【多肉植物の育て方】01:多肉は「湿度」が苦手。夏の育て方の基本とは?
セダム・エケベリア...おしゃれで育てやすいとされる多肉植物。でも枯れてしまったり葉焼けしたりとトラブルも聞こえてきます。そこで、多肉植物が元気に夏越えするための「育て方のコツ」や、リプサリス・ハオルシアといった夏に強い多肉植物についてお届けします。
編集スタッフ 齋藤
夏の多肉植物の育て方って?
ぷりぷりと可愛らしい見た目に、おしゃれで手に取りやすいサイズ感。ご自宅で多肉植物を育てているというかたも多いのではないでしょうか。しかしながら、「夏に枯れてしまった」「すぐに元気がなくなってしまう」といったトラブルも聞こえてきます。
我が家のベランダでも、黄色く葉焼けしてしまったりといった時季は、思い返せば夏ばかりでした。
多肉植物専門ストアsolxsol(ソルバイソル)の松山美紗(まつやま みさ)さんにお聞きしてみると「夏は休眠期だからこそ、知っておかなければならないことがありますよ」とのこと。この回では、夏の多肉植物の育て方のコツや、この季節に比較的強い種類について伺いました。
多肉植物は「湿度」が苦手。水やりを控えて、風通しよく!
夏の多肉植物は「休眠期」で、湿度が高いために多肉植物にとっては苦手な季節。1年のなかでも、とくに注意が必要な季節が、夏なんです。
水やりを控え、風通しの良い涼しい場所で休ませることが基本。夏の強い日差しを避けることも大切です。
多肉植物の原産地は、主に乾燥地帯。太陽の光がたっぷり届き、乾燥している場所が大好きです。だから、自宅ならばその環境に近い場所を見つけたり、作ってあげたりするのがいちばんなのだそう。
比較的夏に強い多肉ってあるの?
夏が苦手な多肉植物であっても、インテリアや暮らしに取り入れたいもの。比較的夏の気候に強い種類は、以下のような種類が挙げられるそう。
どちらも、多肉植物の中では湿度を好む方で、ほかの種類よりも育てやすいのだとか。
【リプサリス】
上へしゅっと勢いよく伸び、先端で枝分かれして、その重みで垂れ下がっていく種類。垂れ下がる植物は、存在感がありながらもインテリアにもよく馴染みます。
【ハオルシア】
ユリ科の植物で根が太く育てやすい種類。葉脈の模様が美しく、とくに淡く白色に透けた葉が魅力的な「軟葉種」は葉先に透明感がありレンズのようで美しいです。
意外と夏越しが難しい多肉植物の性質や、比較的夏に強い多肉植物の種類をご紹介しました。明日からも、多肉植物が夏も枯れずに元気に秋を迎えるための、育て方のポイントをお届けしていきます。
次の記事はこちら
vol.02 夏の置き場所のおすすめは?
「多肉植物の育て方」次回以降の予定
vol.03 多肉植物の日当たりポイント
vol.04 多肉植物の水やりのコツ
vol.05 長期不在時に植物を枯らさないためには
【写真】川村恵理
【監修】松山美紗 solxsol(ソルバイソル)主宰。http://www.solxsol.com/
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