【メイクで変えられるもの】後編:選ぶならどの色? 人気カラーでスタッフがメイクしました

編集スタッフ 松田

当店初のメイクアップシリーズが、ありがたいことに合計販売数が5000ピースを超え、その記念としてお届けしているこの特集。

前編では、オリジナルのメイクアップシリーズの開発にも携わっていただいたビューティライター・AYANAさんと店長の佐藤が、一年ぶりのメイク談義をしました。

つづく後編では、「どの色を買おうか迷っている」「スタッフの方が使っている様子をもっとみたい」とお客様からお声をいただき、シリーズの中でも特に人気のカラーで、当店のスタッフが実際にメイクをすることに。

肌にのせた色味や雰囲気など、カラーを検討いただく際の参考になったらうれしいです。

 


最初にメイクをするのは、デザインチームの野村です。

【make deta】
もともとコスメにお金をかけるタイプではなく、間に合わせで適当に買ったりすることが多かったが、年々中身はもちろんプロダクトとしても愛せるものを手元に置きたい願望が強くなってきたこの頃。
よく使うコスメ:THREE、UZU、WHOMEE

選んだのは、こちらの3アイテムです。

スタッフ野村:
「リップカラーは、カジュアルで抜け感がある印象にしてくれそうなウィッシュオレンジを選びました。

透明感があって、薄づきなのもトライしやすそうだなと思って」


スタッフ野村:
「アイカラーのフォレストグリーンは、発売以来、一番気になっていたカラーです。寒色系のアイシャドウはこれまで持っていなかったのですが、他のスタッフからも “想像以上に使いやすい色だった” と聞いていたので、思い切ってチャレンジ!

実際、肌にのせたときの発色もグリーンが主張しすぎず、透明感があってとっても綺麗な色だなと思いました」

それでは、さっそくメイクをしてみます。

 


ニュアンスグリーンがポイント。
シックな装いに合わせたい
カラーメイク


1. クリアムーンをまぶた全体に

ベースメイクのあと、シンボリック アイカラー 03クリアムーンをまぶたのホール全体にのせます。

2. フォレストグリーンを目のきわにのせる

シンボリック アイカラー 05フォレストグリーンはラインを引くようにキワにのせ、アイホールに向かって少しぼかすように(目頭〜目尻全体)

3. マスカラ、アイラインを入れて目元を引き締める

カーキ色のアイラインを入れ、同じくカーキ色のマスカラで、目元を引き締めます。

【使ったアイテム】
・UZU アイオープニングライナーKAHKI
・UZU モテマスカラ KAHKI

 

4. 涙袋に、クリアムーンを少し入れる

涙袋の部分には、ほんの少しだけシンボリック アイカラー 03クリアムーンを。より目元を明るい印象にみせてくれます。

5. リップカラーはラフに仕上げる

仕上げのリップは、シンボリック リップカラー 02ウィッシュオレンジ。

6. 完成!

スタッフ野村:
「リップカラーのウィッシュオレンジは、つけ心地がべったりせず、色も透明感があって、とても好きです。ゴールドのラメが入っているからか、肌色を明るく元気な印象にみせてくれるなと思いました。夏の気分にフィットするカラーです。

アイカラーのフォレストグリーンは、初挑戦の色味だったのですが、私の場合、まぶた全体ではなく、まぶたのキワにアイラインのようにのせることで、よりハードルが下がって、日常的にも使いやすいと思いました」

▲グリーンが強すぎないグレイッシュな色味だから、自然に肌と馴染んでくれます

「それでいて、瞬きするときなどにちゃんと色味がわかるので、冒険したい気持ちも叶えてくれて嬉しいです。

クリアムーンはハイライト的に使えて、よりラメ感を足したいときに活躍してくれそう。他のカラーとの組み合わせも試してみたいなと思っています」

 

このメイクに合わせるならどんな服?

