【マイペースに、年末年始】ほんのつかの間でも、「自分と向きあう時間」を作れたら(スタッフ中居編)

商品プランナー 斉木

あれもしなきゃ、これもしなきゃと、なんとなく忙しない気持ちになる年末年始。でも、そんな時期だからこそ、マイペースにのんびり過ごす時間や気持ちを束の間でも持てたら。

そんな想いを込めて、特集「マイペースに、年末年始」では、当店のスタッフが思い思いに過ごす、ゆるりとした年末年始をご紹介します。

第2回に登場するのは、バイヤー中居。5月にクラシコムに入社した彼女にとって、今年は変化の1年でした。3歳児の母でもある中居は、家族とともにどんな年末年始を過ごしているのでしょうか。

 


まっさらな気持ちでスタートしたくて
あの手この手で「1年を振り返る」年末年始


すっきりとしたインテリアのなかに、家族の思い出の写真、それぞれの両親からのプレゼントなど、目に留まると温かな気持ちになれるアイテムが散りばめられた中居宅。

とはいえ、転職したばかりの慣れない仕事と育児の両立には日々てんやわんや。そんな日常からつかの間離れる年末年始は、ある習慣から始まるそうです。

 

まずは、1年分の気持ちを整理するための散歩から

中居が、少し歩いてもいいですか?と連れてきてくれたのが、家の近くにある公園。

スタッフ中居:
「この池のある公園には、よく家族で散歩に来ています。でも年末年始はできればひとりでのんびり歩く時間を作りたいなぁと思っていて。 “思い出や思索に浸る時間” を作りたいからなんですけど(笑)」

スタッフ中居:
「もともとひとりでじっくり考えるのが好きなんです。楽しかったこともモヤモヤしていることも、しっかり浸って気持ちの整理をしてから前に進みたい。

とはいえ日々のあれこれに追われて、普段はなかなかそういう時間は取れないので、年末には新しい年をまっさらな気持ちでスタートできるよう、1年の総まとめを散歩しながらできたらいいな〜と思っています」

 

かれこれ20年。1年の終わりは日記で締める

家に戻った中居は、キッチンから日記を取り出すと、ある習慣について話してくれました。

スタッフ中居:
「小学生の頃からずっと日記を書いているんですが、1年の終わりには必ずその年の振り返りを書くんです。

普段の日記は “5分で書く!” というくらい一言二言なんですが、年末年始は散歩をしながら考えたことを書き出して、頭の中に浮かんだいろんなことを言語化していきます。この日ばかりは少し時間をとって、じっくり1年を振り返りたい。書きながらしんみりと思い出に浸る時間ですね」

▲日記は当店の「クラシ手帳」に。隙間時間に手に取れるよう、冷蔵庫横が定位置

 

大人は「積ん読」消化、子どもはアニメで思い思いに

▲ストリングシェルフをふたつ並べた『積読コーナー』。右が中居、左が夫と区画分け

スタッフ中居:
「リビングの壁には『我が家の積ん読コーナー』があるんですが、年末には夫婦でこれをひたすら消化しています。

読みたいと思いつつ読めなかった本たち1年分をどさっと持ち出して、定位置であるソファの隅っこに陣取ります。クッションやブランケットも持ち出して、できる限り快適な環境を作るのがポイントですね」

スタッフ中居:
「わたしたち大人が集中して本を楽しんでいる間、息子には『年末だから特別にね!』とアニメのDVDを思う存分観せています。

大人も子どもも思い思いに楽しむ、年末年始しているな〜と感じるわが家の風物詩のような光景ですね」

 

1年の締めと始まりには、大好物を

スタッフ中居:
「せっかくの年末年始。やらないといけないことは最低限に留めて、やりたいことの方に時間を割くようにしています。食べるのも料理するのも好きなのですが、おせちは紅白なますと焼豚だけ作って、あとは買って済ませます。そこも頑張りすぎないように。

年越しそばは、毎年鶏南蛮を作っています。夫と結婚する前、共通の友人10数名で集まって年を越していたので、男の人でも満足する、食べ応えのあるそばがいいなと、見よう見まねで作るようになりました。我流なので果たしてこれが鶏南蛮そばと呼べるのかどうか定かではないんですが、わが家では年越しといえばこれですね」

スタッフ中居:
「翌日はそばの残りのつゆの中に、お餅を入れてお雑煮にします。とろんとしたお餅に甘辛いつゆがよく合うんです。

頑張りすぎると疲れてしまうけれど、食いしん坊なので、1年の締めと始まりには好きなものを食べたい。そんなバランスを考えて、手をかけるところと抜くところを決めています。

今年の大晦日には母と妹がわが家に来て、5人でワイワイ過ごす予定。それが今から楽しみなんです。みんなで笑いながら食卓を囲めたら、それが一番ですね」

 

新しい1年を、自分も家族も笑って迎えられるように

▲ダイニングに飾られたタペストリーは、織物が趣味の義母自作の新居祝い

はじめての仕事、日々の家事や育児に駆け抜けた自分への1年分の「お疲れさま」の気持ちを込めて、どっぷりと思い出に浸り、気持ちを整理する時間を作る。頑張りすぎず、自分も家族も笑って過ごせる、好きなことに時間を割く。

それが、「まっさらな新年を、前を向いてスタートする」ための、中居らしい年末年始のバランスのとり方のようです。

続く最終話に登場するのは、編集スタッフ小林。徹底的に自分を甘やかす、そんな年末年始をご紹介します。

(つづく)

 

【写真】中川淳


もくじ

 

 


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