編集スタッフ　田中

不定期連載の「うちのイヌ、うちのネコ」では、動物と暮らす方のライフスタイルを写真とともにお届けしています。

今回は、テキスタイルデザインが人気、『アセンダダ』の代表を務めるデザイナー・サトウアサミさん宅の猫が主役です。

 

みんなに懐かれているメンメを中心に、4匹の猫がいます

▲メンメ（オス、雑種、推定9歳）

サトウさん：
「我が家には猫が4匹います。約9年前にメンメ、オック、デッコの3匹が、その後1年くらい経ってからモフが加わりました。

メンメはみんなからお兄ちゃんのように懐かれていて、私からみているとメンメが決めたことに他の猫たちが従っているような、そんな雰囲気があります。

それでも4匹とも個性があって全然違います。デッコは初めてのことやものに臆病なところがあり、モフが家族になったばかりの頃は追いかけられるのが嫌〜と逃げていました。モフは気にせずついていって、距離を縮めようとしていたのが功を奏したのか、今ではたまに2匹でくっついているのを見ることも」

▲奥：デッコ（オス、雑種、推定9歳）

▲モフ（メス、雑種、推定8歳）

サトウさん：
「オックはとにかく食べることに命をかけているので、毎日16時のカリカリの時間を待ち遠しそうに2時間前くらいからソワソワしていることもありますね（笑）」

▲左：オック（オス、雑種、推定9歳）、右：モフ

 

ブラッシングやポンポンと触られるのが好き

サトウさん：
「4匹ともブラッシングされることや私たちに触られるのが好きです。

お尻や腰あたりを手でポンポンしてあげることを、私と家族のあいだで『ポンツクする』と呼んでいます。リズムをつけてポンポンとすることや、ピアノを弾くようにツクツクと指先で触っていると喜んでくれて、その様子に私たちも癒されています。

朝、起きるとモフがポンツク待ちしていることも」

 

くつろぎの場所は、人も猫もソファ

サトウさん：
「私たちも猫たちも、ソファでくつろぐことが多いです。

特にメンメは私がソファに座ると、横にそっと座るか、全体重をかけて寄りかかって寝るかしてのんびりしています。

他の猫たちも居心地良くいられるようにと、色々工夫しています。大きめの羽毛クッションを2つ積んで、少し高いところで寝られるエリア、何も置かないシンプルなエリア、顎をのせて眠れるように小さめクッションなどがあるエリアなど。のんびりしてくれたら嬉しいですね」

▲メンメは鳥のオブジェに顎をのせて寝るのが好きだそう

 

4匹で争奪？　オットマンがお気に入り

サトウさん：
「私がテキスタイルデザインした布が張られた、オットマンの上もお気に入りです。

生地は定期的に張り替えて、空間にある様子や使い心地、プリントされた生地の具合などを確かめているんです。

ただ、猫たちも必ずここでくつろいでは、爪を引っ掛けてジャンプしたり、オットマンを取り合って小競り合いしたりするので、生地の耐久性を実験するのにも一役買っているのかな」

▲取り合い？　じゃれあい？の様子

4匹がオットマンを取り合ったり、順番待ちしている姿が可愛らしい！　そしてサトウさん宅の素敵なインテリアが、くつろぎスペースだなんて羨ましいですね。

次回もお楽しみに。

本連載のバックナンバー

【写真】サトウアサミさん、プロフィールのみ清永洋

 

サトウアサミ

デザイナー。ASENDADA Co., Ltd.代表。絵や図案の制作、それをデザインに落とし込むまでを一貫して行うスタイル。空間でのアートワーク、プロダクト、パッケージデザイン、テキスタイルデザインなど、様々な作品を発表。2015年アセンダダを設立。自身がデザインするテキスタイルの企画・製造を行っている。
SATO ASAMI Design Office  http://satoasami.com

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