【店長コラム】わたしの土曜日、日曜日限定のたのしみ。
店長 佐藤
「いつもどんなふうに気分転換をしていますか?」
お客さまからのお便りやコメントで、こんな質問をもらうことがよくあります。
たしかに。気分転換。簡単にできそうで、なかなかできないのが気分転換。
さらに言えば、前は効き目があった気分転換の方法が、年齢やなんらかの変化によって効き目がなくなってしまうこともある。だからこそ、気分転換の方法には「新しさ」も必要。
そう考えると、たかが気分転換、されど気分転換と思えてきて、とてもとても奥深いテーマだなぁと思えてきました。
「背伸びをする」時間も必要?
できるだけ普段どおりの姿で過ごしていたい。無理はしたくない。
休日もそんなスタイルで過ごすことが多かったけれど、ここ一年くらいでしょうか。
「背伸びをする」時間をもつことの必要や快感も同時に感じるようになってきました。
そう、まさにわたし自身も気分転換の方法に「更新」が求められてきたわけです。
土曜日の背伸び、日曜日の背伸び。
ここ最近は、週末限定の「背伸び」的な気分転換の方法をふたつほど見つけ、時おり実行しています。
ひとつは「土曜日限定」の気分転換。
いつもより少し早めに晩ご飯の支度をはじめ、あとは食卓を囲む寸前にパパッとできる作業で完結!というところまで準備を進めておきます。
ここまで来て、だいたい土曜日の17:50くらい(こまかい時間、笑)
時計の針が18時より前をさしていることを確認したら、はがれかけた化粧と乱れた髪の毛を少しだけ直してから、家族にひと声。
「ちょっと一杯飲んでくるね〜。19時から晩ご飯にするよ〜」
家から徒歩ですぐのところにあるBarが行き先です。
「このあと晩ご飯ですか?」とバーテンダーさんに言われます。
「そうなんです。ご飯の前にちょっとだけ一杯カクテルをと思いまして」
Barが開店したばかりの時間帯に行けば、他のお客さまも少なくて、見知らぬ常連客がずらっと並んだ状態に緊張感を感じるわたしにとってはちょうどいい時間帯であることも知りました。
柿ピーなどをつまみつつ、その日の気分に合わせてつくってくれるカクテルを飲みながら、バーテンダーさんとなんてことないご近所トークをするのが至福のひととき。
ここに足を運ぶようになってから「キール」や「バンブー」。自分の好みの味も知りましたし、恥ずかしながら「ショートカクテル」と「ロングカクテル」の違いや楽しみ方も知りました。
まだまだ奥深いぞ、お酒の世界。
毎週土曜日に行くことはさすがにできないので、行けて月に一回程度ですが、この「背伸び」が翌週をがんばるためのよき気分転換の時間になってることは間違いないです。
もうひとつは「日曜日限定」の気分転換。
新しいメイクのやり方を試すというものです。
これ、わたしは最近目覚めたばかりなのですが、休日に同じことしてるって方がもしかしたら沢山いるのではないでしょうか!?なんて思います。
平日は悪く言えば「マンネリ」。
良く言えば、美容ライター・長田安奈さんの言葉をお借りして、それが自分にとっての「ベーシック」なのかもしれませんが、兎にも角にも平日は冒険はせず、崩れにくい・化粧直しの必要があまりないメイクになりがち。
メイクが崩れるというのが奥二重であるわたしにとってどういうことかというと、アイラインもたいていは夕方になると溶け始めてよれるか、目尻に引いたはずの切れ味のよい跳ねはいつのまにかなかったことになっているというものなのです。
だからこそ、なにも気にしないでいい休日こそあたらしいメイクを試す!試すのだ!
下まぶたにキラキラするラインを引いてみたり、思いっきりリキッドライナーでアイラインを引いてみたり。
誰に会うでもないけれど、そんなメイクを施した状態で、近所のスーパーに買い出しに行ったりお茶を飲みに行ったりする時間が好きです。
休日に試して、時にはそれを仕事をする平日にも持ち込んでみたりもする。そんなルーティンができたら万々歳。
この「背伸び」も、わたしにとっては翌日月曜日からまた新しい一週間を乗り切ろうとするための地味な活力になっている気がします。
ちょっとだけ無理をしたり背伸びをすることこそが、気分転換になる日がくるなんて。みなさんはどうですか?
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