【スタッフの愛用品】身長の低い私でも、高いところにらくらく届くフォールディングステップ(2段)
デザイナー波々伯部
「高いところ」が私の悩みのタネでした。
できれば作りたくない家の中のデッドスペース。
今住んでいる家も、前に住んでいた家も、遡れば実家でも。身長149cmの私にいつも決まってできるデッドスペースは「高いところ」。
作り付けの収納をうまく使って家の中を過ごしやすくしたい!とは思うものの、作り付けの収納の高さが自分の身長に合わなくてなんだか使いにくい。
そんな悩みを解消したくてフォールディングステップ(2段)を迎え入れました。
目が届く、手が届く、が収納場所を広げてくれる。
左:手前の方しか見えず、奥には何も置かないようにしていました。
真っ先に浮かんだデッドスペースはキッチンの吊り戸棚。
手前の方しか見えず、奥に追いやられたインスタント食品が賞味期限切れ……なんて失敗もしばしば。
椅子を脚立代わりに使っていましたが、持ち運びが重くて面倒なのと、足場の不安定さから使用頻度は低く、うまく使えないスペースになってしまっていました。
フォールディングステップを使ってみてまず思ったことは、奥まで目が届くので何をしまっているか把握しやすいということ。そして手の届くところが広がったことで、収納スペースがぐっと増えた気がします。
2段目のステップに上がれば、上の棚の一番奥まで手が届きます。最初は「一番上はちょっと怖いかな?」と思っていたのですが、足元がしっかり安定しているので安心して2段目まで上がれました。
本当にぴったり収まって見えなかったので少し引き出してみました。
使わない時は畳んでキッチンの後ろの食器棚とスチールラックの隙間にしまってすっきりと。木目調なので隣の食器棚とよく馴染み、嫌な存在感を感じさせません。
広げて置いていても気にならないデザイン。
使用頻度の高いキッチンでもっと活用できないかと考えてみたところ、低いところにもデッドスペースが。
キッチンの一番奥、冷蔵庫と壁の間にあった微妙な場所を「ちょい置きスペース」にしてみました。
元はキッチンの掃除アイテムをカゴに入れて置いていただけのところに、フォールディングステップの足を広げて置き、上にはよく見るレシピをスタンバイ。ここなら調理の邪魔にならずに、レシピを確認できます。
煮込み料理の合間にはここに座って、「今度は何を作ってみようかな」とレシピをパラパラなんて時も。
我が家は家の中にブラウンやネイビーなど、落ち着いた色が多いので、広げて置いていても違和感なく馴染んでくれるのも嬉しいところ。今度はグリーンを飾ってみるのもいいかも、とキッチン以外でも活躍の場が増えそうです。
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