【あの人のデスク事情】10年以上、大切に使い続けてきた仕事道具に囲まれて(イラストレーター・柿崎こうこさん)
編集スタッフ 野村
自宅の一角で、デスクワークをするならば。仕事がはかどるように、かつインテリアとしても素敵にしたいです。
デスクやチェアは? 書類の管理はどうしてる? 気分のON /OFFの仕方も知りたいところ。
この連載では、気になるあの人の「デスク事情」について伺います。今回ご紹介するのは、イラストレーター・柿崎こうこ(かきざき こうこ)さんのデスクです。
▲天板の大きさは、横幅125cm、奥行き70cm。十分な奥行きがあることでPCを置いても、絵を描く作業がしやすく使いやすいのだとか
柿崎さん:
「古材と鉄脚でテーブルを制作している方に、天板のサイズと脚の高さを仕事部屋のサイズに合わせてオーダーで作ってもらいました。
無垢の古材の天板をオイルフィニッシュで仕上げてもらい、自分でときどき蜜蝋ワックスを塗って、いい雰囲気に育ってきています。
デスクはかれこれ12年ほど使用しているものですが、天板の反りもなく、ずっと大切に愛用していきたいデスクです」
柿崎さん:
「椅子は、25年ほど前に暮らしていた街にあったリサイクルショップで見つけたもの。
古道具の雰囲気が好きだったので仕事用の椅子にと購入して以来、今もずっとこの椅子を愛用しています。
背もたれが直角で、シートのクッション性もないので、おそらくもっと座り心地のいい椅子があるのだとは思いますが、あまりに体に馴染みすぎて、結局この椅子に25年座っています」
柿崎さん:
「ライトは『無印良品』のものです。
引っ越しが多い方なので、色もデザインもシンプルなものであれば、家が変わっても間違いなく馴染むだろうなと使っています」
柿崎さん:
「20年ほど前に『ベルメゾン』で購入した、木製の11段の引き出しを仕事道具の収納に。
もともとは白木調で、少しかわいすぎる雰囲気もあったのですが、ワックスでメンテナンスを続けるうちに味わいが出てきました」
柿崎さん:
「浅めの引き出しなので、筆記具、紙もの、袋物、コピー用紙を分けて入れています。
デスクに座ったまま手が届くように、使用頻度の高い筆記具は上段に入れるようにしています。
出し入れもしやすく、収納力も抜群で、気に入っている収納道具のひとつです」
▲引き出しに入らない大きめサイズの封筒や書類は、『IKEA』のキャビネットに保管
デスク上の収納は、カテゴリー分けを徹底
柿崎さん:
「11段引き出しの上に置いている『IKEA』のレタートレイには、上の段から順に仕事関係の書類を、カテゴリー毎に保管しています。
カテゴリー分けすることで、書類を探しやすくなるので、なるべく決めたカテゴリーの通り仕分けするように心がけています」
柿崎さん:
「シェーカーボックスは、レシートや領収書の一時入れに。
以前は、デスク上にその日のレシートをそのまま置いていたのですが、専用の置き場を作ったらきれいに整い、なんだか気分も違ってきて、記入忘れも減りました」
柿崎さん:
「デスクには、『無印良品』のファイルボックスを置いて、アイデアや仕事の記録をしているノート類など、頻繁に使うものを収納。
手元に近いので、なんでも一旦ここに入れたくなるのですが、どんどん放り込まないように気をつけています」
▲クリップ類や画鋲など細々したアイテムは、アンティークの小物入れに収納
柿崎さん:
「自宅での仕事なので、つい気分が緩くなりがちですが、ヘアスタイルやスキンケアなど、身だしなみを最低限整えてから、仕事に向かうようにしています。
働く気分をONにするアイテムはあまりなくて、どちらかというとOFFにする時間を大切にしているかもしれません。
日中はコーヒーとおやつの休憩をとって、気分をOFFにしています」
▲愛猫の「まるお」くん
柿崎さん:
「あとは飼っている猫と遊ぶのが、気分がOFFになる習慣です。
私がデスクから立つと、どこからか現れて目の前でコロンとなって、なでられ待ちをするので、ひたすらなでていると良い気分転換になるんです」
***
10年20年と大切に使ってきた味わいある仕事道具の数々に囲まれた、柿崎さんのワークスペース。
書類の収納場所や収納ルールがしっかり決められていることで、すっきりと整った空間になっていました。
次回の更新もお楽しみにお待ちください。
柿崎こうこ
イラストレーター。日々の食、美容、健康、快適な暮らし方をテーマに、雑誌や書籍、広告媒体で活躍中。近著に「50歳からの私らしい暮らし方」(エクスナレッジ、2021)
instagram:@kakizaki_koko https://www.kakizakikoko.com/
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