【クロスを一枚迎えてみたら】使い方自在の、気軽なカーテン。「マルチクロス」をスタッフ宅で使ってみました
自由に模様替えをたのしめて、カーテン選びをもっと気軽なものにしてくれる「マルチクロス」が発売になりました。
一見便利そうだけど、実際につけてみるとどんな感じ? 自分の部屋にはどのシリーズ・色が合っているんだろう? クロスを使ったインテリアに憧れはあるけれど、うまく取り入れられそう?
この特集では、そんな疑問を解消すべく、3名のスタッフの自宅で実際に取り入れてみた様子をお届けします。
クロスは2種類。厚手で透けにくいSina(全2色)と、薄手で軽やかな透け感のあるTOSS(全4色)をご用意しました。
同時発売のカーテンクリップやディスプレイリング、2種のタッセル(ムーブ・バンブー)もスタッフ宅で使ってみていますので、ご自宅のインテリアと照らし合わせながら、参考にしていただけたら嬉しいです。
夫、息子と都内の1LDKマンションに3人暮らし。
古い家具や道具類が好き。
子どものおもちゃと好みのインテリアをどう融合させるか日々模索中。
01. リビングのカーテン
▲窓の大きさ:W182 × H176
野村:
「カーテンは既製のものだと微妙にサイズが合わなかったり、かといってオーダーすると案外お値段が張ったりで、買うまでがひと仕事。我が家は引越しの際にとりあえずで購入したものを使い続けていました。
このマルチクロスは、折るだけで長さを調整できるのがいいですね!長め・短めを実際に見ながら調節できて、他の窓にも付け替えできる。カーテンってこういう選択肢もあったんだなと思いました。
まずはSinaの『ホワイト』を左右で2枚、リビングの掃き出し窓につけてみました。
『オフホワイト』は、清潔感があって部屋が明るくなりますね。あたたかみのある白なので浮いてしまうことなく部屋に馴染みました」
「Sinaは程よい厚みのある生地。明るさは取り入れつつも透けにくく、外から見えちゃいそうなソワソワ感はありませんでした。
「次に『ナチュラル』をつけてみました。
こちらは空間を落ち着いた雰囲気にしてくれる色だなと思いました。インテリアを邪魔しない優しい色合いなので取り入れやすかったです。
どちらの色も、ネイビーの縁取りがさりげなく効いていてかわいいなと思いました」
「窓の高さに合わせてクロスを折り、カーテンレールにつけたクリップにとめていくだけなので取り付けも簡単。両端→真ん中の順に留めていくと、スムーズかつ等間隔にクリップをつけられました」
▲「ムーブは四角い木のパーツの位置を動かせるので、こんなふうにきゅっと締めてカーテンをまとめることもできます」
「マグネットタッセルのムーブも使ってみました。
今までタッセルは、 “左右の端にカーテンをまとめるためのもの” と思っていました。でもこれはパーツに磁石がついているので、自由な位置で留められるのが面白く、カーテンの垂らし方で雰囲気の違いを楽しめるのがいいなと思いました。タッセル自体もポイントになってくれてかわいいですね」
02. ソファカバー
▲ソファの大きさ:W175 x H60、背もたれの高さ34、座面の奥行き55(cm)
野村:
「次にSinaの『ナチュラル』をソファにかけてみました。
息子がまだ小さく、食べこぼしなどでソファがすぐに汚れてしまうので、すぐに洗えるカバーがあるととっても便利。
ソファの色が変わるだけでお部屋の印象も変わって、気軽に模様替えを楽しめるのもいいなと思いました。
サラッとしていて生地も柔らかく、肌当たりも良いです。
03. 靴箱の目隠し
▲靴箱の大きさ:W70 × H185
野村:
「今度は突っ張り棒を使って、玄関の靴箱にTOSSをさげてみました。先ほどまでの Sinaと比べて、薄手で少し透け感のある生地ですね。
『ホワイト』は、壁や棚板の色とも合っていてしっくり。白なら漂白もできるので、個人的には汚れもそこまで気にせずガンガン使えそうです。
『ミント』は、今まであまり色のあるファブリックをインテリアに取り入れたことがなかったのですが、アクセントになってとてもかわいかったです!玄関まわりが暗い印象なのが気になっていたので、気軽に色を取り入れられていいなと思いました。
▲「靴箱の幅に合わせて半分に折りたたんでいるので、2枚重ねの状態です。一枚だと見え方はこんな感じ」
