【うちのイヌ、うちのネコ】猫だけどおしゃべり上手。オッドアイの白猫アイビー
編集スタッフ 塩川
不定期連載「うちのイヌ、うちのネコ」では、動物と暮らすかたのライフスタイルを写真と共にお届けしています。
今回は、身の回りの面白そうなモノコトを発信し、雑貨のセレクトや企画・編集としても活躍しているブロガーのオモムロニ。さんと愛猫アイビーにご登場いただきました。
アイビーは、左右の瞳の色がちがうオッドアイ。なんとも不思議な表情がたまりませんよね。
profile
名前:アイビー
性別:オス
種類:雑種
年齢:おそらく3歳半(保護猫なので推定)
性格:怖がりで慎重。そしてかまってちゃん
─ アイビーと暮らしはじめた理由と出会いについて教えて下さい
オモムロニ。さん:
「里親募集のサイトを通じて出会いました。東日本大震災で被災した、福島県の漁港で保護されたそうです。
引っ込み思案だと聞いていたのですが、初対面で静かに抱っこをさせてくれて、タイミングや保護団体さんとの相性含め、これはもう運命かなと我が家に迎い入れました。
今思えば、あれは怖がってただ固まっていただけのような気もします」
─ アイビーはどんな性格ですか?
オモムロニ。さん:
「怖がりで慎重でかまってちゃんです。そして、とにかくおしゃべりです。起きているときは四六時中ウニャウニャミャーミャー言っています。
呼べば返事もするし相槌も打つ。ごはんが欲しいときには分かりやすく『ごわーん』と鳴いてきます」
▲おしゃべり中のアイビー
オモムロニ。さん:
「かまってちゃんで、いつも私が居る部屋のどこかにいますし、寝るときはずっと枕元に。お風呂にも付いてくることがあります。
写真を撮られるのも好きなようで、雑貨を撮っていると写り込み、カメラ目線を決めることも」
オモムロニ。さん:
「自己主張は声でするのでイタズラはあまりしませんが、かまって欲しいときにわざと台所に行ったり、飾ってある雑貨にちょっかいを出したりします。
出掛ける準備をすると猫パンチが飛んできたり、女性の来客中はまさに猫なで声でかわいく鳴いたり、わりと空気を読む性格です」
▲現行犯!「もうそこに、かつお節はないよ」とオモムロニ。さん談
▲汚れたスペースに入り込み、白猫ではなくなっていたときは、思わず笑ってしまったそう
─ アイビーと暮らしはじめて、変わったことはありますか?
オモムロニ。さん:
「以前より規則正しい生活になりました。
毎朝同じ時間にけたたましく鳴いて、起こしにきてくれます。それはまるで、子供を叩き起こすお母さんのようでして……。
“猫はきまぐれ” といいますが、我が家では一番律儀で喜怒哀楽も分かりやすいです。
また、アイビーがいることで無駄な外出や寄り道も少なくなり、何となくですがオンとオフの切り替えが上手くなってきたような気がしています」
▲原稿をチェックするアイビー
オモムロニ。さん:
「またアイビーと暮らすことで、衛生面にはシビアになってもキズや汚れには大らかになりました。
良い意味で適当になり、必要以上に整理整頓をしなくなることで、実は雑然とした部屋のほうが、私自身も居心地がいいことに気付いたんです。
整った部屋も素敵ですが、家族それぞれの好みの歴史が積み重なった、どこか『実家っぽい』部屋に今は惹かれています。
そして傍らに猫。今はまだ雰囲気もなく、ただゴチャゴチャとしているだけなのですが」
─ お気に入りのおもちゃは?
オモムロニ。さん:
「『IKEA』の黒猫クッションは、寒い時期いつも入っています。
キャットタワーはあまり使わなかったので撤去し、ダンボールで出来たタイ発のペット用プロダクト『KAFBO』のBOXを愛用中です」
▲“黒猫の中に白猫” 状態。ここにいるとき手を出すと、もれなく猫パンチが!
▲『KAFBO』は組み合わせ自在なアイテムだそう
オモムロニ。さん:
「釣り竿型の『FLYNG CAT』は、柄の部分が3段階に伸縮して、振るのがなんともいえず気持ちイイんです。
アイビーもこれで遊んで欲しいときは、羽の部分をくわえて持ってきて、私に気付かれるように足の上にポンと落としてアピールします。
オーガニックコットンで出来たサルのぬいぐるみは、ペット用ではありませんが、何故か気に入って猛烈に愛でていますね」
▲ハードに愛でたあと、一緒にスヤスヤ寝ることも
─ 雑貨のセレクトで、アイビーからインスピレーションを受けることはありますか?
オモムロニ。さん:
「純粋に猫グッズや猫モチーフは目に付くようになりますし、実際セレクトする機会も増えました。同時に目も肥えて、猫モノというだけでは、なびかなくなってきました。
最近はデザインも優れたアイテムが増えてますが、『こんなデザインと機能でこういうモノがあったらな』と考えることも多く、いつか商品企画にも携われたらと思っています」
▲こちらは以前、オモムロニ。さんがpop-up shopを開いたときにセレクトしたグラス
─ アイビーに伝えたいことは?
オモムロニ。さん:
「桜が満開の時期に、我が家にやってきて約3年。
最初は超の付く臆病で、慣れてくれるんだろうかと一喜一憂していたのが信じられないくらい、今では色んな表情を見せるようになり、毎日『かわいい、かわいい』ばかり言っています。完全に思考停止です。
不思議なほど空気を読む子なので、どんなことを考えてるんだろうといつも思います。アイビーにとって、居心地がよければ良いのだけど。
本当の誕生日はわかりませんが、できるだけ健康で長生きをして、毎年窓からの桜を一緒に眺めていたいです」
ブロガー オモムロニ。
身の回りの面白そうなモノコトを発信するブログを2003年にスタート。それをきっかけに、現在では雑貨やギフトなどのセレクトやバイイング、企画・編集など、様々な雑誌やwebメディアで活躍している。Instagramのアカウントは@omomuroni。
http://omomuroni.com
【写真】オモムロニ。
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