【あの人のバッグ】持ち物は「小さめサイズ」が基本!バッグにはお気に入りだけを詰めて(柳本あかねさん)

編集スタッフ 岡本

大きさや、形、その中身……「バッグ」には、そこかしこに “その人らしさ” がぎゅっと詰まっている気がします。「あの人のバッグ」は、そんな気になるあの人のバッグやポーチの中身、気になるお買い物スポットまで、あれこれ聞いてみる連載シリーズ。

今回登場するのは、以前「小さな家のインテリア」にご登場いただいた、東京・飯田橋のカフェバー「茜夜」の店主、柳本あかねさんです。

約30平米のワンルームに夫婦二人で暮らしている柳本さん。コンパクトな空間でありながらも心から気に入った物だけに囲まれた住まいは、すっきりしつつ暖かな印象です。

そんな柳本さんならではの物選びの基準が、バッグの中身にも現れていました。

 

バッグの中身、見せてください!

(左上から時計まわりに)
・エコバッグ / marimekko
・スマートフォン
・文庫本
・手ぬぐい / katakata(非売品)
・名刺入れ/ LOEWE
・キーケース / 華順
・コインケース / LOEWE
・長財布/ LOEWE
・ポーチ / marimekko × Finnair
・水筒 / POKETLE(120ml)

柳本さん:
「バッグは、10年以上前に神楽坂のラ・ロンダジルさんで購入したタカハシナオさんのミニトートです。

長財布がちょうど入るくらいの小ぶりなサイズなので、エコバッグは必需品。これは6年前フィンランドを旅行した時に購入しました。

あと持ち物に欠かせないのが、手ぬぐいです。家の中では食器拭きやちょこっと掃除などの家事に、外出時は膝かけやバッグの目隠しなどに使えて、手ぬぐいって何枚かあるととても便利なんですよ。

小さく畳めてかさばらないのに、大きく広げられるところも気に入っています」

※タカハシナオさんは現在、CANOというブランド名で活動中。画像のバッグは現行商品ではありません。

 

ポーチの中身、見せてください!

(上から時計回りに)
・黒のミニレザーポーチ / BOBBIBROWN
・シルバーのスライドケース / 業務用(シモジマで購入)
・リップ / M・A・C
・インクペン / inkstand
・万年筆 / SAILOR
・携帯用歯ブラシセット / 無印良品

柳本さん:
「ピルケースとして使っている小物入れは、ノベルティーのコスメポーチについていたもの。中には常備薬や絆創膏、目薬を入れています。

シルバーのスライドケースには以前飼っていたネコのひげを一本入れて、お守りがわりに。

リップは気兼ねなく持ち歩けるミニサイズでありながらも、きちんと M・A・Cクオリティなのが嬉しいポイントです。

しっかりとメイクをする方ではないので化粧直しはほとんどしませんが、口紅が一本あると安心。

リップは、はっきりとした色味をつけるようになってから顔色が明るくなり、ふとしたシーンで背中を押してもらっている気がします」

 

お気に入りは「LOEWEの革小物」と「万年筆」

柳本さん:
「持ち物のなかでも、LOEWEの革小物は特に気に入っています。

長財布とカードケースはグラフィックデザイナーとして独立したときに、両親からプレゼントされたもの。コインケースは20代のときに、母親とのスペイン旅行で購入したものです。

日頃から持ち歩くことで両親に見守られ、叱咤激励されているような気持ちになり、勇気をもらっています。

もうひとつは万年筆です。

普段づかいできるものをと思い立ち、一昨年の誕生日から持ち歩くように。

さらには昨年初めての小説を出したことをきっかけにサインを書く機会に恵まれたので、自分の名前にちなんだ『茜色』のインクを調合してもらいました。

インクペンは、その『茜色』のインクを注入した自分だけの特別な一本です」

 

オススメのお買い物スポットを教えてください!

柳本さん:
「ずっとお世話になっているのは、神楽坂にある『ラ・ロンダジル』さん。扱われている商品も店内の空気もいつも凛としていて、常に憧れの存在です。

現在はコンパクトな住まいに夫と二人、小さな暮らしをしていますが、家が小さくなったことで持ち物が厳選されて、それが心地良さに繋がっています。

とはいえ、物を減らしすぎて不便になっては本末転倒ですよね。

なので自分に必要なアイテムを小さなサイズ感で見つけられると心が踊って、つい手に取ってしまうんです」

 

自分サイズを厳選して、快適に暮らす

口紅やペンといった小物ひとつとっても、自分に合うものをとことん考えて選んでいる柳本さん。

たくさんの物があるわけではないけれど、どこか満ち足りた雰囲気を感じるのは本当に納得したものに囲まれて暮らしているからだと感じました。

「なんとなく」や「いつもと同じ」を理由に物を選ぶことが多い私にとって、心地良さについて考えるきっかけをもらったような気がします。

(つづく)

柳本あかね

グラフィックデザイナー、二級建築士として働きながら、夕方からは東京・飯田橋のカフェバー「茜夜」店主を務める。日本茶インストラクターの資格も所有し、講座やワークショップも開催している。著書に『「茜夜」のシンプルに暮らす小さなキッチン』(河出書房新社)、『小さな家の暮らし』(エクスナレッジ)など。


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