【北欧に暮らすひと】01:新番組がスタート!第一弾は「ストックホルムの朝じかん」
松浦摩耶
北欧の暮らしをのぞいた
ドキュメンタリーがはじまります
みなさんこんにちは。今日から、北欧、暮らしの道具店のオリジナル番組が始まります。その名も「北欧に暮らすひと」。実際に北欧に住む人たちの暮らしをのぞいたドキュメンタリー番組です。
お届けするのは、この秋まで『北欧、暮らしの道具店』で編集スタッフとして働いていた、わたくし松浦摩耶(まつうらまや)。ちょうど1ヶ月ほど前に、デンマーク コペンハーゲンに引っ越してきました。
「冬から住むなんて大変だよ」と、北欧に暮らす友人たちは口を揃えてそういっていましたが、その言葉の通り、寒くて暗くて、街も心なしか静か。気づけば3時には日が暮れはじめ、あっという間に1日が過ぎていく毎日です。
そんな中で感じたのは、そんな冬を家でどう過ごすかという北欧の人々の工夫。「うちでごはんでもどう?」そう声をかけてくれる友人たちのお誘いに甘え、家にお邪魔させていただくと、それぞれの家の小さな工夫が暮らしの端々に見えてくるもの。
この番組では、そんな北欧に住む人たちの日々の暮らしをほんの少しのぞかせてもらう企画です。
今回の主人公は、私の仲の良い友人でスウェーデン ストックホルム在住のソフィアさん(Instagtam @shellsten)。スウェーデンに遊びに行く際は、よく彼女のアパートに泊めてもらっていたのですが、彼女が作るご飯が本当に美味しくて、そのためにスウェーデンを訪れているくらいでした。
「朝ごはんは、一度も欠かしたことはない」そう言い切るほど、朝食をしっかり食べるというソフィアさん。初回は、そんな彼女の朝の様子をのぞきにいきました。
ソフィアさんの
モーニングルーティン
キャンドルは夜だけじゃない
北欧の冬の日の出は8:30。朝早く起きても、外はまだ薄暗くて、一瞬まだ夜なのかと思ってしまうほど。それも曇っていることばかりで、お日様なんて2週間以上見ていないってこともしょっちゅうです。
「マッチで火を灯す瞬間が、朝のスイッチみたい」とソフィアさんが話していました。キャンドルは夜につけるものって思っていたけど、本当に欠かせないのは冬の朝なのかもしれません。
朝は温かいものを食べる
北欧の朝食でよくみかけるのは、ライ麦パンやクネッケ(平たい硬いパン)に、バターをたっぷりぬって、チーズや野菜をのせたシンプルなオープンサンド。寒い気候に反して、あまり湯気が上がるような熱々のご飯は少ないようです。
そんな中、唯一の温かい朝食ともいえるのが、オートミールを牛乳で煮込んでつくるポリッジ。甘いおかゆのような存在です。
クリスマスには、risgrynsgröt(リスグリンスグレット)というお米を牛乳とシナモンで煮詰めたおかゆを食べる習慣もあり、冬の朝食の定番となっているようです。
使うたびにすぐ片付ける
高校時代の日本での留学をきっかけに、日本食に夢中になっていったというソフィアさん。キッチンには、日本の急須をはじめ、鍋やうつわなど、日本を旅するたびに少しずつ集めているという道具がきれいに並べられていました。
「スウェーデンでは、外食よりも家に招いてご飯を一緒に作って食べることが多いので、キッチンやリビングはみんないつも綺麗にしているかも。自分が気持ちがいいとか、幸せっていうのももちろんだけど、人に見せてあげたいっていう気持ちもどこかにある気がします。窓辺にクリスマスの飾りをするのも、真っ暗な外を歩いている人のためっていう人もいますし」
自分の心地よさと、人にとっての心地よさ。その両方のバランスがなんだかとてもいいなと思ったのでした。
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もくじ
松浦摩耶(まつうらまや)
『北欧、暮らしの道具店』を経て、現在はコペンハーゲンを拠点に映像や写真を中心に活動中。プライベートでは、デンマークのテキスタイルアーティストKarin Carlanderを追ったドキュメンタリーなどがある。日々の様子はInstagramで更新中(@mayanoue)
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