「別売りのディスプレイリングとカーテンクリップを使って、カーテンレールがない場所でも気軽に設置できました。
クリップはしっかりグリップ力があるので、布をちょっと引っ張ったくらいでは取れない心強さがあります。リングも開け閉めするときに引っかかることなくスムーズに使えました」
賃貸マンションに、子どもと3人暮らし。
季節ごとに模様替えをするのが気分転換になっている。
今は椅子とチェストを探し中。
01. リビングのカーテン
木下:
「模様替えが好きで、家具の移動はもちろん、テーブルクロスを敷いたり椅子の背に布を掛けておいたりと、普段からファブリックをインテリアに取り入れています。
かたい素材の家具ばかりの空間に、布のような柔らかくて動きのあるものを入れてあげると、部屋の雰囲気がぐっとやわらかくなるなと思うんです。植物を置くのと似た感覚でしょうか。
夏は涼しげな薄手の布、冬はあたたかそうな布というように、付け替えることで季節の切り替えを意識するのも楽しいですよ」
▲窓の大きさ:W240 x H178
「TOSSの『ホワイト』と『ミント』を、2枚ずつリビングの掃き出し窓につけてみました。
『ホワイト』はインテリアを選ばない定番の白。空間に落ち着きと爽やかさが生まれる気がします。
『ミント』は、色つきのカーテンを選んだことがない私でも取り入れやすいカラーだなと思いました。植物が多いので、部屋のトーンに馴染むのかも。涼しげな見た目が夏の模様替えにもよさそうですし、天井吊りにしてただ下げておくだけでも部屋の雰囲気が変わって新鮮に楽しめそうです」
「TOSSは薄手で少し透け感のある生地。直射を和らげてくれつつ、外の光がきれいに入ってくるので、日中はカーテンを閉めていても部屋が明るいです。
夜は外からシルエットがうっすら分かりそうなので、これをレースカーテンのように使って、もう一枚厚手のクロスやカーテンと組み合わせるのもいいかもしれません」
「インテリアショップなどで布を買うときにも、 “素材感” は大事に見ているポイント。たとえばツヤツヤ、テカテカしていると我が家の雰囲気には馴染まない気がして、柔らかくて気持ちよさそうなものを選ぶようにしています。
そうやって選んだ布たちは、使わないときもそこにあるだけでかわいいので、あえて木箱の上にたたんで無造作に重ねているんです。それもまた部屋の雰囲気を柔らかくしてくれるインテリアの一つになっていて。
このマルチクロスはインテリアとして取り入れた時の見た目の気持ちよさや光の通し方はもちろん、折りたたんだ時の風情の良さもあって、好みの質感です」
「タッセルのムーブも使ってみました。マグネットタッセルは初めて使いましたが、真下からカーテンをたくし上げて磁石で留められるのが便利!
掃除機もスイスイかけられて、この使い方は目から鱗でした」
02. テーブルクロス
▲テーブルの大きさ:63 x 200(cm)
木下:
「次に、Sinaの『オフホワイト』をテーブルクロスとして使ってみました。
我が家のインテリアは暗めの色が多いので、普段から軽やかな白のリネンをテーブルに敷いています。あまり汚れも気にせず、じゃぶじゃぶ洗って気軽に使っていますね。*
Sinaは柔らかいけれどハリのある生地で、シワが寄りやすいとか、簡単にずれてしまうといったこともありませんでした。ネイビーのパイピングもさりげないアクセントになっていて素敵です」
*こちらのマルチクロスは、Sina・TOSSともに手洗いを推奨しています。
03. 本棚の目隠し
▲本棚の大きさ:61 x 180(cm)
木下:
「次にTOSSの『ホワイト』を、本棚の目隠しにかけてみました。布が軽いので、上に本で重しをして、クリップでとめるだけでラフに固定できました。
背表紙がうっすら見えるくらいの透け感があり、そのおかげで広い面積を覆っていても圧迫感を感じないのが嬉しいです。
カーテンもダイニングテーブルも本棚もカバーしてくれる、大きめのサイズ感も使いやすいなと思いました」
娘と夫、猫2匹と都内のマンションで3人暮らし。
木の古家具とインダストリアルな雑貨が好きで、
骨董市で変わった動物の置物を集めている。
01. 寝室のカーテン
▲窓の大きさ:W100×H94(cm)
白方:
