【スタッフコラム】週に1度だけ。22時から30分だけ。ルーチンにしたらスッキリ!したこと。
編集スタッフ 二本柳
文・写真 スタッフ二本柳
ルーチンって悪いことばかりじゃない。
「ルーチンワーク」「ルーチンを繰り返す」…… ルーチンという言葉にまつわるイメージには、比較的マイナスな意味をもつものが多いですよね。
でも、最近よく思うんです。ルーチンって意外と必要!
決まりきったこと(=ルーチン)というものがあるからこそ、その一方で新しいことに取りかかるような、正直言って疲労度高め(笑)のアクションも起こすことができる。「何はともあれコレを繰り返す」というものに頼りたくなることがあります。
そこで、今日はわたしがルーチンにしてみたことで「良かった」と実感していることを、2つご紹介させてください。
(1)水曜日だけは一緒に夕飯を食べる。
わたしは現在2人暮らし。お互い仕事をしています。
クラシコムは18時退社が徹底されているので、わたしは帰宅が早いのですが、パートナーの方はというと仕事柄ほぼ毎日終電帰り。さらに朝の出社はわたしの方が1時間以上早いということもあって、週末以外は会話をする時間がほとんどありませんでした。
だから気がつくと、頻繁に連絡を取り合っている友人よりも、一緒に住んでいるパートナーの方がわたしの日常をよく知らない。わたしも彼の日常をよく知らない。そんな状態になっていることに気がつきました。
毎日起こる面白いことだったり、悩み事は山ほどあるのに。悲しいかな、1週間もあれば大抵のことって風化されていくんですよね…。週末がやってくる前に、色々なことが忘れ去られていくという感覚でした。
それはそれで良いじゃないか、という意見ももちろんあると思います。
でも、以前、最寄り駅から自宅へ帰る道でわたしの後ろを歩いていた夫婦の会話がずっと耳に残っていました。「今日お昼で食べた明太フランスがすごくおいしかったんだ」「それならもっと美味しいのがどこそこにあるよ」そんな他愛もない会話に、とても心があたたかくなったんです。
週末になると、仕事中やアフターファイブで起こった内容ってわざわざ口に出さない。でも、些細でつまらないような日常の出来事にこそ、お互いを知る要素が含まれているんじゃないかなあ…。
そんなこんなで、平日も1日だけどうにか一緒に夕飯を食べよう!どんなに遅くなっても食卓を囲もう。ということでルーチン化することになりました。
毎週水曜日。そう決めて、その日はわたしも気合いを入れて夕飯を作っています。
そしてそう決まると、良かったのは会話の面だけではありませんでした。
それまでなんとなく心に引っかかっていた「彼の健康面は大丈夫なのか?」「わたしは早く帰れてるのに、こんな楽して良いのかな?」といったモヤモヤがすっきり解消。少なくとも水曜日は野菜をたっぷり食べているからOK!という具合に、それ以外の平日も気持ちがラクになりました。
(2)22時から30分、翌日のことを考える。
2つめのルーチンは仕事のこと。
わたしは、段取りが非常に苦手…という自覚がありまして。。だからオフィスから出ても頭の中は「(多分)やらなくちゃいけない」アレとコレとソレが、いつもぐるぐる頭の中をめぐっている状態。
漠然と「やらなくちゃ」と考えているから、いつも何かに追われているようで、キュッと胸が締め付けられるような気持ちが常なのは前職のときからずっとそうでした。
でもいい加減そんな自分を変えなくては…と、「なんとなく追われている」ことをやめるために、ルーチンを取り入れました。
22時から30分だけは、テレビのスイッチも消して翌日のことをしっかり考える。必要であれば具体的に手を動かして準備する。でも30分だけ。
そう決めてしまったら、その時以外は余計な心配をしなくてOK。何のためらいもなくTO DOは忘れ去る!すると、平日うんうんと縮こまっていた時間が、カフェで雑誌を読んだりイベントへ行ったり、インプットの時間へ変わるようになりました。
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ルーチンって使い方によっては案外いいものです。
何の驚きもない、決まりきった作業。それがあると、その他の時間の「自由」さが浮き立ってくるように思います。
みんなのルーチンってどんなことがあるんだろう?新しいチャレンジングなことよりも、むしろそちらの方をいつか聞いてみたいです♪
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