【自分へのご褒美】第3話:人生をともにしたい家具。このテーブルと椅子は未来へのエールでもあった。
自分へのご褒美、今日のエピソードはスタッフ津田の購入した家具。30代に入り、あたらしく購入したテーブルと椅子にどんな思いがこめられているのか、楽しんでお読みください。
「おばあちゃんになっても使いたい、テーブルと椅子」
スタッフ津田編
▲試しに座っているところ。テーブル/ercol、椅子/lewis
この家具を選びとった「直感」
このテーブルと椅子は最近購入したものです。ごほうびと言うよりも、未来の自分への買い物と言えるかもしれません。
というのは、この家具をえらぶときに「長くつかいたい」と思ったから。これから先、人生のなかでどんなことが起こるかはわからないけれど、おばあちゃんになったときにこの家具がそばにあったらいいなと。
だからじっくり選ぼうと、その日は家具屋さんの多い通りを、デザイン、サイズや予算のことを考えながら何軒も見ていったんです。けれど最終的に一番頼りになったのは「直感」でした。
もっと座り心地がいいものもあったし、予算も実はすこしオーバーしていたのですが、この椅子とテーブルに完全にノックアウトされてしまって。そんな選び方でいいのかな、とも思ったけれど結果的に「今のわたしにもフィットしてくれて、年齢を重ねても使えるような形や色」におさまっていたんです。
ソファはファブリックで雰囲気を変えられるし、机は半円型にも円型にもできるタイプなので、家のいろんな場所で使える形。リペアや役割をかえることで、長く付き合えそうだとわかったことも、この買い物に背中をおしてくれたような気がします。
今と未来の自分へのご褒美になった
この椅子に座ってテーブルに毛糸を置いて、編み物とかしているのかな、していたらいいな・・・と妄想をしています。今はまだ椅子の座面を張り替え中なので、家にないのですが届くのを待っているのも楽しみな時間です。
実は今までこんなふうに考えて買い物をしたことがありませんでした。この先の人生、いっしょに長くいたいなあと思える家具えらびは、とっても貴重な選択で、いいご褒美になりました。
▲最近はじめた編み物。まだまだ下手ですが頑張っています。
長い目でえらばざるを得ないのが、家具ですよね。スタッフ津田の「おばあちゃんになっても」という視点は素直にいいなと感じました。
どんな人生を送っているのかなんて分からないけれど、いまの自分から未来の自分へのエールのようですよね。津田は布を張り替えて届くのが楽しみでならないようです。
次回は、作家・エッセイストの大平一枝さんに、自分へのご褒美を教えていただきました。お楽しみに!
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