【バイヤーのコラム】節目の3月。
商品プランナー 加藤
KINTOのトレーMサイズは、カップ&ソーサーをわけて使うのにも良いサイズ。
年度末の3月ですね。新年度へ向けて節目の月です。4月からは新しいスタートを切るという方もいらっしゃるのかもしれません。
この時期になると、私がしみじみと思い出すのが、新社会人になってすぐのこと。勤務地が大阪になったので、社会人スタートと同時に初めての一人暮らしがはじまりました。
トレーのある、ささやかなご褒美時間が好きでした。
小さめだけどマグカップとお菓子のセットが可愛く見えるKINTOのトレーSサイズ。
ひとり生活に慣れると、とりあえずで揃えた食器やインテリアをもう少し充実させたいなという気持ちが沸いてきました。そんなときに活躍してくれたのが木のトレー。
シンプルなマグも、コンビニで買うような普段のおやつも、トレーに載せるだけで不思議と華やかに。高価な器を買うよりも気軽に取り入れるのに、どこかおしゃれ!自分のためにしつらえるお茶時間を、楽しんでいました。
休日をひとり、ゆっくり過ごす時間は、社会人になりたての頃の私にとっては特別なひととき。
仕事の不慣れさが歯がゆい。働くということがどういうことか、どうも掴みきれない。家では慣れない家事にちょっとしたことでつまづく。料理も掃除もちょっとずつしか進まなくって…そんなあれこれを、どうにかこうにか、こなしながら過ごした日々。
だからこそ、小さなモヤモヤを少し忘れられるひとときが、ささやかな自分へのご褒美。大好きなトレーにお菓子を載せて、自分のためにサーブ時間を楽しみにしていたのでした。
自分にとってのフィットはまだまだ模索中。
Sサイズのトレーは、その時々のベストポジションで活躍中です。
あれから約8年(と、書きながら、年月が経つスピードの速さにびっくり…)。お茶時間に活躍してくれた木のトレーは、役割りを変えて活躍中です。こまごまアクセサリーの定位置になったり、雑貨を彩るインテリアになったり。その時その時で必要な役割りを担って、我が家でしっかりと活躍し続けてくれています。
そして私も社会人になってしばらく経ちますが、仕事も暮らしも自分にとってのフィットする形がどんなものなのかは、まだまだ模索中です。
迷いやモヤモヤは、まだまだきっと続いていくのだろうけれど、ちょいとトレーの姿を見習って、柔軟に、その瞬間、自分が思うフィットする形を大切にしたいなと思う、節目の3月です。
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