【うちのイヌ、うちのネコ】まるで双子のよう、2020年生まれの子犬と子猫とのにぎやかな暮らし

編集スタッフ 田中

不定期連載の「うちのイヌ、うちのネコ」では、動物と暮らす方のライフスタイルを写真とともにお届けしています。

可愛らしい仕草や表情で、言葉ではなくとも気持ちが伝わってくる愛おしい存在のイヌやネコ。ときには、人間以上に何かをわかってくれ、私たちを包みこんでくれるよう。

今回は、葉山で『昵懇(じっこん)』という飲食スペースを営む、大西麻子さん宅のミモザくんとこむぎこちゃんが主役です。

 

profile

名前:ミモザ
性別:オス
年齢:7ヶ月
種類:茶トラの雑種
名前の由来:一番好きな花「ミモザ」から取った。毛色も黄色。

名前:こむぎこ
性別:メス
年齢:7ヶ月
種類:ジャックラッセルテリア
名前の由来:白い毛色なこともあり、仕事柄、扱っていて一番好きな食材「小麦粉」から取ることに。

 

イヌとネコ、両方と暮らすのもいいなあ…と思い描いていたら

大西さん:
「こむぎこ(犬)とミモザ(猫)は、それぞれ生まれた場所が違います。こむぎこは信頼できるブリーダーさんの元で生まれ、ミモザは知人の家で飼われていた猫の子供で、なんと生まれた日が5日しか違わない2匹です。

今年の始め、長く一緒に暮らした犬が旅立ち、しばらくはさびしい日々を過ごしていました。その後また動物と暮らしたい気持ちがわいてきて、ふと『犬と猫、両方ともいっしょに過ごすのも良さそう』と思ったんです。

それを周囲の人に話していたら、あれよあれよという間に、2020年生まれの2匹と出会い、迎えることになっていました」

 

やんちゃ盛りの2匹、この夏はちょっぴり大変でした

大西さん:
「2匹は3ヶ月ほど生まれた家で大事に育てられてから、我が家へやってきました。7月頃から一緒に暮らしていますが、なにせ子犬と子猫を育てるのはとても久しぶりだったので、こんなに動き回るとは……!と、目が離せず、この夏はちょっぴり大変でした。

猛暑の中、大汗をかきながら2匹のチビッコを追いかけ、しつけたり、家や仕事場を整えたり。

ただ、今年はいつもと状況が違い、仕事のペースがゆっくりしていたので、2匹との時間を中心に、じっくり向き合うことができたので反対に良かったのかもしれません」

▲なんとなく手持ち無沙汰な方が仕掛けていき、じゃれあいになるのだとか。

 

周りに流されない冷静な犬と、オープンな性格で無邪気な猫

大西さん:
「まだ数ヶ月しか一緒に暮らしていませんが、性格もだいぶ見えてきました。こむぎこ(犬)は、周りに流されない自分の世界観を持っています。あれこれ指図されたことに従うよりも、自分で考えて正解を出しているように見えるんです。

例えば、おやつが欲しい!と要求するときに、ただ騒いでももらえないとわかったら、もっと吠えてみたり、ダメなら逆に静かに座ってみたりと模索して自分なりに解決しようとします。

私も細かくしつけるというよりは、彼女なりに納得できるやり方がみつかるよう待つことにしました」

大西さん:
「ミモザ(猫)はオープンな性格で無邪気な子。こむぎこにも人にも何をされても怒らず、とても優しいんです。来客があると隠れてしまう猫も多いですが、ミモザは人見知りもないし、新しい場所も平気。

獣医さんに診てもらうときでも、ゴロゴロ喉を鳴らしてます」

 

ペットと一緒に和やかに食事できる場であるように

大西さん:
「私は飲食業を営んでいます。いつもは料理教室やイベントなどを開催したり、時々カフェとして営業したり。けれど今年の夏からは、私1人で少人数のランチコース料理を提供する場として、完全予約制にしました。

今はこむぎことミモザも居るので、とにかく清潔第一を心がけています。2匹がやんちゃ盛りなこともあり、さぞ散らかるだろうなと覚悟して、いたずらされては困るものを片付けたり、思い切って物を処分したりしていました。

そうしたら案外すっきりした空間になったし、色々と気を配りながらも営業できる状態になりました。

ペットがいることを知っていてくださり、許容してくださる方ばかりで感謝です。当の2匹はお客様が来たら歓迎して、その後の食事のタイミングになったら定位置で静かに自分の時間を過ごしています」

大西さん:
「お食事中に、食べ物を欲しがることはないし、2匹で吠えたり遊びまわったりはしないんです。しつけというよりはしっかりお散歩をするとか、きちんとご飯を食べるとか、仕事時以外の時間で、私がしっかり相手をしてストレスを溜めないように心がけていたら、自然とこのスタイルができてきました。

日本だとペット可のレストランはまだ少ないですが、私が一時期滞在していたヨーロッパのように動物も人も同じ空間で和やかにお食事を楽しんでいただける場を作れたらと思っています」

 

動物と暮らすことは、なくてはならない私の一部です

大西さん:
「私自身が小さなころから動物と暮らすのが当たり前でした、だから今年の始めにニコという犬を見送ってから、しばらくは空虚な気持ちで塞いでいたんです。

でもだんだんと時が経ち、またいっしょに暮らせたらと思っていた頃にミモザとこむぎもに出会えて本当にうれしいです」

この夏から家族になったミモザとこむぎこ。2匹がだんだんと仲良く、そしてお客様のおもてなしもできるほど穏やかなのは、大西さんが普段からしっかりと向き合っているからなんでしょうね。

インスタグラムで垣間見える、2匹の日常も微笑ましいんです。犬と猫がまるで双子のように育っていく様子に癒されます。

次回もどうぞお楽しみに。

 

(つづく)

うちのイヌ、うちのネコ vol.1
うちのイヌ、うちのネコ vol.2

うちのイヌ、うちのネコ vol.3
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【写真】大西麻子

大西麻子

1997〜2002年フランスにて料理をお菓子を学ぶ。帰国後は「Cura」の屋号で焼き菓子のネット販売や、都内でカフェ「Cura2」を営むなど活動。2013年より神奈川県葉山町にある「昵懇」の店主。週末にカフェとしてオープンしたり、料理教室やイベントを開催。現状は、週末のお昼に完全予約制でコース料理を提供している。instagram→@jiccon_2013


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