【FMクラシコム】女優のんさんが憧れる、40年以上愛されているキュートでパワフルな名曲って?
編集スタッフ 塩川
こんにちは「FMクラシコム」のお時間です。
この読みものは、まるでラジオ番組のように、ミュージシャンや音楽好きの著名人など様々なかたから、暮らしや気分に寄り添う「音楽」を伺っていきます。
今回のゲストは女優・創作あーちすととして活躍されている、のんさんにご登場いただきました。
夏に音楽活動をスタートさせたのんさんが、デビュー曲に選んだのは、1974年発売のサディスティック・ミカ・バンド「タイムマシンにおねがい」のカバーです。
元気いっぱいで、聴くだけで明るい気分になれる曲は、誰しも一度は耳に(そしてカラオケで歌った)ことがあるのではないでしょうか。
のんさん自身も憧れる、女性のパワフルさを感じるこちらの楽曲について、お話を伺っていきます。
のんさん:
「“タイムマシンにおねがい” という曲をはじめて知ったのは、中学生のときです。
コピーバンドを組んでライブ活動をしていたのですが、イベントでほかのバンドのかたが演奏しているのを聴いたのが、出会いのきっかけだと思います。
そのときは楽しくてかっこいい曲だなと感じていただけなのですが、今年に音楽活動をはじめてカバーすることになり、まさか高橋幸宏さんや小原礼さんなど、ご本人たちと演奏ができるとは……! 本当にびっくりです。
ロックンロールで、ポップな可愛さもあるところがめちゃめちゃ素敵なのですが、実際に歌ってみると、パワフルさとキュートさを一緒に実現するのがとても難しかったです。
歌詞のはじめにある『さあ』の部分を、パンっと開けた感じで歌えるように、何度も何度も練習しました」
▲こちらはWORLD HAPPINESS 2017にのんさんが出演したときの舞台裏。“タイムマシンにおねがい” の歌詞を盛り込んだ衣装にも注目です!
のんさん:
「楽曲もライブも、明るく突き抜けたロックンロールで、女性の力強さが全開なところに憧れています。
当時の映像をみさせていただくと、めちゃめちゃかっこよくて、ステージにエネルギーが充満していて、しびれました!
わたしもこんなふうに楽しめるようになりたいと、前向きな気分になります。
これからライブや音源もどんどん作っていきたいですし、自由に楽しく突き抜けたことをして、面白おかしく音楽を楽しみたいです」
▲のんさんがオーナーを務めるレーベル「KAIWA(RE)CORD」にちなんで、カイワレと。
*****
お話を伺い、あたらめて楽曲を聴いてみると、イントロのワクワクする高揚感と、のんさんのパワフルな歌声や口ずさみたくなるメロディーに、いつの間にか元気のおすそわけを受け取ったような気持ちになりました。
疲れていると、ついつい優しい音楽を選びがちなのですが、底抜けに明るい音楽を流して、ドンと背中を押してもらうのも、ひとつの手段なのかもしれませんね。
さて、本日はここでエンディングです。
音楽との新たな出会いは、きっと暮らしをよりよくしてくれるもの。次回のFMクラシコムもどうぞ、お楽しみに。
女優・創作あーちすと
のん
1993年兵庫県生まれ。アニメ映画『この世界の片隅に』で主役すずの声を担当。同作は第90回キネマ旬報ベスト・テンの日本映画ベスト・テン1位、第71回毎日映画コンクールの日本映画優秀賞、第40回日本アカデミー賞の最優秀アニメーション作品賞など多数の賞を受賞。
写真集『のん、呉へ。 2泊3日の旅』、ムック『創作あーちすとNON』、音楽レーベル『KAIWA(RE)CORD』発足。のん公式ファンクラブ『NON KNOCK』開設。11月22日にファーストシングル『スーパーヒーローになりたい』発売決定。 https://nondesu.jp/
▼本コラムに登場した楽曲はこちら『タイムマシンにおねがい』 のん / KAIWA(RE)CORD
2017/9/20 発売 アナログ7インチEP『オヒロメ・パック』収録
▼のんさんの作品はこちらからご覧いただけます
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