【家づくりという選択】イチから家を建ててみたかった。家族とともに、住みなれた東京を離れた竹沢さん宅を訪ねました

ライター 藤沢あかり

どうすれば「いい選択」はできるのだろう?

住まい選びは大きな選択です。ましてや家づくりとなると、場所選びに始まり、最終的にはフックひとつまで選び、決めていかねばなりません。そうはいっても、「選択」ってなかなか難しいもの。あふれる情報、さまざまな価値観、だれかのおすすめ。迷うのも無理はありません。

でも、その一つひとつが暮らしをつくっていくのだと思うと、納得のいく選択を重ねていきたいものです。

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そこで、極潤でおなじみのロート製薬のスキンケアブランド「肌ラボ」と一緒に、そんな「選択」について考えてみました。いまの自分の肌が必要なものを選び取る。その選択が明日の肌をつくるように、わたしたちの生活も、選択の先に続いています。

今回は、自分らしい選択で理想の家づくりを叶えたひとを訪ねました。自分にぴったりのかたちは、どんなふうに選んできたのでしょう。これまでに、どんな選択をしてきたのでしょう。

(この記事は、ロート製薬「肌ラボ」の提供でお届けする広告コンテンツです)

 

きっかけは、家づくりへの好奇心

竹沢愛美(たけざわ・まなみ)さんが夫や息子とともに、家族でここ栃木県・那須に越してきたのは2021年のことです。

広いリビングと高い天井、美しい木立を切り取る絵画のような窓を前に、思わず「ご、豪邸…」とつぶやく取材陣。その様子に竹沢さんは笑いながら、カジュアルな雰囲気で話してくれました。

竹沢さん:
「住み慣れた東京で建てたかったけれど、とても手が出なくて。それなら地方へ、せっかくなら景色のいい場所に……と探して出会った場所です。この景色や立地に合わせて、地元の設計士さんに提案をもらい、そこから家のかたちやデザインが決まっていきました」

▲針葉樹の木立が近く、森の中に住んでいるよう。この景色が土地を選ぶ決め手となり、大きな窓が印象的なデザインが生まれました。

近年、地方移住という言葉を聞く機会も増えましたが、家族での引っ越しとなると決断も難しそうです。そもそもなぜ那須に? すると、意外な答えが返ってきました。

竹沢さん:
「田舎暮らしや、自然のそばでの子育てに興味があったわけではないんです。むしろ、わたし自身は群馬から都会に憧れて上京したので、東京の暮らしをとても気に入っていました。

移住の理由は、『とにかくイチから家を建ててみたかった』、もうそれに尽きます」

リノベーションやDIYなどの空間づくりをサポートする「toolbox(ツールボックス)」で商品企画を担当している竹沢さん。さらに夫も建築関連という職業柄、夫婦ともに家づくりには並々ならぬ思い入れがあったといいます。「おもしろそう、やってみたい!」という熱量からの家づくり。その温度に引き込まれるように、話の続きをうかがいました。

 

免許なし、寒がり、虫ぎらい。そんなわたしが選択した田舎暮らし

竹沢さん:
「以前のマンションも、自分たちの希望通りにリノベーションし、すごく気に入っていたんです。でもリノベーションには制約もあるし、すべては思い通りになりません。そうなるとやっぱり、家づくりをしてみたかったんですよね。

そんなとき、職場がリモート勤務を取り入れるようにりました。地方の素敵な一戸建てをネットで見ているうちに、東京にいる必要性はそんなにないかもしれない、ときどき通える範囲なら地方移住もありじゃない……? と、家づくりへの思いが一気に加速しました」

とはいえ、当時の住まいは保育園もスーパーも近く、共働きで子育てをするにはこのうえない好環境。そもそも竹沢さんは運転免許を持たず、寒さも虫も大の苦手だといいます。東京に住み続ける理由は、まだたくさんありそうです。

もうマンションを買ったあとだから、保育園が見つかるかわからないから、車の運転ができないから。大きな選択の前では、つい「できない理由」を挙げてしまいます。でも竹沢さんは違いました。

竹沢さん:
「免許はいまからでも取ればいいし、寒さや虫の対策は、家づくりの工夫でなんとかなる。子育ても、むしろ小学校入学前のほうが身軽だと思いました。やりたいことがあるなら、どうやったら実現できるかな?って、そんなふうに考えていたいんです」

▲部屋干しができる「家事室」を取り入れて虫対策に。「洗濯物に虫がつく心配もなく、雨や雪などの天候に左右されず快適です」

結果、話はとんとん拍子に進み、竹沢さん一家は移住先を那須に決めました。東京までは新幹線で約1時間、週に1度の出社も可能です。雪の影響もそれほどなく、観光地という場所柄、駅近くにはお店もたくさん。移住者が多いという点も安心感がありました。

