【うちのイヌ、うちのネコ】ユニット名は、みたらし団子と白玉ぜんざい!? 校正者・牟田さんとふたりの猫たち
編集スタッフ 塩川
不定期連載「うちのイヌ、うちのネコ」では、動物と暮らすかたのライフスタイルを写真と共にお届けしています。
今回はフリーランスで校正・校閲のお仕事をされている牟田都子(むたさとこ)さんと、愛猫「みたらし」と「ユキチ」にご登場いただきました。
美味しそうな毛色をしたふたりは、牟田さんの絶妙なコメントとともに投稿される、Instagramのハッシュタグ「#みたらし団子と白玉ぜんざい」で、多くの人を魅了しています(わたしもファンの一人です)。
それでは早速、ふたりの暮らしぶりをのぞいていきましょう!
profile
名前:みたらし
性別:オス
年齢:4歳半(推定)
種類:雑種
名前の由来:保護団体で「お団子のようにお尻がまんまるだから」とつけられた名前だそうです。のんきで気のいい性格とぴったりだと思い、そのまま使い続けています。
名前:ユキチ
性別:オス
年齢:2歳半(推定)
種類:雑種
名前の由来:体が真っ白なので、雪(ユキ)のつく名前を考えているうちに思いつき、福沢諭吉という偉人の名前を、猫につけるのも面白いかなと思い決めました。
─ みたらしとユキチはどんな性格ですか?
牟田さん:
「みたらしは保護猫だったとは思えないくらい甘えん坊で、初めてわが家にやってきたときも、すぐにくつろいでいました。
ボールを追いかける遊びが好きで、家中どこでも(トイレにまで!)ついてこようとする、犬みたいなところのある猫です」
牟田さん:
「ユキチはもとは野良猫で弱っていたところを保護されたせいか、抱っこもなかなかできないくらい臆病なびびりっ子です。
浴槽に落っこちたり、高いところにのぼろうとして足を踏みはずしたりと、同じ猫でもみたらしとはこうも違うものかと、最初はびっくりしました 」
─ ふたりとの出会いについて教えて下さい
牟田さん:
「ひとり暮らしを始めた15年以上前から、ずっと猫と暮らしたいと思っていました。
結婚してようやく、ペット可のマンションに引っ越すことができ、譲渡会を見て回るうちにランコントレ・ミグノン(保護動物の里親を見つける活動をしている団体)で、“みたらし” と出会いました。
それから2年後、近所の公園で開かれていた譲渡会で、ひと目惚れしたのが “ユキチ” です」
▲おやケンカ? と思いきや、じゃれあいだったようです。
─みたらしとユキチは、どんな関係性ですか?
牟田さん:
「一匹だったときのみたらしは、朝のお見送りと夜のお出迎えを欠かさないくらいの甘えん坊でした。
けれどユキチがやってきてからは、お兄さんというより心配性のお母さんみたいに見えます。
暗いところの好きなユキチが、うっかりクローゼットに閉じ込められて鳴いていたりすると、誰よりも先に気づいて飛んでいきます。
ユキチは野良猫出身だけに、あまり人にかまわれたくない、マイペースなひとりっ子気質。
みたらしが舐めてあげようとしても、すぐに逃げ出してしまって、カーテンの陰や毛布の下にもぐり、じっとしているのが好きなようです」
─ ふたりと暮らしはじめて、変わったことはありますか?
牟田さん:
「初対面の人とも犬や猫の話題で盛り上がれるようになり、交友関係が広がりました。
わたしたち夫婦に子どもはいませんが、命を預かる責任を引き受けるという意味では、猫も人間も同じで、すごいことなんだと感じています。
最近は仕事で初めてお会いする人にも『みたらしくんとユキチくんのおかあさんですね!』と言われるようになり、名前を覚えていただけるのは、フリーランスにとってはありがたいことです」
▲校正者の牟田さんの本棚に隠れるみたらし。気になる書籍がいっぱいあります。
─ ふたりの好きなことは?
牟田さん:
「みたらしは犬のようにボールを投げてもらって、追いかける遊びが大好きです。
舐めたりかじったりすることもあるので、染色していない自然のままの羊毛のボールを選んでいます。
“nekozuki” の三日月形クッションも、お気に入りアイテム」
▲クッションは「けりけり」タイムのお供に。
牟田さん:
「“necoto.” で買った猫じゃらしは、みたらしもユキチも夢中になって遊びます。コットンの首輪やベッドもそちらのものです 」
▲素晴らしいジャンプ力を見せるユキチ選手。
▲コットンのふかふかベッドは、とても気持ち良さそうです。
─ みたらしとユキチに伝えたいことは?
牟田さん:
「みたらしとユキチがやってきたことで、一生分の運を使い果たしてしまったんじゃないかと思うことがあります。
念願がかなってやっと猫と暮らすことができ、それがこんなにかわいくて、気のいいふたりだったなんて。
膝の上でごろごろいったり、いっしょにベッドで寝ている姿を見るたび、『夢みたいだ……』と感動しています。
どんなに仕事でへとへとになっても、家に帰ってふたりを見ると笑顔になれます。
そんなふうに毎日相手を笑わせるなんて、
▲まるでシンクロのような動きで、和ませてくれるみたらしとユキチ。たまりません〜!
校正者 牟田都子
1977年東京都生まれ。小説やエッセイ、ノンフィクションの書籍を多く校正するほか、「校正ナイト」などのイベントも主催。関わった本に『へろへろ』(鹿子裕文著/ナナロク社)、『見えない涙』(若松英輔著/亜紀書房)など。
https://www.instagram.com/satokomogura/
【写真】牟田都子
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