【1/5午前10時まで】一緒のご注文で送料無料に!対象アイテムはこちら >>

【スタッフコラム】モノクロームな家族写真と私のルーツ探訪

【スタッフコラム】モノクロームな家族写真と私のルーツ探訪

お客様係 上山

「ファミリーヒストリー」と言う番組が好きで、ときどき見ることがあります。

久しぶりに実家へ帰省したときに、まるでその番組を見ているかのような古い古いモノクロームの写真を目にする機会がありました。

自分の知らない家族の歴史は、ひょんな時に現れてくるものですね。

 

私のルーツ、見たことのなかった家族の歴史がそこにありました

「たくさんあった写真をできるだけコンパクトにまとめておきたくて…」と、父がファイリングしたばかりの家族のアルバムを見せてくれました。

あんな時こんな時。小さかった弟や私の姿、今は亡き祖父母の姿。懐かしい思い出が、目まぐるしく脳裏を駆け巡っていきます。

パラパラとめくりつづけていき目を引いたのが、色あせたモノクローム写真の数々。

母や伯父伯母が幼き日の家族写真、親戚一同集合しているお祝いの様子、若かりし頃の祖父母が営んでいたお風呂屋さんの様子なんかも映っています。

働き者だった祖父母は複数の仕事をかけもちしていて、そのうちのひとつでお風呂屋さんも経営していたということ。着物を着るのが大好きだったという母の若かりし日のこと。

かつて聞いたことのある家族エピソードを目の当たりにして、「ああ、本当のことだったんだな」と再認識することも。

モノクロームの古びた写真は、所々破れて貼り直されていたり、長い年月を経て少し黄ばみを帯びていることさえ味わいになり、その当時の家族の暖かさを生き生きと伝えてくれています。

私が生まれるもっと前の時代を生き抜いてきた人たちがここにいるんだなぁ。

当時の時代背景を考えながら、写真の中の家族の姿にしばし見入り、今は亡き人たちの在りし日のことを思い浮かべ、より深く自分のルーツのことを知りたくも思いました。

写真のほかに「わかる範囲で家系図をかいてるんだよ」と、手書きの家系図も差し出す父。名前はおろかその存在すら知らない親戚がたくさんいるわと、やや感慨深くもなり、先人たち(先祖)の影をモノクローム写真に感じながら、なんともいえないノスタルジックな気分を味わいました。

 

新天地「北海道」へ渡ってきた「新しもの好き」たちだった?

今年で北海道はその名がついてから150年目の節目の年だとききました。

もともと四国の愛媛県や北陸の能登近辺の出身であった私の先祖たちはその後に皆それぞれの理由で北海道へ渡ってきた人たちだったそうです。

どんな事情をもって、わざわざ遠い北の地へ移り住んできたのだろう。

未知の土地へ果敢に乗り込む、とても勇気のある人たちだったのだろうか?

それとも、新しもの好きで好奇心旺盛なチャレンジャーだったのだろうか?

なんて想像を膨らませて、知らぬ過去に思いをはせるのも楽しいもの。

遡るとどこまでの先祖にたどり着くのかはわかりませんが、自分のルーツを知りたい、その歴史にもっとふれてみたいと思う気持ちがいままでになく膨らむ年の初め。

何かとてもワクワクするとともに、これからの私の生き方やその未来に何らかのヒントが潜んでいそうだから、かもしれません。

 

感想を送る