き、子供部屋の収納術についても話を聞いてみることにしました。

鈴木さん:
「娘と息子では性格がちがうので、片付けの仕方も変わります。娘の場合はというと、どうやら細かくわけた収納がたのしいみたいで。

彼女の場合は『片付けよう』 ではなくて、『モノにお家をつくろう』 という考え方なんですね。だからゲーム感覚で収納してくれて助かってます」

interior_naokosuzuki__Q9A0272引き出しの中身も細かく “家” ができていました。

interior_naokosuzuki__Q9A0278ぬいぐるみにも帰る “家” を与えます。

interior_naokosuzuki__Q9A0275クローゼットの中身も全てに “家” を。自ら洗濯物をとりこんで、ここへしまうのだそうです。

 

自分でディスプレイする長男の部屋。

つづいて長男のお部屋も拝見することに。

2つの窓から入る光がベッドに差し込んで、とても気持ちの良さそうなインテリアです。

interior_naokosuzuki__Q9A0283シーツ類はIKEA、時計はDULTONのもの。

勉強机の上にある棚には大小さまざまな雑貨が並べられ、ユーモアのある子供らしいディスプレイになっていました。

でもこの部屋は男の子ということもあり、母親でも普段はあまり入ることがないとか。

だから鈴木さん自身も 「いつの間にこんなものが飾られてる!なかなかセンスがいいかも?」 といった具合に、子供の成長をたのしんでいました。

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ちょっぴり面倒くさがり屋。だから収納にはひと工夫を。

先ほどの細かい収納が好みの長女とはまた違い、「どちらかというと面倒くさがり屋かも」 という長男。

それでも片づけはしっかり自分でするのだそうです。

その秘訣は収納棚の “ひと工夫” にありました。

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鈴木さん:
「ボックスを種類別に分けてポンポンと投げ込むスタイルは我が家すべてに共通です。

長男の部屋がちがうのは、ボックスの上の空間にかなりゆとりを持たせているところ。

スペースがもったいないような気もしますが、手を入れたときの動作がはるかにラクなんですよ」

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それはとても小さなことですが、ちょっとした動作のストレスを無くしてあげる工夫があるからこそ、鈴木家では子供たちが率先して片付けをする習慣が身に付いているのかもしれません。

ボックスに貼られた “game” や “fish” のラベルにも、そんな鈴木さんのひと手間が感じられました。

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全4話にわたり、ライフオーガナイザー・鈴木尚子さんのご自宅をお届けしました。

家にいる時間が長かった専業主婦時代の 「どうしたら気持ちよく過ごせるんだろう?」 という自問からスタートした、片付けのしやすい家づくり。

そこには、子供の書類に習い事のグッズから、ご主人の趣味の道具、ご自身の仕事道具まで……けして少ないとは言えない家族4人分の “モノ” をいかに心地よく整理整頓するかの工夫が詰まっていました。

すっきりしているのに、なんだか温かい。

そんな暮らしに近づくためのヒントが見つかったような気がします。

次回はどんなお家が登場するのでしょうか? 今後のシリーズもどうぞお楽しみに!

(おわり)

【写真】木村文平


もくじ


 

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鈴木尚子(ライフオーガナイザー)

「SMART STORAGE!」 代表。神奈川県鎌倉市に生まれ、現在は横浜市に家族4人で暮らす。前職ではアパレル企業でデザイン、企画に携わり、出産を機に専業主婦へ。そこで苦手だった片づけに向き合うようになり、本格的に整理収納の仕事をはじめる。現在は、半年先まで予約が取れないライフオーガナイザーとしても話題になるほど。著書に 『もっと心地いい暮らし』(中経出版) 『賢いクローゼット』(宝島社) など。

▽鈴木尚子さんの本はこちらから!


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