【歌詞カードも】当店オリジナル曲『わたしの星』ミュージックビデオ制作の裏側をお届けします
広報担当 白方
6周年を迎えた当店のインターネットラジオ『チャポンと行こう!』。番組の主題歌として、2024年7月に当店のオリジナル曲『わたしの星 feat.三浦透子』を公開しました。
『わたしの星』に込めた思い
作編曲は岩崎太整さん、作詞は土門蘭さん、歌唱は三浦透子さん。すばらしい作り手のみなさまと2022年12月から制作に取り組んだ楽曲です。
楽曲のテーマは「自分ひとりの星を持つ人」。様々なかたちで暮らし、働く人の中にも、もしかしたら「自分ひとりの星」のような心の空間がある。そんな「わたしの星」を耕したり、潤わせたりするお手伝いがしたい。
この思いは、『チャポンと行こう!』のみならず「北欧、暮らしの道具店」を店長佐藤が続ける理由の一つでもありました。
▲歌詞をてがけた土門蘭さんによる特別エッセイはこちら
リスナーのみなさま、そしてもし届くのであればラジオを聴いたことはないという当店のお客さまへもメッセージをお届けしたいという思いから、今回は楽曲と共に、オリジナルのミュージックビデオも制作しました。
若手映像ディレクターと共に企画制作
2024年春、楽曲の完成が間近にせまる中、ミュージックビデオの企画が始動しました。今回監督をつとめてくださったのは、松岡芳佳さん。DISH//やLittle Glee MonsterのMV等を手がける、気鋭の若手映像ディレクターです。楽曲を何度も繰り返し聴いてくださり、いくつものアイデアを練り上げてくれました。
小さな部屋から広がるストーリー
今回の楽曲に込めた切実な思いを監督へお伝えしたところ、監督から、森の中にある小さな家と、その中に見える「小さな部屋」が舞台のストーリーが返ってきました。
「コンセプトは『小さくて、大きな、わたしの星。』わたしの”星”を”部屋”に置き換え、外の世界と部屋の中を対比して描きます。小さくても私の部屋さえあれば、外の世界を気にせず、健やかに幸せに過ごせる。そんなメッセージを込めた物語です」
森の中を歩く小さな女の子。
何かを見つけて駆け寄ると、それは木のつたに絡まった小さなお家。
これはなんだろう?と覗き込む。
覗き込むとその部屋の中で暮らす、ひとりの女の子の暮らしが見えてくる。
そこは好きなものだけが集められた、彼女の楽園。彼女だけの星。
女の子が外から懐中電灯で照らしても
彼女にとってはそれは月明かりに見える。
どんな状況でも、部屋の中の世界はとっても幸せそう。
だって、ここはわたしだけの星。
月明かりに照らされながら、彼女は歌う。
物語を受けとり、店長佐藤も「見ているだけで幸せな気持ちになるような部屋をつくれたら、物語が動きだしそう……!」と監督へ感じたことを伝えました。
自分でこしらえたもの、好きなものに囲まれた私に帰れる場所さえあれば、また明日からも、私らしく生きていける。そんな『わたしの星』とも重なるメッセージを起点に、ミュージックビデオの世界観を少しずつ練りあげていくことになりました。
いよいよ撮影!
できあがったストーリーをもとに、2024年7月、箱根の山荘で撮影を実施。
店長佐藤と当店のスタッフも、撮影の一部に参加させていただきました。ミュージックビデオの世界観を綿密につくりあげるために、現場でも試行錯誤を繰り広げ、熱量あふれる姿勢で臨んでくださった制作スタッフのみなさん。その姿に、たくさんの刺激をもらいました。
▲森の中での撮影も!
▲現場で映像をチェックする店長佐藤(手前)。奥の青い服の女性が松岡監督
そして……ミュージックビデオの舞台となったお部屋がこちら!
カーテンから花瓶、お皿にカトラリーまで。すみずみまでときめきを詰め込んだスタイリングに、店長佐藤をはじめ当店のスタッフたちも、うっとりと見惚れてしまいました。
1日がかりの撮影と編集作業を経て、ついに完成したミュージックビデオ。公開するその瞬間まで「お客さまに届くだろうか…」とドキドキしていましたが、公開当日にInstagramでの再生数は20万回を突破。たくさんの方の心に届く作品となり、私たちも嬉しく感じています。
そして、感想フォームにはこんな素敵なおたよりもたくさん届いています。
お客さまからのおたより
日々いろんな役割を纏う中で、私は私という一人の人間である、ということをつい脇に置いてしまい、そのこと自体がなんだか息苦しくなってしまうことも多いのですが、これからはこの曲が、「わたしの星」を守ってくれる、そんな風に感じました。
(ぽぽさん / 30代)
MVを見て『わたしの星』を聴いていたら、私の中身は宇宙で、そこに星があるのかなぁ。あの女の子のように覗いて見られたらなぁ。なんて思えてきて。そしたら本に没頭すると情景が浮かぶように、きれいな宇宙と星が見えた気がして、涙が出てきてしまいました。
きれいで澄んでいて、どこまでも浮かんで走っていけそうな曲でした。
(めんみさん / 30代)
仕事もプライベートも充実していたものの忙しく、生活や自分自身に向き合えてないなと気づくきっかけになりました。YouTubeでこの曲と出会い、「チャポンと行こう!」の存在を知りました。素敵な曲と心地よいラジオに出会えてとても嬉しく思います。
(なかっちさん / 20代)
なぜこんなに励まされるのだろうというくらい、涙が止まりません。前奏から引き込まれてしまい、歌詞もあたたかく、現状の日々を回すことで精一杯の自分をただただ肯定して、そっとわたしの星へいざなってくれる、そこで息が吸える、あぁ、私の大事な世界がここにある、という感覚でした。MVもとても美しく、観ながら聞くことで更に曲の世界が豊かに広がりました。
(しその葉おにぎりさん / 40代)
「小さな部屋」から広がる『わたしの星』の世界。楽曲の世界観と重ねあわせながら、ぜひミュージックビデオをお楽しみください。
ミュージックビデオはこちら
「わたしの星」誕生秘話はこちら
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