スタッフ野村:
「今回のメイクは、ちょっと大人っぽいシックな装いに合わせたいなと思いました。

今年買ったばかりのブラックのワンピースにもぴったりなメイクで嬉しいです」

 

次にメイクアップシリーズで化粧をしてみたのは、わたし・松田です。

【make deta】
子供が生まれてからは特に、手持ちのコスメはずっとアップデートされないまま。普段は日焼け止めと眉のみ。きちんとメイクをしなくちゃ!というときは、ゴールド系のアイシャドウをのせるくらい。
よく使うコスメ:CHANEL、MAC、ナチュラグラッセ

選んだのは、こちらのカラー。


リップは迷ってひとつに絞れず、アミュレットレッドとウィッシュオレンジの2色をセレクト。

AYANAさんから「2色を重ねても素敵ですよ」と教えてもらい、重ね塗りにチャレンジすることに。


続いてアイメイク。ピンク系のアイシャドウは、奥二重で目が垂れているため、腫れぼったく見えてしまうのではと思い、実はずっと避けてきたカラー。手持ちのコスメは、ゴールドやブラウンのシャドウばかりでした。

でも、オリジナルのミストピンクは
・派手になりすぎない、くすみのあるピンクだったこと
・パッと見の可愛さにときめいたこと
からぜひチャレンジしてみたいと思っていたのです。

個人的に馴染みのある色味のフィーリングブラウンと、クリアムーンも合わせて。

それではメイクしてみます。

 


ブラウン好きなひとも
チャレンジしやすいカラーメイク


1. クリアムーンをまぶた全体に

ベースメイクのあと、シンボリック アイカラー 03クリアムーンをまぶたのホール全体にのせます。

2. 二重幅に合わせてミストピンクをのせる

シンボリック アイカラー 01ミストピンクは二重幅にしっかりと、あまりぼかさないようにのせます。

3. フィーリングブラウンをアイラインを引くようにキワにのせる

シンボリック アイカラー 04フィーリングブラウンは、まつげの生え際から少し出るくらいにのせます。

4. アミュレットレッドを唇全体にのせ、ティッシュオフして馴染ませる

シンボリック リップカラー 01アミュレットレッドを唇全体にしっかりと塗ってから、ティッシュでおさえて軽くオフして色を定着させます。その上にぽんぽんと叩いて色を重ねます。

5. ウィッシュオレンジを下唇中央に重ね塗り

下唇中央だけシンボリック リップカラー 02ウィッシュオレンジをのせ、メリハリをつけます。

6. 完成!

二重幅からあまりはみ出しすぎないようにミストピンクをのせることで、気になっていた腫れぼったい印象によりならずに済む気がしました。これなら、しっかり奥二重のわたしもさりげなくカラーメイクが楽しめそうです。

目のキワにのせたフィーリングブラウンが奥行きを出してくれ、クリアムーンは光があたるたびにキラッとして、表情も明るい印象にしてくれる気がしました。

▲目を伏せたときに、ほんのりピンクのカラーがみえて嬉しい

とくに気に入ったのは、リップカラー。

リップカラーのアミュレットレッドは、一度のせてから軽くティッシュで落とすことで、浮かずに自分の顔色にも馴染んだ仕上がりに。

さらにウィッシュオレンジを重ね塗りすることで、単色とはまた違う大人っぽいニュアンスが楽しめました。

このメイクに合わせるならどんな服?

よく着るブラウンのシャツや、イヤリングとも相性がとってもよかったです。ふだんのスタイルに取り入れやすいなと思えました。

子供が生まれてからここ数年は特に、日焼け止めと眉しか化粧をしていなかったのですが、そんな自分でも取り入れやすいカラーメイクで、久しぶりに気持ちが上がりました。もっとメイクを楽しもうと、自然に思えるカラーに出会えて嬉しいです。

***

撮影後、デザイナーの野村とふたり「あぁ、恥ずかしかった〜。でも、メイクって楽しい!」と話しました。

コスメについて決して詳しくない私たち。また、自分の顔とダイレクトに繋がる行いだからこそ、それについて公におしゃべりするのは、どこか恐れ多いような、気恥ずかしい気がしていたのです。

でも、いざトライしてみるとやっぱり楽しいし、もっといろんなメイクを試したくなる自分がいました。

単純に色をのせたその変化量も面白いし、メイクをした後のほうが弾んだ気持ちで現場のカメラマンさんやスタッフとおしゃべりできたような……。

前編の対談でAYANAさんが「メイクはまるでトランポリンのばね、ジャンプ力が上がって、嬉しいときの笑顔をより魅力的にしてくれる」と話していたのを思い出しつつ、メイクって本当に不思議な力があるんだなと、実感したのでした。

 

▼オリジナルのメイクアップシリーズ
KURASHI&Trips PUBLISHING
メイクアップシリーズ

すでにご購入くださったお客さま、ご検討くださっているお客さま、メイクアップシリーズのご感想やご意見もお寄せいただけたら嬉しいです。

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photo:滝沢育絵
make up direction:AYANA
make up:LIM 原澤雅


もくじ

 


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