【多肉植物の育て方】05:長期不在時にも枯らさない! お出かけ前に気をつけること
旅行など長期不在の時、植物が心配になりますよね。そこで、留守中の多肉植物を枯らさないための、お出かけ前に気をつけるポイントをお聞きしました。風通しは?日当たりは?置き場所は?など、悩みがちなことについてお届けします。
編集スタッフ 齋藤
留守中も植物を枯らさない!長期不在の前に出来ることって?
帰省や海外旅行キャンプなど、夏は家を長期に渡り不在にすることが多くなる季節。わたし自身、旅に出る楽しみとともに、気になるのが「帰宅後も植物は元気かどうか」ということ。
ベランダに出している植物はもちろん、室内に置いている多肉植物やほかの観葉植物も、留守にするとき気をつけるべきことはどんなことだろう?
そこで、安心して出かけるためにも、夏の不在時に気をつけるポイントをお届けします。どれも、覚えておけば1年中応用できそうなことばかり。これを機に、しっかりと頭に入れておきたいと思います。
窓を開けられるなら、通風を確保
天窓など防犯上問題なく窓を開けられる場合は、窓を開けた状態で多肉植物の「通風を確保」し、場所は動かさずにそのままにしましょう。
北側などの涼しい場所で、少し遮光されていて、風が抜けるスペースがベストです。
窓が開けられないなら、凉しい場所へ移動!
窓を開けることが難しい場合は、涼しい洗面所など、日当たりがあまりよくなくても「涼しい場所」に多肉植物を移動させましょう。
ベランダや屋外の木陰など、風通しがよく、直射日光ではなく遮光されている場所に置くこともおすすめ。もともと水やりが少なくて済む多肉植物だから、置き場所がとくに大事になるんですね。
また、クーラーをかけることが可能ならば、高温多湿を防げるのでこれも良いのだそう。
もし元気がなくなっても、慌てない
そうは言っても、しゅんと元気がなくなってしまうこともありますよね。
そんな時は、慌てて真夏の間に植え替えなどはしないこと。とにかく秋まで多肉植物を涼しくさせるよう、置き場所を工夫しながら休ませ、待ちましょう。
秋になったら水をしっかりとあげ、風通しのよい場所に置いてあげると、元気を取り戻していくこともあるそうです。
「葉挿し」のポイント
葉焼けをしてしまったものは、元どおりにすることは難しい。けれど、もし1枚でも元気な葉が残っていたら、早めに葉を取っておき、葉挿しをしてみてください。(葉焼けについてはコチラ)
[1] 葉を根元から丁寧に取り除いて、机の上などに置く。このときは柔らかい光が届く室内でOK。
[2] 芽や根が出てきたら日当たりのよい場所へ移動し、土の上に「置き」、水やりを開始します。
[3] 1週間に1度はしっかりと水をやり、成長を待ちましょう。
夏の多肉植物の育て方について、5回に渡りさまざまなアイデアをお届けしました。
どうして、我が家の多肉植物は夏に枯れてしまうのだろう? かわいくて大好きなのにうまく育たない。そんな、多肉植物に対する日々の悩みが、今回からりと晴れた気がしています。
みなさんのご自宅の多肉植物のお世話にも、役立つヒントが見つかりますように。
「多肉植物の育て方」の記事は、
vol01. 夏の多肉植物の基本の育て方
vol.02.夏の置き場所のおすすめは?
vol03. 多肉植物の日当たりポイント
vol.04 多肉植物の水やりのコツ
vol.05 長期不在時に植物を枯らさないためには
【写真】川村恵理
【監修】松山美紗 solxsol(ソルバイソル)主宰。http://www.solxsol.com/
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