店長　佐藤

socukaさんの本名は、束花　智衣子（ソクカ チエコ）さん。

初めて束花さんにお会いしたとき、「本名ですか？」と聞きなおしてしまった私（汗）
だって、お花の仕事をするために生まれてきたようなお名前だったので。

socukaさんは2007年にフリーのフラワーアーティストとして独立されてから
商業施設での活け込みや、ウェディング、依頼を受けてのフラワーアレンジメント、
お教室などなど・・・幅広い活動をされています。

特に、作りこみの際にお花や葉ものだけでなく、
お野菜や多肉植物なども使われたり、
お花を使ってオブジェを作られたりと、
個性的、独創的な作品がいっぱいです。
（以下の写真はそのほんの一部ですが、ご紹介します）

socukaさんと私たちとの出会いは昨年の春にさかのぼります・・・

私がお花にまつわるイベントをしたい！と考え始めた頃、
ご近所のお店仲間でもある古道具店レットエムインのオーナー原氏に
そのことをふと話したことがありました。

「それならば、僕の知り合いにすごーくいいお花屋さんがいるよ！」と
すぐに紹介してくださったのがsocukaさんだったのです。

socukaさんとの出会いによって、
私自身にとっても念願だった当店の実店舗国立店が2日間限定の
お花屋さんに変わるというイベント「暮らしの道具とお花店」を実現することができました。

たくさんのお客様が普段は雑貨屋さんの当店にお花を買いに来てくださいました。

北欧にちなんで、
・シナモンロール
・かもめ食堂
・ストックホルムの花市場
・フィンランドの森
という名前をつけてそのイメージで4種類の花束をsocukaさんに作っていただきました。

下の写真は「シナモンロール」という名前をつけた花束。
イベント中一番人気の花束となりました！どこか、おいしそう。

下の写真は（左）「ストックホルムの花市場」　（右）「かもめ食堂」　の花束です。

このイベントをご一緒させていただいたことをきっかけに、
socukaさんのお花のセンス、そして人柄に惚れ込んでしまった私たち。
まだまだこれからも一緒にできることがありそう！と思わせてくれる方だったのでした。

ここでわたくし店長の佐藤から見たsocukaさんのことをちょいと書いてみたいと思います。

とにかくsocukaさんはチャーミング！
なんというかですね、全体がチャーミングなんですよ。中身も含めて。

レットエムインの原さんに引き合わせてもらったときは、
さすがに初対面ということもあり、お互いに少々緊張していた部分もあったのですが、
その次に会ったのは花市場での仕入れに同行させてもらったとき。

朝4時起きで、正直眠くって、アフアフしながら行ったのですが、
現地について花市場に一歩足を踏み入れた途端、わたしは大興奮。

そんなわたしの様子をひと目見たsocukaさんが、すかさず一言。
「佐藤さん、鼻の穴膨らんでますよ、笑」と。

そのsocukaさんのいさぎよい早朝の突込みが
緊張をすべて解いてくれたように思います。
そんな気さくで、一緒にいて本当に楽しいなって思う女性です。

一緒に実店舗でのイベントをやらせてもらったときには、
その気さくさやチャーミングな部分とはまた違った一面、
仕事人としてのタフさ、プロ意識を強く感じました。

イベントで並べる何十束ものブーケを
ひとりで、もくもくと、さくさくと、ほとんど休憩するヒマもなく
立ちっぱなしで作っていかれる姿には惚れそうになりましたね～。

socukaさんが作り出す、かわいくって独創的なお花のアレンジの向こう側には、
ズドーンとした堂々たる仕事人としての佇まいがあるのだと実感することができました。

そしてすごく好きなところは、
相手の要望だったり、雰囲気を汲み取ろうとしてくださるところ。

イベントのときも、私の頭の中にあった北欧をイメージした4種類の花束を
私の超ざっくりとしたわけの分からない説明からしっかりと汲み取ってくださり
見事に形にしてくださいました！

今年の3月の安田の誕生日には、サプライズでクラシコムのみんなから
花束を贈ろうということになり、安田には内緒でsocukaさんに花束を
依頼していました。

当店のブログなどもいつも読んでくださっているsocukaさん。
安田のイメージをしっかり掴んで、そのイメージを素敵な花束に変えてくれました。

誕生日の様子はこちらからご覧いただけます。
安田の誕生日

お花にまつわるセンスや技術がすばらしいだけではない、
そんなsocukaさんならではの人柄や特質というものが、
その後も何か一緒にやりたいなと強く思わせてくれた理由だと思います。

さて、次回のプロローグ３では、この新コンテンツ誕生までの道のりを
写真とともにご紹介したいと思います！どうぞお楽しみに！

▼過去の記事をよむ▼
１：　（プロローグ１） 「花屋のまかない」始まります。

 

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