【クラシコムの社員食堂】梨とすだちがカレーにとてもよく合う!と気づいた社食でした。
フルタヨウコ
今日のメニュー
◎チキンとキャベツのカレー
◎きのことジャガイモのサブジ
◎梨とセロリのマリネ すだち風味
◎ブロッコリーの海苔和え
◎大根、きゅうり、グリーントマトのピクルス
フレッシュなカレーリーフを入手したら、カレーを作るしかないでしょう!
▲観葉植物にしかみえませんが、カレーリーフなのです。
とある雨の日、よく行く街の駅に降り立ち、傘をさしていつもの目的地へ歩いていると、いつの間にか一本違う道にはいりこんでいました。
「引き返さなくても、このままたどりつけるかな」と歩いていたら、いきなり目の前にカラフルなお店がでてきました。
よく見ると、インド食材店。興味本位ではいってみたら、面白い食材が沢山!目を輝かせて色々買ったのですが、一番の収穫はフレッシュなカレーリーフ。
カレー屋さんをしている友人が、フレッシュなものをとても貴重がっていたのを思い出し、いそいそと買って社食の日まで花瓶にさして観葉植物のようにキレイな葉っぱを楽しんでいました。
カレーリーフという名前ですが、実はまったくカレーの香りはしないのです。生の葉を嗅ぐとゴマとマスタードとみかんを足したような不思議な香り。
カレーリーフは煮こむ時にいれることもあるそうですが、一番ポピュラーなのはテンパリングという、油で熱したものをカレーに混ぜる調理法だそう。
私もまずはテンパリングをしてみました。不思議なことに、油と合わせるととたんにスパイシーなカレーぽい香りが!
テンパリングしたカレーリーフを熱々の油も一緒に完成したカレーにいれると、ぐんと本格的な味わいに。
葉っぱは食べられないのかな?と思っていましたが、いつの間に食べてしまっているほどに柔らかかったです。
クラシコムスタッフのかたたちも「今日のカレー、なんだか爽やかでやみつきになりそう!これってカレーリーフがはいっているからなんですね」と興味津々。
社食が終わり、少し残っていたから持って帰ろうかな?とお鍋をみてみたら、おかわり続出だったようですっからかんでした。笑
大きな梨でカレーによくあう副菜をつくりました。
▲写真ではよくわかりませんが、とても大きな梨で、2つで35人分のマリネが充分にできました!
カレーリーフを入手し、社食でカレーを作ろう!と思った次の日に「デザイナー・佐藤さんのご実家から大きな梨をいただいたので、社食で使ってくださいね」と連絡がやってきました。
毎年いただくこの梨、とてもジューシーで美味しいのですが、いつもは和風なサラダにしてお出しする形が多かったのです。でも、今年はカレーに合う調理法にしなくては、、、
柑橘の酸味と甘みのある梨は相性がよいのでさっぱりとしたマリネにしよう!と思い立ちました。
▲長袖を着る季節には、かっぽう着が大活躍です!
セロリとすだちと合わせてマリネにしてみました。すだちは無農薬のものだったので、皮も削っていれます。
ゼスターグレーダーというすりおろし棒で削っていたら、スタッフのかたたちがしげしげみていくので、編集スタッフ・斉木さんにお願いしてすりおろしている姿を撮ってもらいました。
とても簡単に細かくすりおろせるので、チーズはもちろんレモンなどの柑橘類の皮を削る時にも愛用しているのです。
すだちの果汁もはいっているのですが、すだちの皮を削ったのがすごくよい香りでカレーととてもマッチ!
梨のしゃくしゃくした食感とほんのりした甘さもカレーの箸休めにぴったりで、これからはカレーの時は梨とすだちのマリネを必ず作りたいと思った程。
いただきものでメニューを考えると、自分では思わなかった以上の組み合わせができてとても嬉しくなりますね。
では、また次回の社員食堂の日にお会いしましょう!
フルタヨウコ(料理家)
デザイン関係の企画編集、執筆、写真を手がける一方で、ケータリングを開始。オリジナルジャム制作の他に料理やイベント出店なども行う。現在はKURASHI&Trips JAM LABORATORYでのジャムプロデュースを務める。http://home-home.jp
▽著書はこちらからご覧いただけます
感想を送る
本日の編集部recommends!
小さな不調のケアに
手間なくハーブを取り入れられる、天然エッセンシャルオイル配合の「バスソルト」を使ってみました【SPONSORED】
【11/26(火)10:00AMまで】ニットフェア開催中です!
ベストやプリーツスカートなど、人気アイテムが対象に。ぜひこの機会をご利用ください♩
お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント!
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。
【動画】北欧をひとさじ・秋
照明ひとつでムード高まる。森百合子さんの、おうち時間を豊かにする習慣(後編)