近所の道の駅では、安くておいしい旬の食材が揃います。車を少し走らせれば、夏は川遊びに冬はスキー、キャンプに温泉と、田舎の良さを存分に満喫。都会っ子だった子どもは、あっという間に虫採りが趣味になりました。

▲大きな収納を設け、子どものおもちゃやぬいぐるみは、すべてここに。「内装はとことんシンプルに。見えない断熱に力を入れ、寒い時期も過ごしやすい家を目指しました」

 

20代でマンションオーナー!? 過去の選択が、いまを楽しむ手がかりに

移住という選択の一方で、あきらめたことや手放したことはあったのでしょうか。

竹沢さん:
「うーん、考えてみても思い浮かばないんです。友だちと離れるのは少し淋しかったけれど、想像以上にみんなが遊びにきてくれます。いまはSNSで、やりとりも気軽にできますしね。

手放したのは住んでいたマンションと、20代のときに買った投資用のワンルームマンションくらいかな。その費用があったおかげで那須の家を建て、こちらの暮らしに必需品の車を買いました」

20代で不動産投資!? 驚いていると、竹沢さんがカラッと笑い飛ばすように教えてくれました。

竹沢さん:
「びっくりしますよね。20代のときに『不動産を買う』という経験をどうしてもしてみたかったんです。少々無理をしながら、審査をギリギリくぐり抜けて。いま思えば、これも好奇心です。

利益なんて、ぜんぜん。でも、経験に大きな価値がありました。同じようなひとが集まる投資セミナーに参加したり、そこで出会う人とつながったり、普段の暮らしでは経験できないことばかりです。実際に自分がマンションオーナーになり、内装を整えて人に貸すという一連の流れを知れたことで、仕事で同様のリフォーム相談を受けても、自分ごととして話せるようにもなりました。だからこの家づくりも、やってみたらきっとプラスになると信じられたんです」

 

自分がしあわせなら、子どもにも優しくいられる

竹沢さん:
「子育てのことを考えれば、自分たちのやりたいことに子どもを巻き込んでいるかもしれません。東京のほうが、習いごとも進学先も選択肢が多いですよね。

でもわたしの場合は、やりたいことを我慢して子育てを優先していたら、いつか子どもに『ママは我慢したのに』『だからあなたもこうするべき』という気持ちを抱いてしまうかも。自分のやりたいことをやっていれば、思い通りにならなかったとき誰かのせいにすることもないし、子どもにも優しくいられます」

自分が選んだ道での失敗は、たいてい時間が解決してくれます。でも、やらなかった後悔は時間が経つほど大きくなるものかもしれません。

 

大人げなくていい。「いまが、いちばん」と思っていたい

お話をうかがっているうちに、最初は別世界に感じた家が、竹沢さんの選択の結晶のように見えてきました。

竹沢さん:
「『大きな家に住みたい』がゴールじゃなかったんですよね。もちろん、好きなものに囲まれて暮らせることはしあわせです。

でも、たくさんのひとに支えられてこの家ができて、その過程で得られた経験、ここに集まってくれるひととの縁、そこから始まる新しいこと、わたしが欲しかったのはこれなんだと思います」

▲最近は、しまい込んでいたお気に入りのグラスも日常使いするように。「緑のモロッコグラスは新婚旅行のスペインで。所有するしあわせよりも、使う経験の方が大切だと気づきました」

竹沢さん:
「こちらに来てから、20代で習っていたフラメンコも再開したんです。先日は庭でマルシェイベントを開き、わたしも踊っちゃいました。いまの自分がやりたいことを、どんどんしていきたいし、大人げない行動だっていいじゃない、って思います。

『あのときはよかったな』と振り返るより、いつだって『いまがいちばん楽しい!』と言える大人でいたいです」

過去を懐かしむのでも、未来のために我慢するのでもなく、いまがいちばん。それは、あの頃の肌を目指したり、他人のものさしで見た目を決めない、「ありのままの自分を肯定した健康的な肌」を目指す、肌ラボの価値観にも似ています。

選択が、わたしをつくる。肌も、暮らしも人生も。いま欲しいもの、必要なものはなんだろう。自分をじっくり、見つめることから始めてみたくなりました。

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【写真】清永洋

 

竹沢 愛美

リノベーションやDIYをサポートする「toolbox(ツールボックス)」で商品企画を担当。仕事でのノウハウを生かし、夫婦で築40年・69平米の中古マンションをリノベーションして、息子と家族3人で暮らす。その後、2021年9月に都内から那須塩原へ移住。インスタグラムは@mana_take。家づくりの様子は@nasu__noieにて更新中。

 

 


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