#155 | 雨の日曜日と、食器にまつわる思い出。
店長 佐藤
ついこの間の日曜日は
外に出るのも億劫になるくらいの
雨風の一日でした。
雨の休日、
お決まりの楽しみは
珈琲を淹れるです。
わたしにとっては家の中でできる
何よりのレジャーがこれかもです(笑)
外の雨音をききながら
ぽとぽとと珈琲をおとす時間は
なかなかの至福です。
久しぶりにこのカップで
いただきます!
たしか一人暮らしをしていた頃に出合って
一目惚れして買った益子焼のカップ&ソーサー。
ということは
もう今から13年近く前に買ったもの
ということに。
13年かーーー。
ひとり暮らしをしていた頃に
気に入っていて
毎日のように使っていたカップです。
このカップで珈琲を飲むと
当時のこと、住んでたアパートのこと、
色々思い出して
胸がキューッとなります。
小さな部屋だったけど
キッチンは結構大きくて
当時憧れていた映画「アメリ」に
出てくるキッチンぽくしたくて
いろいろ工夫してたなあなんて。
あれから結婚して
仕事も変わって
子供がうまれてと
色々な変化があったけれども
割れずにずっと一緒にお引っ越ししている
このカップは愛着もひとしおです。
当時好きだったものは
今見ても好きだなあと思います。
そのときそのときで
好みのテイストは変わっているようでも
やっぱり自分の根幹にある
「好き」の軸みたいなものは
案外変わらないものなのかもしれません。
そして、ふと思いました。
食器とかその他の道具って
割れたり壊れたりしなければ
本当に長年一緒にいるものだなと。
そして、そういうものを
自分たちのお店で扱えていることを
すごく有難いことだなあとも思いました。
お客様の暮らしや人生に
長く寄り添う可能性があるものを
扱うことができる喜びといいますか。
そして、うちのお店で買ってくださったモノを
ずっと時間が経って何年も後に、あるいは
10年・20年後に使われるとき、
「あの頃に買ったものだな」と
お客様が自分の人生を振り返るきっかけに
なったりすることもあるのかもしれないと。
考えが大袈裟なほうへ発展してしまいましたが
でも、そんな自分たちの仕事の意味を
改めて深く感じた雨の日曜日でした。
日曜日に飾っていたのは、ルピナス。
毎年この時期、ルピナスを飾るのが
楽しみのひとつでもあります。
鼻を近づけると、香りもすっごくいい!のです。
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