【特集|フィットする暮らしのつくり方】第1話:編集者・加藤郷子さんの、究極のワンルーム探訪
編集スタッフ 田中
こんにちは!本日より、
「フィットする暮らしのつくり方vol.6」
を四日間連載でお送りします。
自分らしく心地よい暮らしをつくって
おられる方を取材していくシリーズの
第六弾にご登場いただくのは、
私たちとも縁の深い編集者・加藤郷子さんです!
これまでに、フラワースタイリストの
平井かずみさんや、fog linen workオーナーの
関根由美子さんなどを訪ねてきました。
加藤さんは、書籍や雑誌を中心に
企画・編集のお仕事をされている
フリーランスの編集者・ライターです。
当店でお買い物をされた方にプレゼント
している「暮らしノオト」の編集にも
ご協力いただいています(左奥)。
店長の佐藤宅を取材してくださった事が
きっかけで出会い、暮らしノオトの制作を
経て2014年5月に出版された、
「北欧、暮らしの道具店」の
心地いいすっきり暮らしという本でも
編著者として指揮をとって下さいました。
たくさんの暮らしを見つめてきた、
加藤さんならではの空間。
料理家さんやブロガーの方などの暮らしを
取材することが多いということもあり、
たくさんの方のご自宅に出向いています。
そんな加藤さんだからこそ、
どんなインテリアで、どんなものが好きで
どんなふうに暮らしをつくっているのか、
ずっと気になっていた私たちは
嬉々として取材に出かけました!
(加藤さんの編書の一部です)
そして、お宅を訪ねて気づいたのは
取材先で見つけたアイデアや工夫が、
加藤さんなりフィルタを通して
取り入れられていたこと。
気持ちのよい空間のなかに
「このアイデアすぐやってみたい!」と
つい思ってしまうようなことを
たくさん見つけました。
そんな部分も含めて、私たちが
垣間見た加藤さん宅のインテリアなど
楽しんで読んで頂ければうれしいです。
究極のワンルームに住まう。
加藤さんのお宅は、都内にあるマンションを
リノベーションした物件です。
47㎡のスペースに2人暮らし。
加藤さん自身はフリーランスなので
ワークスペースもそこに
含まれています。
一歩足を踏み入れた瞬間、
そこには気持ちよく風が吹き抜ける空間が
広がっていました。
その秘密は「ワンルーム」であること!
リノベーションする際に壁をすべて取払い
キッチン、寝室、リビングが一体となって
います。
加藤郷子さん(以下敬称略):
「本当は寝室は仕切るつもりだったのが
予算オーバーしていたので、仕切りは
後でつける予定でワンルームにしたんです。
それが住み始めたら、思いのほか気持ちよくて。
以降、そのままなんですよ。」
リノベーションは予算との闘いでもある、と
よく聞きます。
優先順位をつけてあきらめた部分も
あるでしょうが、結果的に今のお部屋を
最大限に生かした形になっているようでした。
あこがれの、リノベーション
リノベーション(以下リノベ)といえば、
賃貸のお部屋ではできなかったことが
色々と可能になりそうでワクワクすることが
いっぱいです。
ここで、リノベでこだわったところや
リノベならでは!と感じたポイントを
ご紹介します。
こだわった無垢材の床
お家を建てた方や、リノベなどで
よく耳にする「無垢材」の床。
加藤さんにとっても憧れがあり、
リノベするときに取り入れたいと
思っていたそう。
加藤:
「やはり空間全体の質が高まる気が
しました。裸足で歩いたときの
気持ちよさも全然違うんです!」
床暖房に対応したチーク材、
少し深みのあるあたたかな色です。
北欧のビンテージっぽい雰囲気を
感じたのは、この床の印象も
あるかもしれません。
コンパクトなサニタリー
このサニタリーのスペースには
欲しい機能がコンパクトに収まっています。
そこかしこに見えるリノベならではの
ポイントにも我々は釘付けでした。
シンクと鏡の間にある、
黒いタイルの棚はコップや時計等
ちょっとしたモノが置けるように
なっていました。
このタイルが、生活感の出そうな
空間をキリッと引き締めている
ように思います。
反対側からみたのが下の写真です。
小さくても必要なものが収まっている。
でもぎゅうぎゅう詰めな印象を
受けないのは、モノの置き方や
配置の工夫だなと感じました。
IKEAの活用術
リーズナブルで組み立てやすいものや、
自宅に合うようにセットしやすいのが
IKEAアイテムの魅力ですよね。
加藤さんもお家のあちこちにIKEAの
アイテムを活用されていました。
上のキッチンの天板などの部分は
リノベする際に設計の方へ、
IKEAのアイテムを指定して使って
もらったりしたのだそうです。
こうした工夫もリノベならでは。
好きなアイテムを使ったり、安価に
おさえるための工夫でもありますね。
本棚も窓枠に沿った形に、
しかも高さなどもサイズぴったりに。
IKEAのBILLYシリーズはパズルの
ように組み合わせられるサイズが
たっぷりあって便利ですよね。
・本棚/IKEA・BILLY(ビリー)
一日目、まずは加藤さん宅の
リノベーションの全貌をお届けしました。
既にわくわくが高まってきますね。
今回はわたし田中と松田で取材に伺い、
編集の仕事でさまざまな方を取材する
加藤さんならではの目線で選ばれ使われる
モノや収納の在り方をじっくり追って
いきましたよ。
さて明日からは、加藤さん宅で見つけた
暮らしのルールをお届けします。
それでは明日の更新もお楽しみに!
もくじ
加藤さんが関わった本の一部はこちら。
パリで「うちごはん」そして、おいしいおみやげ―暮らすように過ごす旅レシピ 重信 初江 soci´et´e bonne 小学館 2008-03 |
インテリアと暮らしが変わる!もの選びのルール 成美堂出版編集部 成美堂出版 2012-10-12 |
北欧テイストのリノベーション 加藤郷子 パイインターナショナル 2014-03-12 |
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