編集スタッフ　田中

不定期連載の「うちのイヌ、うちのネコ」では、動物と暮らす方のライフスタイルを写真とともにお届けしています。

今回は、神奈川県・葉山町でギャラリーとカフェスペースを併設した書店「BOOKSHOP kasper」店主の青木真緒さん（あおき まお）さん宅の猫が主役です。

▲お店の入り口。

 

姉妹のようなミアとパトリシア

▲パトリシア4歳（メス・雑種）

青木さん：
「わが家は、2匹の猫がいます。先にきたのはパトリシア。そのあとミアを迎えました。

2匹で仲良くするのかと思いきや、性格が違うのでほどよい距離を保っています。時々追いかけっこはしてますが、普段は個々にお気に入りスペースで過ごしてます（笑）。いい意味で期待とは違っていますが、それぞれ暮らしやすいのが一番です」

▲ミア2歳（メス・雑種）

 

家族みんなの見守り役・パトリシア

▲練習を見守る鋭い目のパトリシア

青木さん：
「パトリシアは家族想い。誰かが家に帰ってくると、玄関まで急いで走って出迎えてくれます。

息子のことはどうも年下と見ているようで、毎晩眠っている息子の枕元にそっと寄り添うなどお姉さんのように見守り役をしてます。

ある日、夫と息子が習っているブラジリアン柔術の練習中に、パトリシアが夫の背中に飛びついていったことがありました。息子がいじめられてる！と思ったんでしょうけど、飛びつかれた夫はすごくびっくりしてましたね」

 

受験勉強中もそばに。娘と仲良しのミア

青木さん：
「一方でミアは娘が大好き。動物愛護センターから引き取ったミアは、当時センターの方に『人間を怖がっているから、抱っこできるまで時間がかかるかも』と言われていたんです。でも不思議なことに、娘には心を許したのか初めから抱っこされていました。

そのときは生まれて二ヶ月くらいでしたから、娘をお母さんのように思っていたのかもしれません。それからはいつも側にいます。受験勉強のときも、ノートパソコンの前にどっかり座って邪魔をしていました（笑）」

 

高いところ大好きな2匹が、見守る家で

青木さん：
「2匹の共通点といえば、猫じゃらしがお気に入りなことと、リビングを上階から見下ろすのが好きなことでしょうか。吹き抜けになっているので、梁に登って高いところにいけるんです。来客時はそこからおしゃべりしている私たちを眺めていますね。

パトリシアは時々、お店にもやってきます。好奇心旺盛なのとダンボール箱に入るのが好きなので、お店で開梱や梱包をしている私の作業が気になっている様子です。これからもマイペースな2匹たちに見守られて、楽しく過ごしていきたいですね」

▲店頭に佇むパトリシア

それぞれ子供達に懐いて、家族にとって欠かせない存在になっているパトリシアちゃんとミアちゃんでした。

次回もお楽しみに。

本連載のバックナンバー

【写真】青木真緒さん

 

青木 真緒

神奈川県葉山町にあるBOOKSHOP kasperの店主。ジャンルレスに集めた本のセレクトに定評があり、併設のギャラリーではさまざまなアーティストの展示を開催。アートを身近に感じてもらえるように食やインテリアと結びつけたイベントも。2021年からは海外のアーティストの企画展も行なっている　Instagram：@bookshopkasper

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