【3周年記念特集】見てみたかった!店長佐藤、「ほんとの」ジャムのある暮らし
バイヤー 山根
KURASHI&Trips JAM LABORATORYは3周年を迎えました。私たちはそのことに大きなありがたさを感じる一方、ある別の気持ちも抱いています。
それは「ジャムのある暮らしのうれしさを、もっとたくさんの方々と共有したい」というものです。
これまでジャムを買ってくださったお客さまとも、まだ検討中のお客さまとも、それを共有するにはどうしたらいいんだろう? そんな思いから、私たちは今回の企画を考えてみました。
「KURASHI&Tripsのジャムを目一杯楽しんでいる人の暮らしを、のぞいてみよう!」
店長佐藤、「ほんとの」ジャムのある暮らし
「ジャムを楽しんでいる人」として白羽の矢が立ったのは、店長の佐藤。
佐藤は毎日の朝食にジャムをかかすことはできないといいます。だけど実のところ、こんなにジャムを食べるようになったのはここ数年のことなのだとか。
「なぜジャムを暮らしに取り入れたんだろう?」
「どんなふうにジャムを楽しんでいるんだろう?」
佐藤の暮らしを見れば、ジャムのある暮らしのうれしさもご紹介することができるはず。そう感じた私たちは佐藤の自宅へ行き、その暮らしをのぞいてみました。
忙しくても大丈夫!平日朝のジャムは「金」
まずは、平日の朝の様子。
家族全員の朝ごはんを用意するのは、主に佐藤の役目。夫と6才の息子との3人暮らしで、「毎朝があわただしい」といいます。
朝食の定番はコーヒーとジャムトースト。食パンは焼き網をつかって焼いています。
ジャムをトーストにさっとひと塗り。そして、ひと言。
「忙しいから、私はここで立ったまま食べちゃうことがほとんどです」
佐藤は家族の食パンを焼きながら、キッチンで自分の朝食を済ませてしまうそう。
トーストといっしょに飲むコーヒーも、平日ばかりは手軽さを重視してインスタントコーヒーに頼るのだとか。
「朝は、息子を保育園へ送る準備と、自分の身支度で、もうほんとうに精一杯。でもせめて、1杯くらいコーヒーを飲みたい。そんな私にとって、平日の朝はインスタントコーヒーがちょうどいいんです」
そんな忙しい朝のために、必ず用意しているものがもうひとつあります。それはバナナやみかんといったフルーツ類。包丁もいらず、子どもでも自分で食べられるタイプのフルーツが特に重宝しているそうです。
「朝の果物は金、って言いますし。そういう点でもジャムはいいですよね」
あれ、ジャムも “朝の果物” にカウントできるのかな? ふとそんな疑問が浮かびましたが、佐藤の中ではまぎれもなく果物。なぜならその果物を作ってくれている農家さん達のこと、ひと瓶にその果物がふんだんに使われていることを知っているからです。
「立ったままでお行儀が悪いのですが、果物へのありがたさは忘れずに食べています!」とのことでした。
朝食はジャム、それじゃあ夜食は……?
一方、こちらは夜の10時。
「仕事も家事も、全部が一段落したらなんだかお腹が空いてしまった……」
そんなときにも佐藤はトーストを焼くそうです。「こんな時間に食べちゃう罪悪感もあるんですが、トーストがちょうどよくって」と笑います。
食べ物の誘惑に負けて夜中なのについつい食べてしまったとき、いつもよりおいしく感じてしまうのはなぜなんでしょう。
佐藤の場合、夜のトーストにはお腹を満たしてくれる以外にもうひとつの役割があります。それは新作ジャムの試食です。
「新しいジャムの販売前は特に、この夜食で味見をすることが多いですね」
ジャムの味をチェックするのは、KURASHI&Tripsブランドマネージャーである佐藤の大切な仕事のひとつ。夜食ならではの誘惑も、もしかしたらジャム作りに一役買っているのかもしれません。
休日の朝が待ち遠しい理由
平日の朝はただただ忙しい様子でしたが、反対に休日の朝食はとても楽しみな時間だといいます。その理由は?
「どういうお皿を並べようか、どんなカップを使おうか……。そんなふうにテーブルセッティングを考えるのが大好きなんです。こんな遊びができるのは、休日の朝ならではですね」
理想のセッティングができたら最後にスマホで写真を撮っておしまい。この “遊び” がうまくいったときは、気持ちよく休日のスタートを切れるようです。
「毎週ここまではさすがに大変なのですが、今日は撮影ってことでいつもの2割増しでがんばりました!」と佐藤。
テーブルの上に目をやると、今日はりんごのジャムと柑橘のママレードの2種類が登場しています。
「どちらもKURASHI&Tripsの定番のジャムですが、販売する時期によって味やスパイスが変わっているんですよね。だからずっと食べ続けているけど飽きないし、その変化も楽しみなんです」
週替りでジャムをお届けしているKURASHI&Tripsにとって、フルタさんのレシピの多様さと工夫が大きな魅力になっています。
どうしてジャムがかかせない?
今でこそ暮らしにジャムがかかせない佐藤ですが、昔からそうだったわけではありません。
「もともと甘いものはそんなに好きではないんです。ジャムを食べる習慣もありませんでした。
だけどあるとき、近所のお店でフルタさんのジャムにたまたま出会って。食べてみたら、そのおいしさに驚いたんです」
そこで手に入れた「洋梨ピンクペパーとチョコのジャム」は、パンにつけずそのまま食べてしまうほどだったとか。
気に入ったものに出会ったら、自分の暮らしに取り入れたいと思う。それはきっと誰しも同じことですよね。
フルタさんのジャムとの出会いをきっかけに、ジャムを暮らしに取り入れた佐藤。「そのとき感じたワクワク感をお客さまにも届けたい」という想いから、その後フルタさんとKURASHI&Trips JAM LABORATORYを立ち上げるに至ります。
以来ブランドマネージャーとなったことで、暮らしからはますますジャムが欠かせないものとなったのでした。
食べ終わったあと、“おまけ” のお楽しみ
「週末には必ず花を買う」という花好きの佐藤が、もうひとつの楽しみ方を教えてくれました。
それはジャム瓶を「ちいさな花瓶」にすることです。
「買ってきたお花を活けるとき、花瓶に入り切らなかった分や切り落とした小枝がありますよね。それを捨てるのはもったいないなと思って」
実はこうやって花瓶にしてもかわいく見えるように、ジャム瓶の選定やデザインにはこだわっていたんだとか。
佐藤はお花の他にも、ベランダで摘んだグリーンや、ローズマリーなどのハーブを飾ることもあるそう。週末を終えて月曜日、家に元気な花が飾ってあるのを見ると、一週間を元気よく始められるといいます。
小さなうれしさの連なりが暮らしにあれば
忙しい日も、ごきげんな日も、あると助かるのがジャム。そしてちょっとうれしくしてくれるのもジャム。佐藤の暮らしをのぞいて、私たちはそのことに気が付きました。
たったひとさじのジャムですから、そのうれしさは本当にささやかなもの。だけどその分、一日一日がちょっとずつ明るくなって、連なります。
「今日もあれを食べるのが楽しみだなぁ」と、冷蔵庫を開けるたびにワクワクする感じ。きっと誰しも経験があるでしょう。
そんな存在に、当店のジャムもなれれば。私たちはそう思っています。
【写真】岩田貴樹(2、17枚目以外)
KURASHI&Tripsのジャムはこちらから
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