【夏の不調をゆる改善】第2話:夏バテを予防する4つのアイデア

ライター 長谷川未緒

今年の夏も、厳しい暑さが続いています。

寝苦しいからか、疲れが思うように取れませんし、食欲も落ちているような……。

そこで本特集では、医師でヨガ指導者でもある高尾美穂(たかお・みほ)さんに、簡単な夏バテ予防、対策法を伺います。

第1話では、夏バテする理由と、暑さが厳しい夏ならではの過ごし方を聞きました。

続く第2話では、高尾さんが実践している夏バテ知らずのアイデアを教えてもらいます。
この特集の一覧

 

毎日のちょっとした工夫で、真夏も元気に

トレードマークのショートヘアに、快活な笑顔が印象的な高尾さん。いつも元気なご様子ですが、夏はふだん以上に元気いっぱいなのだそう。

高尾さん:
「たいていの人は暑いとしんどいと言いますが、私は太陽大好き、夏大好き人間なので、真夏のほうが調子がいいくらいなんです。

とはいえ、最近の暑さは尋常じゃないですし、外は激アツ、中は激サムで気温差が激しいのは体にこたえます」

高尾さん:
「暑さに強い私でも、梅雨明けした頃から夏の終わりまでは無理はしないように過ごし、不快感を和らげ、疲れを残さない工夫をしています」

高尾さん流、暑さを乗り切るちょっとしたヒントは、次の4つです。

 


1.フェイスタオルを持ち歩こう


高尾さんは自宅から勤務先まで、自転車で通勤しているそう。

高尾さん:
「体を動かして汗をかくのは気持ちがいいのですが、エアコンの効いた室内では体が冷えてしまいます。

そこでフェイスタオルとインナーの着替えを常備し、勤務先に着いたらまずトイレに入ってうがいと手洗いをし、顔も洗ってしまいます。そして持ってきたフェイスタオルで手や腕、首まわりを拭き、インナーを取り替え、仕事用のシャツに着替えるんです」

高尾さん:
「これだけで、気分も体感もだいぶすっきりして、暑さによる不快感が軽減します。

職場の環境によってインナーや仕事着を着替えることは難しいかもしれませんが、徒歩や電車移動でも汗をかきますから、タオルを持ち歩き、すぐに拭き取るようにするだけでも、ずいぶん気持ちよさが違うと思いますよ」

タオルはハンカチ大のミニタオルでは拭ききれないので、ちょっと荷物にはなりますが、できれば横長のフェイスタオルサイズがおすすめとのことです。

 


2.炎天下の活動はなるべく最小限に


夏は海や山のレジャーに出かける人も多いですし、お子さんのいる家庭では公園に出かけたり、ペットがいれば散歩したりと、暑くても外に出ざるを得ないことが多いもの。

外に出るならば、なるべく炎天下を避けて、と高尾さん。

高尾さん:
「炎天下に長時間いると熱中症のリスクもありますので、できれば太陽が真上にある時間帯ではなく、朝早くか夕方に出かけるようにしたほうがいいでしょう。

どうしても昼間に出かける場合は、屋根があるところを意識して歩いたり、日傘を持ち歩いたりすると、体感温度がだいぶ違うはずです」

太陽を浴びることはビタミンDを生成するために必要ではありますが、10分も浴びれば十分とのこと。

また、アウトドアを楽しむ際にも、1日中外にいては、激しく消耗してしまいます。

高尾さん:
「私は夏は肌を焼きたいほうなので、日焼け止めも塗らずに海に出かけますが、朝早く行って早めに切り上げるようにしています」

遊びとなると、楽しくてつい羽目を外してしまいますが、何事も無理のない範囲におさめることが、夏の疲れを残さない秘訣のようです。

 


3.寝る前のストレッチで夏も快眠しよう


私たち人間は1日の中で体温のサイクルがあり、昼間は体の深部体温が上がって活動的になりますが、夜間は深部体温が下がって寝る準備をします。

夜になっても蒸し蒸しと暑い夏は、不快感もさることながら深部体温が下がりにくく、結果として寝つきにくかったり、寝ても熟睡できなかったりするのだとか。

高尾さん:
「深部体温を下げてスムーズに深い眠りを得るためには、いったん体温を上げてあげることがポイントです。

一時的に深部体温が上がればそのあと下がるので、そのタイミングを利用すると自然に寝付けるようになります。

寝る60〜90分前にぬるめのお湯に浸かったり、ストレッチをしたりするのもおすすめです」

高尾さん:
「ストレッチをしても体温が上がっている気がしないかもしれませんが、椅子に座って、あるいはソファーにもたれて、体を前屈させるだけでも筋肉を使いますので、多少は体温が上がりす。

あまり激しい運動をしてしまうと、交感神経が優位になって興奮してしまうので、ストレッチくらいで十分です」

手のひらが温かくなってきたら深部体温が下がったサインなので、さっとベッドに入るといいようです。

 


4.熱帯夜にも寝付きやすくする環境づくり


住宅環境によっては窓を開けて寝ることが叶わず、就寝時もエアコンをつけている人は多いはず。

かくいう私もエアコンをつけたまま寝ていて、温度設定を高めにしているにもかかわらず、明け方冷えすぎて目が覚め、掛け布団をかぶることも。

高尾さん:
「わかります。体感温度は個人差があるので、家族がいると余計に温度のコントロールが難しいですよね。

でもベースはエアコンの温度は下げすぎず、扇風機やサーキュレーターを上手に使うといいですよ。我が家は28度に設定して、サーキュレーターを回しています。

それでも寝苦しい夜は、氷枕がおすすめ。昔ながらの氷を入れるタイプのほかにも、冷凍庫で冷やして使うジェルタイプなど、いろいろありますよね」

高尾さん:
「ポイントは冷やす場所です。太い血管が走っている、首、脇の下、腿の付け根を冷やしてあげると、涼しく感じると思います。

冷えすぎちゃうかも、なんていう心配は不要です。不快感があれば、寝ているあいだに自然と外すはずですから」

高尾さんが教えてくれたアイデアは、すぐにでも実践できて、言われてみれば納得のいくものばかりながら、意外と試していませんでした。

続く第3話では、自律神経を整え、夏の不調を和らげるとっておきの秘策を教えてもらいます。

 

【写真】鍵岡龍門

 

もくじ

 

高尾美穂

産婦人科専門医・医学博士。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。イーク表参道副院長。ヨガ指導者。婦人科の診療を通して女性の健康を支え、ライフステージ・ライフスタイルに合った治療法を提示、選択をサポート。音声配信アプリstand.fmの番組「高尾美穂からのリアルボイス」も人気。https://www.mihotakao.jp

 

 

 


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