【スタッフの愛用品】いつもの夜に「デコレーションライト」を迎えたら、おこもりがもっと豊かになりました
編集スタッフ 石川
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しとしと雨が降り続く日は、心なしか、外から聞こえてくる音もいつもより遠く感じます。屋根を打つ雨音に耳を傾けているうちに、心がしんと静まっていく……あの感じが、実は案外好きだったりします。
お出かけに行けないのはちょっぴり残念。だけど、そんな日はむしろチャンスと考えて、お家にこもって、どっぷりと読書やドラマ、音楽に浸るいい口実に。
とはいえ、見慣れた部屋の景色をいつもよりほんの少し「いい感じ」にできたら、おこもり日和の気分ももっと上がりそう。
そこで手に取ってみたのがこの「星粒のようなデコレーションライト」。デコレーションライトというと、パーティーやクリスマスで活躍するイメージでしたが、おうちでゆっくりしたい日にも、このライトはちょうどよく寄り添ってくれたんです。
上品で繊細だから「いつもの夜」になじみました
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このライトのお気に入りポイントは、光の繊細さ。光量は控えめで「ギラギラ」「ピカピカ」という印象ではなく、名前の通り、星粒を思わせる可憐さが。ぼんやり眺めているだけでホッとするような安らかな光です。
10本のワイヤーがタコ足のように出ており、一つ一つのワイヤーにライトが付いている作りなのですが、このたっぷりなワイヤーの数もいいんです。
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▲ワイヤーが束になっている先に黒いフックがついており、これをS字フックなどにかけることもできますが、私は写真のようにワイヤーの根本を折り曲げて引っ掛けています
壁のフックに引っ掛けて、ラフに整えすぎずに、さらっと流すように取り付けるだけで、さながら天の川のよう。なんともロマンチックで、毎年なかなか晴れにくい七夕の日に、笹の葉と一緒に飾るのもアリだなと思いました。
写真では部屋の壁に元々ついてたフックに引っ掛けていますが、ライト自体は軽くテープで貼り付けるタイプのフックにも掛けられるため、私のような賃貸暮らしでもうれしいポイントだなと感じました。
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この繊細さ、光の粒が小さめなだけでなく、それぞれの粒と粒の間隔が適度に離れていることも大きいのだろうなと思います。そしてこのように、壁やカーテンの近くで使うと、光がランダムにふわっと広がるのもまた綺麗。
余白のあるデザインだから、なんてことはない、普段の日のお部屋にもなじむのだなと感じました。
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取り付ける時間も愛おしい
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ワイヤーも絶妙な塩梅。曲げるのに力がいらない柔らかさながら、折り目をつけたいところでしっかり形をキープしてくれる程よい硬さもあって、色々なところに取り付けやすいです。
丸めた状態からワイヤーをほどくのには少しコツが要りますが、ほどきながら手の中で光が踊る感じもなんだか夢見心地で、その時間さえもワクワクしてしまいます。ちなみに電球はLEDなので、つけたまま触っても全く熱くありません。
電球をよく見ると樹脂のコーティングが。なので、ワイヤーを丸めたり解いたりするときに多少電球同士がぶつかり合っても、割れてしまう心配はなさそうです。
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かごに入れたら、素敵な間接照明ができました
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▲ライトのフックは、ワイヤーの束の根本から折り曲げ、かごの向こう側に隠しています。ACアダプターも奥に垂らすようにしています
柔らかなワイヤーゆえ、ざっくり丸めることもできるこのライト。吊るすだけでなく他にも使い方がないかな、と考えて、かごの中に入れてみたらこれが想像以上に良かったんです。
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ライトの光が柔らかいからか、かごの編み目の隙間から漏れ出す光がとてもノスタルジックで。
竹製のかごを使ったら、「ほたるかご」のようにも見えるかも。夏らしく風流に飾れそうで、次はぜひ試してみたいなと思っているところです。
これ一つで本を読めるほどの明るさではないのですが、インテリアとしてポンと置いておくだけで、ちょっと特別な時間を楽しめるような気がしました。
なお、電源はACアダプターなのでコンセントがあるところでしか使えないものの、電源コードは3mほどの長さがあるため、ライトをかごに入れたまま部屋の中を持ち運ぶこともできました。
特別な日じゃなくたって、「いい感じ」の夜を
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いつもの夜に寄り添って、ちょっと素敵に演出してくれる「デコレーションライト」。日常の最中にひとときばかり、物思いに耽りたいときにもきっとピッタリ。
おうちでドラマや映画をたっぷり堪能する日に灯せば、フィクションの世界にグッと引き込んでくれる力だって、このライトにはあるような気がします。
特別な日じゃなくたって「いい感じ」の夜が過ごせたら、それは心の栄養になってくれるはず。
これから始まる、雨降りな季節の夜のお楽しみがひとつ増えました。
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