【朝の過ごしかた】手作りジャムとお花の水換えで、「よし。今日もがんばろう!」(増田由希子さん)
朝を気持ちよく過ごすための習慣や、定番朝ごはんメニューを5名の方にお聞きしました。本日は、フラワースタイリストとして日頃から早起きの増田由希子さんが登場。朝からお花の水を換えてあげることで自分の気持ちもリフレッシュしているようです。
編集スタッフ 二本柳
写真 増田由希子
増田由希子さんの、ていねいな朝時間。
連載「夏のためのお花」(記事はこちら)で、清涼感ある素敵なお花のしつらいを提案してくださったフラワースタイリストの増田由希子さん。
その際に撮影のためお邪魔したご自宅は、選びぬかれた家具や食器、北欧雑貨などが並ぶおしゃれなインテリアでした。日々お花と向き合うなかで研ぎすまされてゆく感性が、増田さん自身の暮らしの中にも宿っているようです。
そんな増田さん、職業柄、朝はとても早起き。
なるべくササッと時間をかけずに済ませる朝ごはんも、簡単ながら丁寧な暮らしぶりが伝わるものでした。
朝の時間割
4:00 起床後、一杯の水を飲む
4:05 洗濯機のタイマーを設定し、朝ごはんを準備
4:20 朝ごはん
4:40 身支度
5:00 花市場へ出発
6:15 花市場到着、仕入れ
9:30 帰宅
9:35 洗濯物を干す
9:50 花の水揚げ、水換え
10:20 畑で野菜の収穫、庭の草木に水やり等
※こちらは週に3回程の、「花市場へ買い出しに行く日」のタイムスケジュールです。
定番の朝ごはん
平日メニュー
・地元の天然酵母パン
・季節のフルーツ
・ヨーグルト
・自家製ジャム
・ミルクティー
そこに卵料理やベーコン、ソーセージなどが日によってプラスされます。
母の影響でジャムを手作り。
苺の季節になると、母はいつも決まってジャムを作ってくれました。私がジャムを手作りするようになったのも、そんな母親の影響です。
昔は今のようなプレザーブドスタイル(果実の原形を残したもの)ではなくて、しっかりとかためのジャムでしたが、作り立てはやっぱり美味しくて…
そのため苺、マーマレード、ブルーベリーのジャムはずっと作り続けてきましたが、今のように様々な果物で作るようになったのは最近のこと。数年前に洋菓子屋さんのシェフが開く教室で、ジャムの作り方を教わってからです。
その教室では、「旬の果物は新鮮なうちに加工すると美味しいジャムができる」と教わりました。
脳が目覚めるのは紅茶。
朝の紅茶は中学生の頃からずっと続けてきました。
専門店で働いたこともあるのですが、紅茶は体をあたためるだけでなく、脳を目覚めさせてくれる効果があるそうで。
ちなみに飲むのは、毎日決まってセイロンとアッサムのブレンド。
同じ紅茶を飲み続けているとその味が基準になるので、他のものを試したときに味の違いが分かるようになったんです。
紅茶は濃いめに、たっぷりのミルクと一緒に飲むのが定番。夏もホットでいただきますよ。
朝のマイルール
01. コップ1杯の常温水を飲む
朝起きたらまず始めに、忘れず水分補給を。
私は冷え性なので、起きたばかりの体温を上げるために常温のお水を飲んでいます。特に寒い冬の時期は、白湯を飲むようにしていますよ。
02. お花と一緒にリフレッシュ
お花の水を新しく換えてあげることで、自分の気分も一緒にリフレッシュ。「今日1日がんばろう」という気持ちになってきます。
それから水を換えるときは合わせてお花を生け直しているんです。
昨日とは違う、新たなお花の表情を発見することで、自分自身も昨日とは違った角度で物事を見ることができるかもしれない…と、そんな気づきを与えてもらうことが多いですね。
まだ空っぽの朝だから、体と心を研ぎすます。
「朝の過ごしかた」第四弾は、フラワースタイリストの増田さんに登場いただきました。
朝は、頭も体も、心まで “空っぽ” に近い状態ですよね。昨日のことは長い眠りで一旦リセットされ、新しい自分がいるような。
そんな朝だからこそ、増田さんは季節の果物を積極的に取り入れたり、お花と触れ合うことでリフレッシュされたり… 体や心の声に耳をすませて過ごしているように見えました。
さて、次回は番外編で、当店のスタッフ青木の朝をお届けしたいと思います。どうぞお楽しみに!
(つづく)
こちらの特集も合わせてご覧ください。
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