【バイヤーのコラム】素麺と夏休みのこと。
文 バイヤー松田
祖父母と一緒に暮らしていた、小学生の頃の夏休みのこと。
母は会社員で日中仕事に出ていたので、お昼どきには決まって祖母が、素麺や冷や麦を茹でてくれる、というのが松田家の定番でした。
大きなザルにどどんと盛り付けられた、つややかで真っ白な麺。
その中でところどころに見え隠れする、ピンクや緑色の色のついた麺がなぜか美味しそうにみえて、よく弟と取り合いになりながら食べていたのを思い出します…苦笑
傍らには茹でたてのトウモロコシや枝豆。おやつには、祖父お手製の冷たい牛乳寒天を食べて。
毎日同じメニューが続いても飽きずによく食べ、夏バテ知らずでプクプクの子ども時代でした。
さて夏真っ盛り。
おとなになって台所に立つようになってからも、調理時間が短い素麺は、自然と出番が多くなります。
冷たいおつゆで食べるほかに、あたたかい煮麺やチャンプルにしたり、アジア風に甘辛い味つけでたっぷりの香味野菜と食べたり。
(↑ベトナム風サラダめんは何度もリピートしている大好きなレシピ。/なかしましほさんのレシピ本「ごはんですよ」より)
ツルっとのどごしがよくて変幻自在、どんな味付けも受け入れてくれる懐の深い素麺に、夏の胃袋は助けられっぱなしです。
素麺を茹でたときに香る、ふわっと柔らかい匂い。
それがたまらなく好きで、鍋の前で鼻をいっぱいにふくらませて嗅いでしまうのですが、そのたびに、祖父母と一緒に素麺を囲んだ食卓や、なんとか早起きして通ったラジオ体操、賑やかな蝉の声、夜の花火、田んぼから聴こえるカエルの大合唱、そしてねぶた祭り(ねぶたは地元で一番賑わう大きな祭りです)。そんな夏休みの思い出が断片的に蘇ります。
来週のお盆、久し振りに実家に帰るのが、いまから楽しみです。
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