【あそびに行きたい家】小さな模様替えで気分転換。限りある賃貸で工夫を楽しむ暮らし(デザイナー・サトウアサミさん宅)
編集スタッフ 青木
限りある賃貸物件だからこそ
模様替えを楽しむデザイナーの部屋
ルームツアー動画番組「あそびに行きたい家」。今回お邪魔したのは、デザイナーのサトウアサミさん宅。
築40年ほどの賃貸マンションで夫と猫4匹と暮らしています。
遊び心のあるデザインや華やかな色のアイテムが散りばめられつつも、シンプルですっきりとした印象のある部屋は、何度も配置換えや模様替えをしてきたといいます。
テーマにとらわれる部屋づくりはせず、一目惚れしたものや好きなアイテムを手に入れては、部屋に調和させているというサトウさん宅。ぜひYouTubeでお楽しみください。
狭いキッチンスペースをカバーするアイテムたち
▲夫婦で一緒に家事をすることが多いキッチンはぐるっと回れるようにロの字のレイアウトに
賃貸物件はあらかじめ間取りや広さが決まっていて、自由に変えられないのが悩みどころ。特にキッチンは収納も作業スペースも十分でないことが多いですよね。
サトウさん宅もキッチンのスペースに限りがありましたが、アイテムを活用することで快適に過ごせる工夫をしています。
サトウさん:
「キッチンの作業台が本当に狭いので、可動式のワゴンを作りました。これは必須ですね。
取り付けのキッチン収納も多くはないので、USMの収納棚を導入しました。たっぷり収納できるので、食器を入れたり、食材を入れたりしています」
今あるアイテムの中で変えてみて気分転換を。
小さなことも含めて年に2回ほどは模様替えをしているというサトウさん。新しいアイテムを買い足す、というよりは、今持っている物の中でできることを行なっています。
サトウさん:
「季節に応じてチェストの向きを変えるだけでも、部屋の雰囲気が変わります。
ちょっとした配置変えをしてみて、その時々の生活や環境に合うか合わないかを探り探り行う。その工夫の繰り返しですね」
間取りやインテリアは簡単には変えられないですが、その中でちょっとした模様替えをしてみることで、気分転換にもなるといいます。
差し色で部屋を華やかに。まとまりのある部屋のコツは?
すっきりとしたレイアウトながらもカラフルな配色が調和しているリビングは、テーマにとらわれない部屋作りをしています。
サトウさん:
「家具やアイテムは、部屋の雰囲気に合うかどうかよりも、一目惚れや感覚で買うことが多いです。その後で部屋にどう合わせるかを考えます。
必要最低限でシンプルに、 モノトーンカラーをベースにしつつ、明るい色の入ったアイテムを取り入れるのが好きです」
自由に部屋を変えられない賃貸物件。だからこそ、その制限の中で工夫を凝らしながら自分たちに馴染む空間にできることが面白いんだそう。
本編はYouTubeでお楽しみください。
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サトウアサミ
デザイナー。ASENDADA Co., Ltd.代表。絵や図案の制作、それをデザインに落とし込むまでを一貫して行うスタイル。空間でのアートワーク、プロダクト、パッケージデザイン、テキスタイルデザインなど、様々な作品を発表。2015年アセンダダを設立。自身がデザインするテキスタイルの企画・製造を行っている。
SATO ASAMI Design Office http://satoasami.com
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