「我が家は室内にガラスの窓やドアが多いので、洋裁用の布地などを仕切りやカーテンの代わりに使っています。
ieno textileのマルチクロスも、よしいちひろさんが使っているのを見てかわいいなと思い、以前から愛用しています。
カーテンは一度購入したらイメージと違っても替えが効きませんが、マルチクロスは使い道が色々ありますし、買ってから実際のインテリアに合わせて『こうしてみようかな』とアイデアを試せるのもいいところ。
気軽に取り入れられるので、季節によって付け替えて模様替えするのも楽しいです」
▲「ここでの写真は全て、窓の幅に合わせて半分に折りたたんでいるので2枚重ねの状態です。一枚だと見え方はこんな感じ」
「今回は、寝室の腰窓にTOSSの『ピーチ』と『グレー』をつけてみました。
『ピーチ』は、日光が当たると実際の色よりもやや赤みのある、鮮やかな色合いに見えました。白を基調とした部屋の中でアクセントになってくれそうです。
『グレー』は、寝室にマッチする落ち着きのあるカラー。暗すぎず、優しい色合いなので部屋がクールな印象になりすぎないのもいいなと思いました」
「生地は薄手で、レースカーテンよりやや遮光するかな?というくらいの程よい透け感。しっかり遮光したいところよりも、明るい光を取り入れたい場所にぴったりだなと感じました」
「ディスプレイリングとカーテンクリップは、窓のサッシの色に合わせて『ブラック』を選びました。取り付けはとっても簡単。10〜15分もあれば1人で十分設置できました。
設置のときにフックのついたカーテンクリップが若干落ちてきやすいので、突っ張り棒にリングをつけてからクリップをひっかけるとよさそうです」
02. オープン棚の目隠し
▲オープン棚の大きさ:W110×H200(cm)
白方:
「次にTOSSの『ホワイト』と『ミント』を、土間にあるオープン棚につけてみました。
『ホワイト』はちょっぴりかわいさもあって、コンクリート打ちっぱなし+グレーを基調としたやや無骨な空間に柔らかさをプラスしてくれました。こちらの方が『ミント』よりもやや透け感を感じます。
『ミント』は、つけると土間の印象ががらりと一変。クロス一枚でいつも見ている場所がこんなにも新鮮な景色になるんだ、とすごく欲しくなりました!」
「ディスプレイリングは5個セットですが、幅110cmの棚に設置したところ、もう数個足した方が見た目がよくなりそうだったので今回は全部で8個つけてみました。
5個でも使用上は問題なかったので、この辺りは好みで調整できそうです。
リングがパカっと開閉する仕様になっているので、突っ張り棒を取り外さなくても後から追加しやすいのがいいなと思いました」
03. リビングと子供部屋の間仕切り
▲ガラスドア2枚分の大きさ:W160 × H200(cm) ※右側のドアに写っているのは、反射した向かい側の室内の様子です。部屋の奥が透けて見えているわけではありません。
白方:
「続いて娘の部屋の入り口に、TOSSをつけてみました。
『ピーチ』は子ども部屋にぴったりな色味ですね!穏やかな優しいピンクなので、我が家の鮮やかなブルーのカーペットにも柔らかく馴染んでくれました。
この色なら案外どんな色やインテリアとも調和する気がします」
「マグネットタッセルのバンブーも使ってみました。
タッセルは、ふさかけがないと定位置が決まらず迷子になりがちで。これは磁石付きなので使わない時もカーテンにくっつけておけるのが嬉しいです。
いつも猫が子供部屋に出入りする時にクロスを踏んでしまい、ブチブチっと布が落ちてくることがあったのですが、マグネットタッセルなら角を少しだけたくし上げて猫の通り道を作ってあげられるなと思いました」
***
色つきのカーテンにチャレンジしてみたり、テーブルクロスを敷いたり。クロスを一枚取り入れるだけでも、部屋の雰囲気やそこで過ごす気分は変わるもの。
ieno textileの「マルチクロス」で、気軽なきもちで模様替えをたのしんでいただけたら嬉しいです。
SinaとTOSSそれぞれのカラー展開や、カーテンクリップ、ディスプレイリング、タッセルの詳しい使い方などは商品ページでご紹介しています。ぜひご覧ください。
【写真】木村文平
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