編集スタッフ　塩川

こんにちは「FMクラシコム」のお時間です。秋の気配を感じる今日このごろ、いかがお過ごしですか？

この読みものは、まるでラジオ番組のように、ミュージシャンや音楽好きの著名人など様々なかたから、暮らしに寄り添う「音楽」を伺っていきます。

今回のゲストは、奈良駅から徒歩10分ほどのところでレコードショップ&レーベル THROAT RECORDS（スロートレコード）を営む、五味岳久さんをお迎えしました。

五味さんはロックバンドLOSTAGE（ロストエイジ）のベース・ボーカルとしても活躍されています。

わたし塩川は、かれこれ10年近くLOSTAGEのファンでして、彼らに会いに、奈良に遊びに行くこともしばしば。

訪れるたびに、ゆったりとした時間の流れる奈良という街が大好きになり、いつか暮らしてみたい街の一つになっています。

今回五味さんにご紹介いただいたのは「心のコリをほぐしたい」そんなときにふと聴きたくなる、奈良出身アーティストのアルバムです。

 

五味さん：
「“ゆうき”は、僕と同じ1979年生まれのオオルタイチくんとYTAMO（ウタモ）さんによるユニット。

うたを大切にしたやわらかく気持ちの良い音楽で、細部までこだわったアルバム作品も素晴らしいのですが、メロディとリズム、ハーモニーが、2人の絶妙の間合いで紡がれていくライブも最高です！

共通の友人が、僕のお店にタイチ君とYTAMOさんを連れてきてくれたのが、はじめて話したきっかけでした。

以前から、彼らのやっていたバンドのライブを観る機会があったり、タイチ君が奈良出身だというのは知っていたので、どんな人なのかずっと気になっていました。

『こんな音楽は、自分には絶対に作れないな』というのが出会う前からのイメージで、今でも“ゆうき”の作品や、彼らのライブを観てるとそういう気持ちになります。

それと同時になぜかはわからないですが、大きな安心感に包まれる。そういうところが本当に好きです。

たまに仕事で疲れてしまうことがあるのですが、『心のコリをほぐしたい』そんな時にふとアルバムを聴きたくなります」

▲レンガが目印のTHROAT RECORDS外観。内装もほとんど五味さん自身が手がけています。

五味さん：
「自分の住んでいる街の近くに暮らしている同い年の2人が、その暮らしと地続きの音楽を奏でている。

当たり前のことが、自分にとっても当たり前に繋がっていればいいなと思いながら日々暮らしているので、ライブ以外にも普段会って、2人と話すことや顔を合わせることからも感覚的に影響を受けたいと思っています」

【写真】五味岳久

 

LOSTAGE / THROAT RECORDS店主
五味 岳久

1979年奈良県桜井市に生まれる。趣味は自転車とBBQ、リサイクルショップ巡り。居酒屋愛好家。高校時代よりバンド活動を開始し、2001年に地元奈良にて実弟・五味拓人と共にLOSTAGE結成。ベース・ボーカル担当。
2011年にインディレコードレーベルTHROAT RECORDSを立ち上げ、現在では自身のバンド以外にもRopesやTheSpringSummer等の音源をリリース。翌年に奈良市に中古レコードショップ兼レーベル事務所となる実店舗を開店。今年6月には最新作にして最高傑作アルバム「In Dreams」をLOSTAGEライブ会場・THROAT RECORDS限定で販売開始。10月に自主イベント「生活」を茨城県古河市で開催予定している。　http://lostage.co

▼LOSTAGEの最新アルバム「In Dreams」はこちら
http://throatrecords.ocnk.net

▼本コラムに登場したアルバムはこちら

『あたえられたもの』 ゆうき / OKIMI RECORDS
2016/12/14 発売

THROAT RECORDS
住所：奈良県奈良市小川町１４−１ グランテール1F
Tel：0742-23-4700
営業時間：12時 〜 21時（月・木は14時OPEN）
定休日：不定休のためWEBでご確認ください
「近鉄奈良駅」徒歩8分・「JR奈良駅」徒歩12分

▼「FMクラシコム」一覧はこちら

---

感想を送る

本日の編集部recommends！

小さな不調のケアに
手間なくハーブを取り入れられる、天然エッセンシャルオイル配合の「バスソルト」を使ってみました【SPONSORED】

【11/26（火）10:00AMまで】ニットフェア開催中です！
ベストやプリーツスカートなど、人気アイテムが対象に。ぜひこの機会をご利用ください♩

お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント！
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。

【動画】北欧をひとさじ・秋
照明ひとつでムード高まる。森百合子さんの、おうち時間を豊かにする習慣（後編）