【スタッフコラム】はじめまして、編集チームに入った石川です!
編集スタッフ 石川
みなさま、はじめまして。新しく編集チームに加わりました、石川です。こうしてみなさまにご挨拶できる日を、ドキドキしながらも楽しみにしておりました。
現在は、当店で扱う商品ページの作成を担当しています。先輩スタッフの背中を追いかけながら一つひとつの業務に奮闘する日々です。
クラシコムに入社する前は、レコード会社でデジタルマーケティングやEC事業、海外プロモーションなどの業務に携わっていました。
「音楽業界から、なぜクラシコムに?」と聞かれることも多いのですが、今回は自己紹介も兼ねて、クラシコムに入ったきっかけをお話できればと思います。
音楽って、どんな存在ですか?
突然ですが、みなさまにとって、音楽はどんな存在でしょうか。捉え方は人によって様々だと思いますが、私にとって音楽は、一言でいうなら「自分に戻れる居場所」です。
今となってはすっかり克服してしまいましたが、子どもの頃や10代の頃は、口に出して自分を表現することが苦手なほうでした。かといって周りに合わせるのも、どうも好きじゃない。
我ながら、面倒な子どもだったなと思いますが(笑)、そんな時、音や歌詞を通じて、「私が感じてたモヤモヤって、これだ!」「この感覚、わかる~」と、迷子になっていた感情に寄り添ってくれたのが、音楽でした。
それは例えるなら、雨の中ひとり佇んで困っている時に、不意に傘が差し出されたかのような出逢いだったのです。
自分にとって心地いい場所って、どこだろう
▲今年は参加は難しそうですが、野外フェスでのキャンプも好きです!
大学時代にはバンドサークルに所属し、その後縁あってレコード会社に入社。好きなものを仕事にできること、華やかな世界の裏側をサポートすることは、かけがえのない喜びでした。
ありがたいことに、前職ではさまざまな業務を経験させてもらいました。ただ、いずれにしても当時の私にできることは、他の誰かが考えた方法に粛々と従って、アーティストや作品を紹介するというもの。
けれども、当然ながら、アーティストはもちろん、その作品たちに込められた想いはそれぞれ違います。その大事なことに向き合えないまま、毎月膨大な数の作品がリリースされる中で、いつしか機械的に受け流すように仕事をこなすようになってしまった自分を思うと、「私はいったい、世の中に何を届けようとしているのだろう?」という想いが募っていきました。
気づけば自分に嘘をつきながら仕事をしているような気がして、なんだか座りの悪い心持ちになってしまっていたのです。
「音楽は自分に戻れる居場所だけれど、自分にとって心地のいい場所は『音楽の仕事の外』にあるのかもしれない」。そんなことを考えていた時に、ふと頭に浮かんだのがクラシコムでした。
一人ひとりにとっての「居場所」を届けたい
実は、学生時代を国立で過ごした私は、2014年まであった「北欧、暮らしの道具店」の実店舗の前を通りがかったことがありました。「素敵なお店だなぁ」とずっと頭に残っていたのですが、その後EC事業の仕事をする中で「北欧、暮らしの道具店」と再会。
それからというもの、お客さまとしてお買い物をしてきただけでなく、読みものも毎日の楽しみにしていました。商品ページひとつにさえワクワクして、「今日はどんな商品が出るのかな?」と、毎朝のメルマガをを待ちわびていたほど。
そう、「北欧、暮らしの道具店」はいつしか私の「居場所」の一つになっていたのです。
▲前職を退職する前にお休みをもらって訪れた、憧れのアイスランド。
私が「北欧、暮らしの道具店」を自分の居場所のように思えるのは、一人ひとりのものさしで心地よいかどうかを大事にする「フィットする暮らし」を提案しているから。「こうするのが絶対良い」と押し付けることがないから。その上で、「わかるなぁ」という感情に寄り添ってくれるから。
それは、私にとって音楽と同じような存在だったのです。
クラシコムなら、私のような誰かの居場所を作ることに、真っ向から取り組めるかもしれない。そう思ったら、自然と扉を叩いていました。
しなやかな心で、「フィットする暮らし」を積み重ねたい
▲自宅からの眺め……ではなく、アイスランドでの1枚です。
私は入社して間も無く、リモート勤務が中心となりました。そんな今、改めて「フィットする暮らしをつくる」ことの大事さを感じています。
でも、それは本当はとても難しいことなのだ、とも痛感することもしばしば。今までは良かったことも、次の瞬間には全然通用しないかもしれない。だからこそ、周りの声に流されず、けれども自分に固執せず、しなやかな心で、自分と暮らしのあり方を常に点検し続けなければいけない。
お客さまとして外から見ていた様子より、はるかに地道な仕事ぶりには、入社以来驚かされるばかりですが、その積み重ねこそが「居場所」を守り続けることなのだな、と思わされるのです。
私も少しずつではありますが、みなさまが暮らしの中でほっとしたり、ワクワクしたり、心を寄せられる場所としての「北欧、暮らしの道具店」を作っていけたら、と思っているところです。
これからどうぞよろしくお願いいたします!
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