【時間を味方に】第3話:手帳に書き込むと億劫に……。イベントごとを思い切り楽しむには?

編集スタッフ 岡本

仕事に家事にあれこれ動いて、ふと時計を見るともう夕方。あっという間に過ぎていく毎日のなかで、時間に振り回されているのでは……と感じることがたびたびあります。

もう少し時間に寛容になれたなら、必要以上に焦ったり小さな罪悪感を覚えたりしないでいられるのかもしれません。

そんな時間のもやもやについて、全3話でお届けしているこの特集。第3話では前回に引き続き、スタッフアンケートで集まったお悩みをライフオーガナイザーの鈴木尚子さんに相談してみました。

第1話を読む

第2話を読む

 


スタッフに聞きました。
時間にまつわる、もやもや相談室


Q.楽しみな予定なのに、
カレンダーに書くと憂鬱に……

スタッフ 松田

「楽しいはずのイベントも予定としてカレンダーに書き込んだ途端に、億劫になってしまう性格です。プライベートにおいては、スケジュールを立てたくないというのが本音かも……。

もちろん行ってしまえば楽しいのですが、予定でいっぱいのカレンダーを見ると憂鬱になることも。全部こなせるか不安になってしまうんです」

A.「余白」を考慮してスケジュールを立てることで、楽しむ余裕が生まれるかも

鈴木さん:
「どんなに楽しみなイベントでも、そのためのエネルギーがなければ気分は乗らないですよね。体や気持ちが疲れている状態でなにかを楽しむのって難しいもの。

我が家では、どこかに出かけたり旅行に行く時は予定をつめ過ぎないように心がけています。ただでさえ非日常な空間に身を置くので、家族みんながリラックスするためのゆとりは持っておきたいですから」

鈴木さん:
「相談の内容を拝見して、カレンダーに書き込むことで億劫な気持ちになってしまうくらい日常生活が忙しいのかなと想像します。そうであれば、予定を入れる前後の自分のコンディションを考慮して、予定を立てるのはどうでしょうか。

仕事が忙しくなりそうな週なのであれば、週末には予定を入れずに体を休めることを優先する。きっとこの辺りは落ち着いていそうというところを狙って楽しみな予定を入れられたら、気持ちの部分では少しゆとりが生まれそうです。

自分ひとりの都合で日程を決められずイベントが立て続いてしまう時は、月単位で見て自分を休めるためのスケジュールを確保したいですね。ここで休めるから大丈夫と思えるので、目の前の予定を楽しむ後押しになる気がします」

 

Q.週末に食材をまとめ買いしたいけれど、
献立はその日の気分で選びたいんです。

スタッフ 金

「食材のまとめ買いが苦手です。週末に平日分の買い物を済ますことができたら、時間もお金も節約に繋がると思うのですが、数日先の自分が何を食べたくなるか分からない! という思いから、毎日スーパーに寄ってしまいます。

まとめて買ってもその日の気分でご飯作りってできますか?」

A.自分だけのオリジナルメニュー表が味方に。ポイントは、食材ごとに分けること

鈴木さん:
「食事作りは毎日のことなので、効率よくできたら嬉しいですよね。
私は少しでもラクしたいという思いから、オリジナルメニュー表を作りました。

我が家の場合は、この表をもとに1週間分の献立を決めて、買い出しは夫と娘の担当。『今日は何を作ろう』という考える作業と、買い出しの労力を家族にお願いして、作るのは私、というように役割分担をしています」

鈴木さん:
「このメニュー表のポイントは、食材ごとに分けてあること。気分が変わっても別の献立がすぐに決められるんです。

週末には、調理しやすいものやお買い得なものなど、これは買っておこうと思う食材をおおよそ家族の分調達しておきます。作るタイミングになったら、今の気分と冷蔵庫にあるものを突き合わせて作りたいものを選ぶだけ。

例えば鶏肉があって、がっつりしたものが食べたい時は唐揚げや青椒肉絲をチョイス、さっぱりめがいいなという日は、筑前煮やポン酢がけにしようかなと、臨機応変に決められます。週末にどさっと買ったものでも、その日の気分に合った食事作りはきっとできると思いますよ」

鈴木さん:
「メニュー表を作ると、自分の料理の傾向が分かるのも面白いところ。

鳥モモを使う料理は得意だけど、ひき肉はあまり使わないみたい。豆腐があればメインにも副菜にも汁物にも使えるからいつも買っておこうと、週末の買い出しのコツも掴めるはず。我が家の必須常備菜を上手に使って、毎日のご飯作りを楽しめたらいいですよね」

 

きっと、時間は味方になってくれるから

鈴木さん:
「育児や仕事、理由は様々だと思いますが、今現在、時間とうまく付き合えていないと感じているとしても、ずっとこの状態が続くことはあまりないと思っています。子どもは成長するし、仕事だって少しずつ変化していくはず。

そうやって自然と時間との付き合い方が変わっていくのを待つ人もいれば、自分自身で変えていきたいと行動する人もいますよね。

一番大切なのは、自分らしく時間を使いこなしたいという気持ちの中に、答えが隠れていると信じてみることではないでしょうか。

ないない尽くしだった私が少しずつ時間との距離を縮められたのも、そう信じたことがきっかけだったと思います」

世界中の誰にも平等に流れている時間。

それは間違いのない事実ではあるけれど、そこに暮らしを掛け合わせると、心地よいと感じる時間の捉え方は人それぞれで違うのかもしれません。

そうなのであればやっぱり、どんな自分でありたいか、どんな暮らしを送りたいか、そこから答えを導くのが時間と上手に付き合う一番の近道なのだと感じます。

自分の認識よりもずっと早いスピードで流れていく時間のなか、なにかを取りこぼしているような寂しさを感じることがあるけれど、まずはそんな気持ちを抱えている自分自身と向き合ってみたい。そこから私らしい時間との付き合い方を見つけていけたらと思います。

(おわり)

【写真】鍵岡龍門


もくじ

 

鈴木 尚子

出産後、苦手だった片付けを克服したのち、2011年ライフオーガナイザー®︎として「SMART STORAGE!」を立ち上げる。整理収納事業と並行してアパレルでの経験を生かしたパーソナルスタイリストとしての活動や、片づけのプロの育成、子育ての失敗からの親子関係メソッド提供など幅広いサービスを展開。2022年には今までの経験を活かし起業をプログラム化した「BeProfessional」と、セルフケア講座「BEYOU」を開発。女性がもっと楽しく美しく暮らすための生き方デザインを伝えるLSCアカデミーの校長として、女性の起業・メンタル・片付けなど数々のスクールを開講。自分自身の半径5Mを幸せにすることができれば日本の幸福度はあがる、が信念。


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