【スタッフコラム】はじめてのイチゴ畑。しゃがんだ先に見えたもの

いくつになっても、はじめての体験には心がはずむもの。つい先日、人生初の「イチゴ狩り」に挑んできました!
参加メンバーは私と3人の姉、それに各々の家族、総勢15名という大所帯でした(笑)。
人の誘いには乗っかるもので、自分の選択肢にないイベントに、想像以上に気持ちが昂ぶってしまって。子どもたちより誰より楽しんでいた気がします。
小さな森に迷いこんだよう……

花や実をつけた数多の株が、自由にツルを伸ばして、まるで小さな森のようなイチゴ畑。
熟れたものもあれば青々とした果実もあって。そのかたわらで白い花々が、蜜蜂を待つように咲いていました。
地面からおそよ70cmくらい、しゃがんだ視線の先に広がるそんな景色はとても新鮮……。イチゴの一生を垣間見たような、感慨深い気持ちすら芽生えてきて。
娘の見ている世界はこんな感じなんだと、今さら気がつきました。
▲つかみきれないほど大きなイチゴを不思議そうに見つめていました
そして何より、もぎたてのイチゴのおいしいこと!ひと口ほおばると、ハッとするほどの甘みとほのかな酸味が口に広がって。鼻を抜けるさわやかな香りを、今も忘れることができません。
小さな森を一周する頃には、イチゴですっかり満腹に(翌日、娘の体はどこからともなくイチゴの香りを放っていました)
この味を忘れたくないので、もう今年はイチゴを食べないぞと決めました(笑)
空の下だから見えるもの、感じること

イチゴ畑のまわりには、平日に見落としてしまっている景色や感情がたくさんありました。
空の下に立つって心地いいなあ、大切なことだなあと、晴れやかな気持ちに。
▲近ごろ仕草が女子っぽい娘。バッグでもぶら下げていそうなポーズ。私は追っかけカメラ小僧みたい
▲スイセンもい〜い香りでした
そんな矢先、突然目の前に現れた、見たこともない大きな鳥。まるで飾り羽のないクジャクのようです。あとで調べたら七面鳥だとわかりました。
そういえば小さい頃に通っていた幼稚園で、七面鳥を飼っていたはずなのに。
おやつに食べた大きな卵の味は覚えていても、その主の姿形は忘れていました。

今日のことを思い出すときも、まっ先に濃厚ながら、さっぱりとしたイチゴの味がよみがえるのでしょうか。
いつも野菜を細々使って、なかなか一度に消費しきれない私ですが、明日からは早めに食べきることにしましょう。
だってもぎたては、あんなにおいしいのですから……

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