【年内最後の店長コラム】だれかの影響を受けるのは恥ずかしいことなのか?について。

店長 佐藤 店長 佐藤

diary_photo_161216_2▲青山に集合した「おしゃツアー」メンバー。左からバイヤー佐藤、コーポレート筒井、デザイナーほほかべ

女同士でショッピングって、あり?なし?

「女同士で連れ立って、買い物に出かける」。20代の頃から、わたしが苦手とすることのひとつです。

特に洋服を買うときは、ひとりでお気に入りのショップを勢いよく回って、だれにも気を遣わず済ませたい。

それが先日、ひょんなキッカケから今期入社のスタッフたちと一緒に洋服を買いに行くという奇跡がありました(笑)

 

脱マンネリ!客観的な視点がほしかった。

経緯はこうでした。ある日、ランチに出ようとオフィスがあるビルのエレベーターに乗り込むと、今期入社のスタッフ何人かと一緒になりました。

コーポレートグループ筒井:
「わたしたち今度、ほほかべさんに青山おしゃツアー(おしゃれツアー)に連れて行ってもらうんですよ!」←自慢モード

ほほかべというのは、今期、デザイナーとして入社したスタッフで、ファッションが本当に大好き。クラシコムのなかではファッションリーダーということになっていまして、それゆえ「ほほかべパイセン」などと呼ばれることもしばしばなんです。

バイヤーたちも洋服を仕入れるときなんかは「ほほかべさーん」と意見を聞きに行ったりすることもあったりします。

わたし:
「なんだなんだ、そのおしゃツアーというのは!うらやましいな、いいないいな。わたしもほほかべパイセンに洋服えらびのこと教えてもらいたいな」

デザイングループほほかべ:
「え?じゃあ、店長もきます?」

せっかく新スタッフだけで行く「青山おしゃツアー」ですから、ここは普通の上司ならば遠慮するところだと思うのですが(笑)、どうしても行きたかったので「ぜひぜひ!」となりました。

どうしても行きたいと思ったのは、最近自分の洋服えらびの目線がマンネリになってきているなぁと感じることが多かったから。

自分とはインプットしている情報の質や量も、年齢も、感度も異なる人と一緒に買い物に行ってみることで、目線の幅や深さを広げる体験をしてみたかったのです。

 

テーマは「いつも着てそうだけど、いつもとは違う」。

diary_photo_161225_3(トップス、ボトム、ネックレスすべてCOS)

「青山おしゃツアー」の成果がこちらになります↑

「いつも着てそう」という突っ込みもありそうなんですが、ボトムの色合いやディテール・丈感は今まで一着も持っていなかったタイプのものですし、ニットも後ろがフレアシャツっぽいコンビネーションになっていたりと、自分にとっては「ちいさな新しさ」が含まれています。

diary_photo_161225_1

大ぶりのアクセサリーもボトムの色合いにあわせてコーディネートしてもらいました。

お店で黒ニットに手を伸ばしていると「店長!そういうフリルがついたニット、このあいだ着てたじゃないですか!」と突っ込まれ棚にもどすよう指示されたり(笑)

ほかにも「こういうワンピースだったら、今年はキャメルのタイツを履くとかわいいかも」とか「このボトムだったら靴下は白で、エナメルシューズとかもありですねー」とか、ワクワクするようなアドバイスをたくさんもらいました。

年齢を超え、立場なんかも超えて、お互いに影響し合えることの清々しいことよ!

 

「影響を迎えに行きたい」。

diary_photo_161215_1 ▲実は青山に着いて5分でこの大きなカゴを買ってしまって。「おしゃツアー」中、ずっと持ち歩きました。

誤解をおそれずに書くと、私たちが携わっている仕事は、モノやコトを通じて「だれかの生活に影響を与える」 ことだと思っています。

「与える」なんて書くと偉そうに聞こえてしまってイヤなのですが、少なからず小さくてもいいからそれが「良い影響」になることを心から願って仕事に向かっています。

だとすれば、私たちのもうひとつの大切な仕事はなにか?

それは自分も「良い影響を迎えに行く」人であろうとすることなのではないかと。

積極的に影響を受ける。だから影響をこちらから「迎えに行く」。

影響を受けるときの面白さや快感ふくめて自分が体験していなければ、だれかに「良い影響」を及ぼすためのアイデアは思いつけないような気がするのです。

世の中では時として、誰かの影響をすぐに受けるというのは恥ずかしいこと、ダサいことと評される場合もあるのかもしれません。

でもわたしは「自分のモノサシをもつこと」と「影響を受けること」は相対するものではないと信じています。

誰かの影響を受ける→自分が広がったり深まったりする→自分たちの店で次はこんなことをしてみたい・こんなモノも売ってみたいという好奇心がわく→好奇心にしたがってやってみる→すると自分たちの店から今度は影響を受けたりもして暮らしや装うことが楽しくなったりもする。

これからも、このサイクルを健全に保ちたいと思っています。

気づけば「光陰矢のごとし」でして、今年最後のコラムになりました。

来年2017年も積極的に影響を迎えに行き、よいと思ったものはお店に反映し、もしかしたら自分たちの店から影響を受けちゃうことも引き続きあるのかもしれません。ファッション関連のモノやコトにも引き続き幅を広げていきますが、「暮らしの道具」を代表する雑貨もバンバン紹介していくつもりです。

オリジナルブランドの展開にも勢いをつけます。

いつも当店を利用してくださっている方から、それらのどれかについて「良い影響である」と評価していただけるよう、来年もスタッフとともに全力を尽くします!

今年も本当にありがとうございました。どうぞ良い年をお迎えください。

 

 


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