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【スタッフコラム】ちいさな記念日

【スタッフコラム】ちいさな記念日

お客様係 石井

先日、ほんの小さなことなのですが、とにかく晴れやかな気持ちになる出来事がありました。

春から年少組に進級する娘(3歳)に、リュックを用意しました。4月からは着替えやタオル、上履きなどを自分で持って登園することになります。

ですが、待つことが苦手な彼女。気が早いものでリュックが届いた翌日には「しょっていく!」との主張が。

そこで、初めて気づきました。

「保育園の荷物セット」を、もう私は持たなくていいんだ、と。

長男が入園してから、ほぼ丸11年。毎朝毎夕、仕事かばんと一緒に持って歩いた大きなバッグ。山盛りの服やお昼寝用のシーツでパンパンになる日もありました。

それが必要なくなったときの、解放感といったら! 身軽さといったら!

思わず「今夜はお祝いだ!」と、普段は買わないクラフトビールを用意して乾杯するほどでした。

 

これまでに目を向けてみれば

こういう名もなき「ちいさな記念日」は、案外私の心の支えになってくれているのかもしれません。

たとえば?

進学で実家を出るため、ひとり新幹線に乗ったあのとき。

自分で選んで、賃貸契約したマンションに引っ越した日の夜。

長男がはじめて寝返りした日のことは、今でもはっきり覚えている。

好きなアーティストのライブに初めて行った日のことは、きっともう、忘れられない。

クラシコムに内定をもらった日よりも、採用に応募しようと決めたあの日のほうが、記憶に残っているなぁ。

カレンダーに書き込むような記念日も大事ですが、ふと思い出す「あの日」はなんともリアルです。

喜びだったり、ワクワクだったり、ほんの少しの不安だったり、当時と同じような気持ちを味わえる気がします。

 

来年も「あの日」を覚えている?

ところで、一年後に私は「保育園の荷物かばんを卒業した」記念日を覚えているのでしょうか?

……正直なところ、覚えていない気がします。

でも、何年か経って何かの拍子に、あの日の解放感はものすごかったな!と思い出すことはありそうです。

それはそれで、なかなか幸せなこと。

「今日はよい日だ」と思える瞬間を、これからも少しずつ、積み重ねていきたいなと思う春のはじまりです。

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