【スタッフの愛用品】長年の「水切りカゴ」迷子が、ついに終わりを告げた予感です。
編集スタッフ 寿山
20代のころはキッチンに立つことがあまりなくて、雑貨や小家具にばかりお金をかけていました。
でも、外食ばかりじゃ疲れるし、家族が増えたこともあって、気がつけば朝も夜もキッチンに立っている自分がいます。
滞在する時間が増えると、前は気にもとめなかったような事がアレコレ気になるもの。今回ご紹介する水切りカゴも、もう15年くらいしっくりくるものを見つけられずにいたアイテムです。
水切りカゴ選びに迷走して、はや十数年……
ひとり暮らしを始めた頃は、100円ショップで買ったプラスチック製の水切りカゴを使っていました。食器も少ないし、少量のお皿や茶碗を入れるには、それで十分。デザイン面に不満はあれど、とくに問題もありませんでした。
でも、歳とともに食器の量も愛着も増してきて、洗った器を置くアイテム選びは、いつしか私の中で重要課題に。
とにかく収納力が大切だと思ってステンレス製の大きなものを買ってみたり。やっぱりキッチンで邪魔にならないことが重要! と、作業台のデッドスペースに置くスリムなものを買ってみたり。
どれもうまくいかず、思い切って水切りカゴを無くして、水切りマットだけの生活にトライした事もあります。
ですがどの試みも、なんだか私の日常にはフィットせず、使いづらさを感じながら暮らしていました。そんなモヤモヤを解消したくて、この春に新調したのが「ラバーゼの水切りカゴ(スリム)」です。
使用中いっさいグラつかない! ずば抜けた造りの良さと安定感
届いた品物を手に取ったとき、ワイヤーが太くて頑丈なことに驚きました。元々使っていたものと、触った感じがこうも違うものかと。さすが金属加工で有名な新潟県燕市でつくられているだけあって、別格な感じです。
そしてキッチンの作業台にカゴを置いたときの安定感も全然違いました。それは4本ある足の全てにはめる、プラスチック性のキャップのおかげ。些細なことですが、このキャップがあるだけで、使用中いっさいグラつくことがありません。
▲当面はトレイなしで使っています。必要性を感じたら買い足す予定ですが、フキンで下の水気を拭けば十分な気もします
グラつきって、毎日使うたびに少しでも感じると、手先から受ける不快な情報がいつの間にか蓄積して。水切りカゴへの信頼や愛着を無くす原因になっていたのかもしれないとすら思います。
家族3人分の器が余裕で入る。その上にザルや鍋まで積み上げられます
そして1番気になっていた、載せられる食器の量について検証してみました。
うちは夫婦と3歳になる娘の3人暮らしです。家族全員が夕食で使った飯碗と汁椀、それに主菜を盛る大皿(21cmくらい)に副菜用の小皿、それから調理に使った鍋やザルもゆうに入りました。
あくまでわたしのやり方ですが、カゴの半分弱にお皿を隙間をあけずに立てておき、残り半分強に飯碗や汁椀、コップなどを重ね、その上にザルや鍋を被せるように置いています。
▲水切りカゴにフックでつけられる「ステンレス水切りかご用ポケット(大)」も便利。お箸やカトラリー、お玉や木ベラなどの調理道具も入ります
「ちょっと積み上げすぎじゃない?」と思われるかもしれませんが、もうひと月近く使っていて、この手法で山が崩れたことはありません。
カゴの目が細かいので、溝にしっかりお皿がはまって動かない。茶碗の一部がカゴから下にはみ出さずにしっかり収まる。だからこそ、上からさらに物を載せてもグラつかないのかなと感じています。
前に使っていた水切りカゴは、器を重ねすぎるとグラついて、大切なお皿が割れてしまうなんて悲劇も。それが夜の食器洗いを担当する夫とのケンカの要因にもなっていました。
ラバーゼのおかげで夫婦ケンカの種が減ったのも、思わぬ収穫です。
夜の洗い物が苦じゃなくなる! ノーストレスで使えるって、やっぱり大切
ラバーゼの水切りカゴを使うようになって、夫に任せっきりにしていた夜の洗い物を、自分でやるようになりました。
ふと「アレアレッ!? 夕飯作りや娘のお風呂に寝かしつけをしたら、食器洗いまでは無理だと思っていたのに、なんで最近できてるんだろう?」と、われながら不思議に思いました。
娘が3歳をすぎて、子どもがいるリズムにこなれてきたこともあります。でも、理由はそれだけじゃありません。
あまり使い心地がいいものだから、単純に洗い物をしたくなる自分がいるんです。なんのストレスもなく使えるって、こんなに気持ちのいいこととは知りませんでした。そしてやりたい気持ちがあれば、時間は捻出できるみたい……(笑)
毎日使うものが心地よく使えるって、すごーくすごーく大切だなと、再確認したアイテムでした。
今回ご紹介したアイテム
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