【片付けコラム】クローゼットはマイルールですっきりをキープ。
イラストレーター ゆるりまい
文・イラスト ゆるりまい
こんにちは、ゆるりまいです。
こんにちは。最近素敵な洋服との出会い運がいいのか、クローゼットの中がちょっとぎっしりしてしまっているゆるりです。大変だ。今年は、可愛い服が豊作だ。
さてさて、今回のテーマはクローゼット。わが家のクローゼット事情、楽しみながらご覧いただけたらと思います。
クローゼットは宝箱なんです!
(撮影:ゆるりまい)
クローゼットは、私の宝箱だと思っています。
“持ち物全てお気に入り”がモットーの私ですが、クローゼットは特にそう。大切だと思えるものしか仕舞いたくない場所なのです。例えて言うなら、犬がお宝をせっせせっせと自分の小屋に持っていくような感じでしょうか。
おしゃれとはほど遠いとは思うのですが、私は洋服が大好きです。これまでいろいろなファッションを楽しみ、たどり着いた現在のファッションは、家の中と同様に“シンプル”。
白やグレーのシャツが好きで、柄物の洋服はあまり着なくなってしまいました。
だからクローゼットはほぼ無地のものばかり。同じような服ばかりと思われるかもしれませんが、一着一着がお気に入りの服です。
真夏によく着る細番手の手織りの麻シャツ、今治タオルとコラボしたとても着心地の良いシャツ、触り心地が良くていつまでも撫でていたいほどのカシミアのスカート…など、まさしく宝箱に入れておきたい宝物なのです。
ほぼすべてハンガーにかけて収納しています。
(撮影:ゆるりまい)
そんなお洋服たちが、季節を問わずクローゼットのポールにかかっています。
恥ずかしながら、やっぱり面倒臭がりなので(汗)、衣替えをしなくてもいいようにしているのです。
とくに洗濯ものを畳む作業が億劫に思えることもあって、服のほとんどはハンガーにかけて収納しています。
しかし、それだと服の量は限られてしまうもの…。だから定期的にクローゼットの中を見直さなければいけません。
もうくたくたになって着られないほど着倒したと思えるもの、もしくは明らかに似合っていないものは、整理整頓の対象と分かりやすいのですが、じつは頭を悩ますのは、それがよくわからない服たちなんです。
そんな服たちを見分けるために実践していること。それは“ルールを設けること”です。
マイルールを設けて仕分けします。
私が最近設けたルールは『無地』、『色味を抑える』、『長く愛用できるもの』。
このルールに沿って、クローゼットの中のものを判別していき、ルールから外れたものはサヨナラの対象にします。
とはいえ、ルールはあくまで増えるクローゼットの中身を整理整頓しやすくするための指針です。全部ルール通りにいくなんてことは、なかなか無いんですよね。
いま私のクローゼットにも、派手な柄物のコートが残っています。それはルールから外れていると分かっていても残したい大好きな服なので、ずるい抜け道である『例外』のハンコを気前よくポンっと押してしまうのです。
ルールは、その時期のマイブームに合わせて変わることがあってもいいと思います。それよりも私が大事にしているのは、いろいろな目線からクローゼットの中身を見ること。
例えば、ルールには沿っているけれど、やっぱりとっておくか迷う…という服もあったりします。
そういう時は私の場合、次の日一日着てみることにしています。そうすると「自分がどうしたいか」が分かるんですよ〜。着心地はどうか、コーディネートはしやすいか、そして着ていて楽しいか、、。
さらに、その服を着て外出すると、なお分かります。なかなかクローゼットの前ではできなかった客観視が、外でほかの人の目に触れただけでできる、なんてことも。
洋服が好きな人ほど、その選別は難しく、そう簡単に手放すことなんてできないですよね。
でもちょっと視点を変えてみるだけで、本当に手元に残したいものの見極めができたりするかも?と思ったりしています。
収納グッズも宝物と思えるものを使いたいです。
(撮影:ゆるりまい)
クローゼットは宝箱なので、収納グッズも宝物だけを使います。
わたしは無類のカゴ好きなのですが、今まで集めたカゴたちはクローゼットの収納にもってこいなんですよ〜。インナー入れにしたり、バッグの中身を仕舞ったり…と、ここぞとばかりにカゴを使います。
以前はプラスチックの収納ケースだったのですが、なんとなく味気なく感じてカゴ収納を始めてみました。カゴは形や素材がバラバラで、クローゼットがデッドスペースだらけになってしまうけど、眺めていてとても美しいので満足しています。
素敵なクローゼットを保つには、素敵な服との出会いも大事ですが、整理整頓も同じくらい大事だなぁと思います。
いつだって自分の宝物だと思えるものだけを詰め込めたら、とっても幸せですよね!
▼ゆるりまいさんの著書(一部)
わたしのウチには、なんにもない。 ゆるりまい エンターブレイン 2013-02-28 |
なんにもない部屋のもの選び ゆるりまい KADOKAWA/メディアファクトリー 2014-08-01 |
感想を送る
本日の編集部recommends!
小さな不調のケアに
手間なくハーブを取り入れられる、天然エッセンシャルオイル配合の「バスソルト」を使ってみました【SPONSORED】
【11/26(火)10:00AMまで】ニットフェア開催中です!
ベストやプリーツスカートなど、人気アイテムが対象に。ぜひこの機会をご利用ください♩
お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント!
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。
【動画】北欧をひとさじ・秋
照明ひとつでムード高まる。森百合子さんの、おうち時間を豊かにする習慣(後編)