【スタッフコラム】はじめまして、編集チームに入った奥村です!
編集スタッフ 奥村
はじめまして。この春から編集チームのスタッフに加わりました、奥村です。
現在は、当店で扱う商品の紹介ページを作っています。今後は連載記事など、読み物の制作にも携わっていく予定です。
前職では、ライフスタイル誌の編集の仕事をしてきました。「北欧、暮らしの道具店」が提案する価値観や、クラシコムの社風に共感して転職。はじめてのwebの仕事に奮闘する毎日です。
今日のコラムでは自己紹介も兼ねて、好きなことや、入社してからの変化についてお話してみたいと思います。
昔から、なぜか好きなこと。
昔から熱しやすく冷めやすい性格ですが、なぜか飽きずに好きでいるのが、焼き菓子を作ること。
好きが高じて、一時はパン店で製造職に就いていた経験もあります。思えば小学生の頃から、母の料理本を開いては、ひとり台所に立っていました。
といっても、レパートリーは昔から変わらず、ほんの数種類。時間のある時よりも、ない時に限って(平日の夜や寝る前なのに…)突然無性に作りたくなってしまうから不思議なものです。
こんなに長い間、どうして好きでいられるんだろう?考えてみると、そこには、心がリセットされる時間があるからだと思い当たりました。
お菓子作りは、案外、とても単調な作業。材料を計量しては、混ぜ合わせる、の繰り返しです。そんな作業に黙々と没頭していると、自然と心が軽くなっていく気がします。
日常からつかの間離れて、心をすっきりさせる時間。だから私は焼き菓子作りが好きなようです。
最近芽ばえた、「好き」の種。
▲今年の冬、旅したスウェーデン。アパートの一室一室に灯る灯りから、北欧の人々のインテリアを楽しむ心を感じました。
家事の中で好きなのは、料理。ですが、掃除や片付けなど住空間を整えることには、苦手意識が先立って、あまり積極的に向き合えていませんでした。
けれど、クラシコムに入社して以来、ひとつの変化が。人に見せるためではなく、自分を楽しませるためのものとして、インテリアに興味が湧いてきたのです。
まずは、部屋に置くだけで気持ちが明るくなる「花」を暮らしに取り入れてみようと、最近は花を飾るように。
恥ずかしながら、今まではバラをカーネーションと間違えるほどに「花音痴」だった私‥。このことは、自分の中ではかなり大きな変化です。
▲少しずつお花に親しもう、と思い、この春はミモザのスワッグを作ってみました。
自分が楽しいかどうかを基準にすれば、お菓子作りと同様、「好き」を保てる気がしているこの頃。
まだまだ小さな一歩ですが、インテリアの楽しみ方を、自分なりに見つけていけたらと思っています。
「無難」から、一歩踏み出して。
クラシコムのコンセプトは、「フィットする暮らし、つくろう」。私も入社以来、この言葉を頭においています。
でも、自分にとっての「フィットする暮らし」はどうやったら見つけられるんだろう?そんな根本的なことを、改めて考えるようになりました。
そして最近思い至ったのは、フィットする暮らしを作るためには、自分自身の「好き」に敏感でいることが大切なんだ、というシンプルな答え。同時に、自分は今まで「好きでも嫌いでもない」ものを、知らぬ間に増やしてきていたなと気づきました。
何かが嫌いだと声高に言うことはもちろん、好きだと主張することも、自分を押し付けることのような気がして、人と接するなかで自然と避けるようになっていたこと。
そうして自分の「好き」をしまいこんで、当たりさわりのない、無難なものばかりを身の回りにおくように。それは知らぬ間に身についた、私なりの処世術だったのかもしれません。
▲4月、オフィスの窓からは満開の桜と夕焼けが望めました。
だから今は、改めて自分の「好き」なもの探しを始めています。
そうして、好きだと気づけたことは、素直に好きだと言って、大切に持ち続ける。ささやかですが、それを積み重ねていくことで、フィットする暮らしを作っていきたい。私もまだまだ、試行錯誤の途中です。
そして、「北欧、暮らしの道具店」も、読者の方の「好き」が見つかるきっかけとなれるように。
わくわくする瞬間や、肩の力が抜ける瞬間をお届けするようなコンテンツをお届けしていきたいと思っています。
これから、どうぞよろしくお願いいたします!
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