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【ノルウェー日記】家の中はまるで天国な、ノルウェーの暖房設備。
ライター 桒原さやか
ノルウェーにも本格的な冬がやってきて、外に出るのが億劫になってきました。
最近は気温もマイナスの日が続いていて、湖は一面凍ってスケートリンクになり、週末になると家族連れで賑わっています。
葉っぱも植物もすべてが凍っている、まるで氷の世界。
映画「アナと雪の女王」はノルウェーが舞台の映画なのですが、すべてが凍りついている世界を見ていると、魔法で凍らせてしまったんじゃないかしら……なんて、そんな想像をしてしまうのも、なんだかわかります。
と、ここまで書いていると、寒い国での生活は大変だなあと思うかもしれません。
たしかに一理あるのですが、家の中に一歩はいれば、実は天国なんです。
1日中ぬくぬく暖かい、ノルウェーの家。
さすが北欧!家の中はすばらしく暖かいのです。
スウェーデン人の夫からは「日本の家の中は、けっこう寒いよねぇ」と言われたことがありました。寒い気候の北欧の人が何を言っているのだ!と思っていたのですが、ノルウェーに住んでみてその理由がようやくわかりました。
こちらは暖房の設備がしっかりしています。家を暖めているのは、主にヒーターと暖炉と床暖房。
わたしの住んでいる部屋は暖炉はついていないのですが、ヒーターだけでしっかり家中暖まります。窓が三重になっていて、外の冷たい空気がはいらないのも理由のひとつなのでしょうね。
そしてヒーターは、基本一日中つけっぱなしです。
誰も家にいないのに、ヒーターをつけるなんてもったいない!と思ってしまいますが「水の配管が凍ってしまうこともあるから、ヒーターは消さないでね」と大家さんに言われました。
ということで、ただいま!と家にはいった瞬間から、家の中はぬくぬく暖まっています。真冬だって家の中では、半袖で過ごしている人もいるほどなんです。
北欧の家の中は、一日中あたたかくて心地いいんですねぇ。
それでも、家の中で唯一寒い場所がある?
家に一歩はいると天国みたいな、ノルウェーの家。でも唯一、寒い場所があるのです。
それは「寝室」です。
寝室にはヒーターもなく、暖房の設備は何もありません。部屋にはいるとキーンと冷たい空気。外にいるみたいに寒いのです。
というのも、ノルウェーでは「新鮮な冷たい空気が睡眠には一番よい」と考えられているそうなんです。寒い真冬でも寝室の窓をすこし開けて、外の空気を家の中にいれながら、寝ている人もいるのだとか。
朝起きると冷たい空気を肌で感じて、まるで外で寝ているような感覚です。自然が大好きなノルウェーの人らしいなあと思います。
でも、そういえば、最近はよく眠れているような……?
新鮮な空気の効果でしょうか。もうすこしノルウェー流快眠術を試してみようと思います。
ライター 桑原さやか
『北欧、暮らしの道具店』で、お客さま係として6年間働いていた元スタッフ。旅が好きで、冬の旅行で訪れたノルウェーの北極圏にある町、トロムソに一目惚れ。スウェーデン人の夫と共に、2016年6月より移住をはじめている。
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