【スタッフコラム】「1日1枚」を続けて5ヶ月。写真を残してきて、良かったこと。
編集スタッフ 二本柳
「1日1枚」をつづけて
そろそろ半年になりました。
こんにちは!スタッフの二本柳です。
今日は、私事ながら1月のスタッフコラムで書いた「1日1枚(写真日記)」の途中経過を報告させていただきたいな、と思っています。
というのも、きっと続かないと思っていた(笑)この写真日記ですが、約5ヶ月経ち、ちょうどノートが1冊まるまる終わったところなのです。
元々思い描いていたおしゃれな日記とはほど遠い現状ですが、それでもやはり、こうして1日1枚の写真を残していくことで「良かったなあ」と実感することも出てきました。
ところで1日1枚とは何かというと、年末に購入した「スマホdeチェキ」を使って、毎日1枚の写真を残す、写真日記のようなものなんです。
毎日、ほんの些細なことでもいいからトキメキを感じる年にしたい!という思いから、その日の一コマを何かしら写真に残し、そこへほんの2〜3行のコメントを残していきました。
撮っている写真はどんなものかというと、本当に些細なもの。恥ずかしくてここでは見せられないくらいに、たわいないヒトコマがほとんどです。
その日を特別なものにする、
「思い込み」が上手になった?
最近読んだ森本千絵さんの著書『アイデアが生まれる、一歩手前のだいじな話』に、こんな一文がありました。
……結果的にいいタイミングだったと思えるように、自分で人生を演出し変えていけばいい。人生は、自分の思い込みで何とでも変えられます。だからこそ、すべての出来事が大切で、記念的で、そう思えているから印象に残る仕事に出会えているのだと思うのです。(p.39-40)
1日1枚をつづけていて私が感じていた「良いこと」も、こんなことかもしれないと思っています。
なんてことないように通り過ぎようとする出来事であっても、何かしら意味あるものなのかも?という、まさに“思い込み”が上手になったかもしれないなあと。
たとえば上の写真は、つい最近のもので、ふと上を見上げたら目に入った風景。
この風景は、デジャヴかと見紛うほどに、数年前に旅先で目を留めたものと色から配置まで全てがそっくりでした。
この瞬間、ちょっと目眩いがするくらいに、旅先の空気感や感情がブワーっとよみがえってきて。(こういう体験って、匂いや音楽からよく起こると思いませんか?)
その後、ものの数分ですが、旅の余韻に浸っていました。
この日は何故かモヤモヤとやる気を失っていた時だったのですが、たった数分の記憶の旅のようなものをきっかけに、突然心が揺さぶられるような感覚になり、「あんなことしたい、こんなことしたい!」と自然とやる気に満ちあふれていく自分がいました。
このタイミングで、この風景に、あるいは人に、ものに、おいしいご飯に、出会えた。
これは記念的な出来事だ!と(笑)勝手に思い込むことで、1日1日がどんな日であっても大切なものになるような?そんな気がしているんです。
夜寝る前に、1枚の写真をチェキでプリントアウトする作業も好きです。(その日疲れて寝てしまったらズルして翌日、翌々日に…その週まで、というのが自分なりの期限です。)
この「1日1枚」をゆるく続けてきたなかで、なんとなく通り過ぎてしまいそうな出来事も、自分なりの解釈を与えながらひとつひとつ納得するようになりました。
明日からノートを新調し、残り7ヶ月も続けていきたいなあと思います!
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