【ただいま収穫中!】旬の白菜1/4個を使い切り、簡単「蒸し焼き」レシピ
坂ノ途中 倉田
こんにちは!京都から日本全国へ、環境負荷の小さな農業で育てられた野菜をお届けする『坂ノ途中』の倉田です。
寒さが厳しくなり、ほうれん草や小松菜、キャベツなど、葉物たちもぐっと甘みが増すころ。かぶや大根も、しっかりと中が詰まっていておいしいです。
けれども、前回のコラムでご紹介した冬野菜の定番「大根」と並んで、なかなか全部使い切れないと、お客さまから悩みをお聞きすることの多いのが「白菜」。
そこで今回は、白菜の保存方法のポイントや、1/4個を使い切る、おいしいレシピをご紹介します。
白菜の魅力は「味のしみこみやすさ」
右の白菜は「オレンジクイン」という黄みがかった品種。ほかにも、紫色の品種もあります
白菜が日本で本格的に栽培されるようになったのはおよそ100年前のことです。いまでは冬のお鍋やお漬物に欠かせない野菜になっていることを考えると、意外と最近のことですよね。
その魅力はなんといっても、煮込んだ時のとろりとした歯ざわり!クセのない甘みは、どんな味ともよく合います。
水分がとても多いことも特徴のひとつ。火を通すと、水分が葉から抜けてそこに味がしみこみます。だから、少し煮込んだだけでしっかり味が入り、滋味深いおいしさになるんです。
もちろん、生でシャキっとした食感を楽しむサラダもおすすめですよ。
水分が多いぶん、乾燥するとすぐに葉はシナシナになってしまうので、保存するときはラップに包むか、ポリ袋に入れるなどしてください。冷蔵庫では、できれば立てて置いておくのがポイントです。
白菜1/4を一気にぺろり!「白菜と鮭のレモンバター蒸し」
それでは、坂ノ途中スタッフ原田が考えた、白菜を1/4個使い切る蒸し焼きのレシピをご紹介します。私・倉田も大好きでリピートして作っているんですよ!
材料
白菜 1/4個(約700g)
じゃがいも 2個(約200g)
レモン 1/2個
にんにく 1片
ベーコン 40g
生鮭 2切れ
白ワイン 大2
バター 40g(10gと30gに分ける)
塩
胡椒
作り方
[1]白菜は芯と葉に分ける。芯の部分は繊維に沿って薄切り。葉の部分はざく切りにする。 じゃがいもは皮をむいて薄切り。レモンは皮ごと薄切り。にんにくはみじん切り。ベーコンはみじん切り。生鮭は皮を除いて一口大に切って、塩胡椒をふっておく。バターは10gと30gに分け、30gのバターは小さく切る。
[2]フライパンにバター10gを熱してにんにくを炒める。香りが出たら白菜の芯の部分を入れて、軽く焦げ目がつくまで炒める。塩少々で下味をつけ、火を止める。
[3]2の上にベーコンのみじん切りを散らす。その上にじゃがいも、鮭の順で重ねる。鮭の上にバター30gを散らす。
[4]白菜の葉を敷きつめ、レモンを並べる。白ワインと塩ひとつまみをふりかけ、蓋をして弱火で蒸し焼きにする。鮭とじゃがいもに火が通ったらできあがり。
じっくり炒めた白菜の芯の部分はまるで炒めタマネギのようにとろっと甘く、さっと蒸した葉っぱの部分はシャキッとみずみずしい味わいです。
旬のレモンの甘酸っぱい風味がアクセント。今回使った鮭の他に、鱈やアサリなども合います。仕上げに醤油をひとかけすると、ご飯に合うほっこりした味になります。こちらもおすすめ!
寒さで甘みをたっぷり蓄えた白菜のおいしさ、ぜひ味わってみてくださいね。
倉田優香
環境負荷の低い農業でつくられた野菜を全国へ届ける『坂ノ途中』の広報。1984年、福岡県生まれの32歳。もともとは電機メーカーでバイヤーとして働いていたが、1年ほど前に『坂ノ途中』へ転職。広報のほか、東京にある店舗「坂ノ途中soil ヨヨギ garage」、「坂ノ途中soil キョードー」を担当する。いちばん好きな野菜はナス。自己紹介はコチラ。
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