【特集|instagram写真講座】第2話:おいしかった味の記憶、きれいに残したい。
編集スタッフ 田中
text:スタッフ田中
「特集・instagramで夏の思い出づくり」
前回は、mayanoueさんに異国情緒あふれる景色を切り取るコツなどを伺いました。今回は、旅先で食べたものの写真を、きれいに美味しそうに残したい!ということで、新たなユーザーの方にご登場いただきます。
国内なのに海外みたいな空気を醸し出す、独特の色合いがとってもすてきな@haruyonakanoさんの写真たち。
デザイナーであるharuyonakanoさん、お仕事の様子やご家族四人での暮らしが登場したり、すてきなインテリアのお宅の様子もアップされています。
当店のスタッフ数名もファンで、おいしそうな朝食やおやつタイムのショットに見惚れていました。
今日の知りたい
「おいしかった味の記憶、きれいに残したい!」
国内のお店でも、ちょっと遠出したときの思い出に店内や食べたものを撮ったりしますよね。
そんなとき、なんだかいつものご近所感が出ちゃうなあ、、と思うことありませんか?
haruyonakanoさんの写真は、ご自宅での朝ごはんの写真が主ですが、メニューなのか、お皿やカトラリーなのか、、毎回すてきなんです。そこでいつも気をつけていることに注目してみましたよ!
[Q] テーブルでのスタイリングのポイントは?
[A] カップの取っ手、カトラリーの柄を対角線になるように置いてます。
haruyonakanoさん:カップの取っ手の向きやカトラリーの向きで写真に安定感がでると思います。
上の写真だと、カップの取っ手とカトラリーの柄の部分が対角線に見えるようにして、右上のカップの取っ手と左下のフォークの柄が一直線でつながるように配置しているんだそうです。なるほど!なんというか「落ち着く配置」です。
[Q] 盛り付けのコツありますか?
[A] 色鮮やかな食材を使って、サラダはふんわり高く立体感を出します。
haruyonakanoさん:ブラックパラティッシなど柄のあるお皿でも色がダークなので、トマトの赤、レタスの緑、卵の黄色など、色鮮やかな具材を使えばまとまると思います。あとは立体感がでるような気がして、サラダはふんわり高く盛り付けているんです。
赤・青・黄の色が中心で彩りがあるから、少しダークな色あいの写真でもすてきなんですね!
次の写真ではシックなお皿とカップにかわいいケーキがちょこんと乗っています。まわりに散らばせたチョコレートのパッケージも彩りを助けてくれてますね。
[Q] まるで外国のような雰囲気に仕上げるコツは?
[A] 少し青みがかった色に補正しています。
haruyonakanoさん:青寄りの色味が好きで、VSCOcamやSnapseedで色温度を低くしているんです。目で見たままの色を表現するのではなくて、ちょっと現実離れした色味をわざと出したりします。
日本とは思えない色あいの理由がわかりました!すこし日常よく見る色あいと違うと、かっこよくなるんですね。
[Q] お店の外観や店内をすてきに切り取るコツは?
[A] 水平に気をつけて、かっこいい雰囲気のお店は暗めに、かわいいお店は明るめに撮っています。
haruyonakanoさん:お店の外観や店内をスマホで撮る場合、どうしても歪んでしまうため水平には気をつけていますね。
あと、かっこいい雰囲気のお店は暗めに、かわいいお店は明るめに撮っています。お店の雰囲気が一番よく伝わるようにしているんです。
haruyonakanoさんの写真には、どことなく大人っぽさとメンズライクな感じが漂います。お店やテーブルの雰囲気にあわせた明るさの調節が、その理由なんだなとわかりました。
自宅で撮る写真もこんなにすてきになるのだから、旅先でいつもと違うテーブル、器、カトラリーがそろったら、ちょっぴり青寄りに調整してみたいなと思いました。最後にharuyonakanoさんが使うアプリや撮る手順でおさらいです!
【haruyonakanoさんの撮影data】
Q1.使っているカメラは?
A. iphoneです。
Q2. 加工するアプリ、何使ってますか?
A.主に、VSCOcam、Snapseed、Instagramの加工機能を使っています。
Q3. アップまでの手順、教えてください!
A.手順は下の通りです。
[1]iphone内蔵カメラで写真を撮る。(HDR*をオンにしておく)
[2]Snapseedで色補正をする。
[3]VSCO camでフィルターをかける。
[4]Instagramで影を濃くしたり、微調整して完了。アップ!
HDR* …肉眼でみた色により近い写真を残せる機能。明るすぎる部分が真っ白になってしまう現象や、暗い部分の色がつぶれて黒くなってしまう現象を防いでくれる。機種により機能が付いていない場合も有。
ここで、一枚変化がわかりやすいbefore→afterを見せてもらいました。
先ほど配置の場面でも登場した写真です。元写真をみると、本当にきれいに素材の色が出ている写真ですよね。これを青寄りに色を変えてみたり、フィルターで好みのテイストにしていくんですね。
生ハムとスナップエンドウあたりの色あいは青寄りにすることで、より鮮やかで大人っぽさを増しています。そして、机の質感がちょっぴり粗めに出ているのが素敵!
なるほど〜とうなったビフォーアフターでした。
*********************
第2回は、haruyonakanoさんにご登場いただきました。
国内なのに海外みたいな空気を醸し出す、独特の色合いがとってもすてきな写真たち。
さて、次回は旅先での夕陽の沈む海など、自然の風景がとびきりすてきになるコツを聞いてみました!
どうぞお楽しみに!
もくじ
感想を送る
本日の編集部recommends!
小さな不調のケアに
手間なくハーブを取り入れられる、天然エッセンシャルオイル配合の「バスソルト」を使ってみました【SPONSORED】
【11/26(火)10:00AMまで】ニットフェア開催中です!
ベストやプリーツスカートなど、人気アイテムが対象に。ぜひこの機会をご利用ください♩
お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント!
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。
【動画】北欧をひとさじ・秋
照明ひとつでムード高まる。森百合子さんの、おうち時間を豊かにする習慣(後編)