【スタッフのお宅訪問】第1話:ワンルーム・一人暮らし。スタッフ齋藤宅のインテリア
編集スタッフ 青木
本日より全3話で、特集「スタッフのお宅訪問」をお届けします。
今回は、以前よりリクエストをいただくことも多かった「ワンルーム・一人暮らしのインテリア」特集です。
紹介するのは、入社3年目になる編集スタッフ齋藤の自宅、約36平米のワンルーム。
住み始めて3ヶ月たらず(!)ではありますが、遊びに行ったことのあるスタッフからは「なんだかすでに齋藤らしい」という情報をキャッチしていたので、おじゃましてみました。
1話目では、まだまだ作り途中というインテリア全体の様子と、家のウィークポイントが気にならなくなる齋藤なりの工夫に注目してみましょう。
それではさっそく、おじゃましま〜す!
▲道に迷った撮影隊を迎えに出てきてくれたスタッフ齋藤
約36平米のワンルームにおじゃましました
齋藤が暮らすのは、築60年のマンション。白い塗り壁と、フローリングにリフォームされたワンルームです。
玄関を開けた時、まずに目に入るのは、絵や化粧品が並ぶチェスト。
玄関を入って右は、キッチン・浴室などの水回り。
左はリビング・寝室と、ゆるくエリアが分かれた間取りになっています。
決め手になったのは、古さと広さ、そして「味付けの余地」
いくつか物件を見たと聞きましたが、ここに至る決め手となったのは、どんなポイントなのでしょうか。
齋藤:
「わたし、古い物件が好きなんです。
清潔さはもちろん大事ですが、ピカピカすぎないことで想像力を掻き立てられるというか。先に何かニオイがある方が、私らしさを味付けしやすいというか……この空間には、そんな余地があると感じました。
逆に綺麗すぎる空間だと、汚したくない!と思って、なーんにも手が加えられなくなっちゃうんです」
齋藤:
「あとはこのデスクです。ずっと愛用していて、ぜったい窓際に置きたいとイメージしてたんですが、内見した瞬間にこの部屋ならそれが叶うと感じられたのも決め手になりました。
ここに座るのは何かに集中したい時です。外の様子がわからないと時間を忘れるし、変化がないと頭がぼーっとしてきちゃう。。
でも、家の中と外が緩やかにつながる窓際なら、光や影が変わる様子を感じられますよね。そんな『移り変わり』を感じていたかったんです」
影が短くなったからお昼にしよう。そろそろ日暮れだな、ひと休みしよう。
齋藤にとっては、移り変わる様子や景色が、ラジオや音楽、さらには時計の変わりにもなっているのかもしれません。
玄関から入ったときの景色にワクワクできる仕掛け
机の場所と同様に「ここではこんな風に感じたい」という考え方は、玄関前のチェストの位置にも通じていました。
齋藤:
「玄関と部屋の間に仕切りがなかったので、外の空気と、暮らしの空気を分けたいと思ってたんです。でも入ってきた瞬間は、楽しく感じられる視覚的な効果が欲しくて、メイクコーナーにもなっているチェストを置きました。
実はこのチェストの位置、もうひとつ意図していることがあります。
それは、『玄関の洗濯機置き場』に目がいかないようにすること」
▲「変な位置にあるんですよ〜」と、リビングに通じる引き戸を開けてくれました。
齋藤:
「この存在感ですからね。家に入った途端、どうしても目に入るんです。でもここに置くしかない。
試しに布をかけてみたら、スイッチとか洗濯機らしい情報が軽減されたので、今はこれでよしとしていますが……洗濯機よりもチェストに目がいくように工夫しました」
手前にある洗濯機の存在を飛び越えて、チェストが目に入ることで、ワクワクできるような配置になっていたんですね。
そして、一旦家に入ればゆったりとくつろげるように、軽やかな存在感のカーテンで間仕切りしてありました。
キッチンは、まだまだ未踏の地なんです…
引っ越して3ヶ月足らずにもかかわらず、暮らしやすく整っている印象なのですが、納得いってない箇所もたたあるようで、その代表がキッチンでした。
齋藤:
「つい最近、冷蔵庫を置くようになったんですが、その隣には冷蔵庫が来る前から置いていた収納棚があるんです。壁からはみ出ないように置くと、コンロスペースを圧迫してしまって。。
ここは早めに整えたいと思っているポイントです。今の所なんとかなってるんですけどね〜」
▲あと30cm短くなれば〜という棚は、前の住まいから使い続けているもの。齋藤のお手製です。
大好きな景色が見わたせるベッドの配置
それぞれのエリアが、「どう感じるか」を大切にした配置になっていましたが、寝室はどうなっているのでしょう。
齋藤:
「朝起きた時に見たい景色をイメージして、この配置にしました。
光を通すカーテン、きらきらひかる植物、大好きなデスク周り。それらを眠る前と起き抜けに全部見渡せるのが、このベッドです」
どうしてこの配置に?という質問に、最初のうちは「なんとなく、これがいいと思った」と言っていた齋藤。
でも、話を聞いていくと「なんとなく」の中には、部屋自身が持っている意志みたいなものに寄り添い、そこに自分の気持ちを重ねた試行錯誤がつまっていることがわかったのでした。
***
さて、第2話では、友人やホームセンターの力を借りて製作した家具について、話を掘り下げていきます。
(つづく)
【写真】鍵岡龍門
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